ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

臨床実践塾参加者からのFAT(機能調整療法)に対しての質問と「親子健康教室」

2015-05-11 13:45:47 | 診断即治療と虹彩学
FAT

画像クリックで「肩こりを治すビデオ」




FAT(機能調整療法)は、気功治療みたいなところがあり、「力を入れない」という点にポイントがありますので、アンケートをとることにしたのですが、アンケートの下やメール、あるいはFacebookから質問がありました。

① FATは上手くいく場合といかない場合があります

② FATを使い過ぎると、自分がおかしくならないですか

③ FATは意念(道教での意識を集中させる方法)と同じですか

エネルギー療法では必ず出てくる質問ですが、これには次のような内容で回答しています。

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意念に関してですが、こちらのサイトに書かれているように、「無」を目指していけば問題ないと思います。 つまり、実践塾でも話ましたが、「治してやろう」などと考えずに、正常な状態をイメージするのがいいと思います。

これまでの経験からしますと、ちょっとしたテクニックを使いながら、その人が、その人の自然な状態(自律神経や細胞が自然な状態)になるのを待つだけで治ってしまいます。
こちらから、「凝りを治してやろう」とか、「俺の腕前を見せてやろう」と考えずに、その人の体が本来の状態に戻り、その人が「健康で幸せ」になればいいのです。
人によっては、病気でいるほうが幸せな人もいますので、「治す」と考える必要はないのです。

また、新薬などを使っている患者さんだと、気の流れるのが遅くなったり、あまり効果が出なかったりしますので、その時はその時で、鍼灸なり整体なり、自分の得意とする方法で対応すればいいと思います。
武の術(武術)で使う意念とは違い、医の術(医術)で使うのは、「戦う心」と「癒す心」の違いがある「エネルギーコントロール」ですので、その点ご理解ください。

そのように考えますと、武道系でおかしくなりやすいのは、「相手を倒す!」とか「勝ってやる!」という意識が強く働くからではないでしょうか。
「倒してやろう」とか「勝ってやろう」と考えるだけで、アドレナリンが分泌されて、神経は興奮し、筋肉には緊張が走りますので、それだけでも疲れるわけです。

治療でエネルギー療法を使うときには、患者さんの健康や幸せを願いながら「場の共有」をしますので、何の問題も出ないわけです。
ちょっとキザな言い方をすれば、FATのような治療法は、「愛を目指した行為」になるわけです。(^_^;)

愛を目指した行為は、自分がリラックスした状態になるので、自律神経がスムーズに流れ、内臓の働きも正常になると考えられていますので、自分も健康になれるわけです。

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5月24日(日)の臨床実践塾では、前半に「親子健康教室」を開催して、一般の方々を対象にした「肩こり解消健康教室」を開催しますが、それは「親子の愛」「家族の愛」が基礎にあるので、上手くいくと考えて企画したわけです。

期日:5月24日(日)6月28日(日)12:30~13:30
会場:国際交流センター 電話06-67738182
資格:受験生のいるご家族
定員:20名
費用:1500円
問合せ:06-6773-8322
    もしくは、下記フォームでお問合せください

※当日の14:00から、治療の実技講習がありますので、実技講習参加者も、この健康教室に参加する方もいますので、必要に応じてその方々にも手伝ってもらいます。

※当日はビデオ撮影もしますので、ビデオ出演がいやな方は参加しないか、マスクなどをご用意ください。

※もう一度言います。ビデオ出演がいやな方は参加しないか、マスクなどで顔を隠してください。



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「里山里海と地域再生」:中村浩二、金沢大学特任教授大いに語る:神戸酒心館「酒蔵道場」講演会

2015-05-11 13:36:07 | スケッチ
(スケッチ&コメント)




「里山里海と地域再生」:中村浩二、金沢大学特任教授大いに語る:神戸酒心館「酒蔵道場」講演会

江嵜企画代表・Ken


「里山里海と地域再生」と題して、中村浩二、金沢大学特任教授による講演会が神
戸酒心館「酒蔵道場」で5月9日午後4時から開かれ楽しみにして飛び入り参加し
た。30数名集まった会場の様子をいつものようにスケッチした。

中村教授は、昭和22年(1947)神戸生まれ、県立西宮高校卒と子供のころからなじ
み深い場所で話す機会を頂いたことに感謝したいと冒頭挨拶があった。氏は、京都
大学農学部卒、同大学院で修士号、専門は生態学、昆虫の個体数変動、生物の多様
性、インドネシアでの熱帯の生態学を研究した。金沢大学教授、現在、金沢大学「里
山里海プロジェクト代表」を勤める。

「里山」「里海」とは何か?「日本の里山は農林業の人手により形成された農村の生
態系」、「里海」とは「漁業等の人手により形成され、生産性と生物多様性が高い沿
岸生態系」と定義できるとの説明があった。「里山」と呼ばれる前は「奥山」だっ
た。

水田があり、林があり、山すそに住居が点在する。それが里山。住む人が少なくなり
いのししが出てくる。能登半島にクマが出没するようになった。薪、炭、落ち葉、緑
肥など農家の生活と密着していた。そんな日本の原風景が急激に姿を消している。

里山は国土の40%を占める。石川県ではそれが60~70%と高い。メダカ、ゲンゴロ、ト
ノサマガエル、ホタル、トキ、コウノトリが昔はいた。オミナエシ、フジバカマ、キ
キョウの花が咲いていた。ちょっと前までは農薬を使っていなかった。

里山里海は大規模乱獲により世界的規模で姿を消している。里山の崩壊はグローバ
ル化している。そのため最近では多くの外国人研究者が金沢大学の里山自然学校を訪
れるそうだ。大手商社の三井物産が里山プロジェクトに初期の段階から環境基金を出
し、支援していると聞いた。近い将来里山にビズネスチャンスと見込んだのだろう。

建築家の夫と11年前に東京都から移住してきた「まるやま組」代表の荻野由紀氏は
里山里海の恵みを生かした商品開発に取り組む。漆喰など自然素材を使った家づくり
を手掛けたり、雑穀を加工した「雑穀クッキー」で得た収益金は雑穀の生産者、クッ
キーを焼いた主婦、缶のデザイナーで分け合うと会場で配布された資料にあった。

講演の中で個人の寄付などで里山支援に2,000万、自治体から2,000万の資
金提供があると聞いた。講演の後質問の時間が用意された。「お金の話で心苦しい
が」と前置きして、筆者は4番目に手を上げて「金の切れ目は縁の切れ目。人口が
急激に減少していく。自治体の税収減は目に見えている。そのあたりはどうお考えで
しょうか。」と僭越ながら質問した。

中村教授は「ご指摘のとおりでございます。特に、自治体は里山の重要性について
十分ご認識いただいていない。地道に実績を上げ、物心両面のご支援をいただくよう
努力したい。」と答えられた。収穫の多い講演会に声を掛けていただいた神戸酒心
館、安福幸雄会長にひたすら感謝である。(了)


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