「管理不能」宣言(学校で教えてくれない経済学)
「世界銀行によれば、イラン核協議で合意成立を受けて、イランからの輸出も100万バレル増える。そうなれば原油価格はさらにバレル当たり10ドル下がると見ている。それに追い打ちをかけたのが人民元切り下げだ。中国経済の健全性に市場が懸念を募らせた。」と
最新版ニューズウイーク誌でアリス・ミリケン記者が書いていた。18日付のブルームバーグ電子版で、MarkShenk記者は「原油、金,銅を中心とした商品価格の下落が資源国通貨に深刻な打撃を与えている。資源国通貨が対ドルで下落すればするほど、コストは低下する。それが商品価格を下押しする悪循環が強まっている。」と書いた。一方、18日のNY原油(WTI)は前日比1.8%高、1バレル=42.62ドルで取引された。米国内で原油在庫が4週間連続で減少した」とブルームバーグ、DavidMrino記者は書いた。18日NY金は0.1%安、オンス1,116.90ドルで取引を終えた。
18日、米国株は、米住宅着工件数がよかった為高く始まったが、資源価格下落が進むうちに下げに転じた。特に中国など途上国経済の成長鈍化懸念が出てきた。『中国の動向がニュースの中心。こうした経済情勢や企業決算が安定するまで、株価は行きつ戻りつを続けるだろう』と専門家は見ている。18日NYダウは前日比0.2%、33ドル安、17,511ドルで取引を終えた。18日、NY外為市場では、対円で、1ドル=124.36円、1ユーロ=137.12円で取引された。「9月の米利上げはほぼ織り込まれた。外為トレーダーの関心は世界経済減速というより厳しい問題に移った。シンガポールドルは対米ドルで月初より2.4%安,台湾ドルは2.3%安、南ア・ランド、メキシコ・ペソは1.9%それぞれ下げた。18日、ノルウエークローネ、豪ドルが下げた。ナショナルオーストラリア銀行、外為ストラテジスト、キャビン・フレンド氏は『豪ドルは年末までに1ドル=70セント、来年1~3月期には1ドル=68セントまで下げる』と予測した。」とブルームバーグ、AndireaWong記者は書いた。
19日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」では、バンコクで二度目の爆発が起こったことバンコク政府が発表した黒いナップザックを肩から下した後その場を立ち去る男の防犯カメラによる映像を英BBC,ドイツZDF,フランスF2,豪ABCが紹介。特に観光資源、タイ経済への影響が懸念されると伝えた。事故後7日目を迎えた天津での爆発事故については中国CCTV,香港ATV,韓国KBSが伝えた。中国CCTVは「114人が死亡、このうち83人の身元が確認された。重大な規律違反が行われていたことが分かり関係者10名の身柄を拘束した。」と伝えた。ドイツZDFはドイツ連邦議会で、ギリシャ支援をめぐって、与党キリスト教民主同盟の中で造反者が増えていると伝えた。造反者は「返済不可能だとわかっていながらギリシャ支援は出来ない』との立場である。ここへ来てギリシャにトルコ経由の大量の難民流入問題が起っている。近着のニューズウイーク誌によれば「シリア人やアフガニスタン人が、対岸のギリシャ、コス島で難民認定の基本登録をしてもらい、他のEU諸国に移動する狙いがある。コス島のキリッツイ市長は『もはや島は管理不能だ』と話した」と書いた。一方7月の関空国際線の外国人旅客数は96万人、日本人47万人の倍となった。(了)
「世界銀行によれば、イラン核協議で合意成立を受けて、イランからの輸出も100万バレル増える。そうなれば原油価格はさらにバレル当たり10ドル下がると見ている。それに追い打ちをかけたのが人民元切り下げだ。中国経済の健全性に市場が懸念を募らせた。」と
最新版ニューズウイーク誌でアリス・ミリケン記者が書いていた。18日付のブルームバーグ電子版で、MarkShenk記者は「原油、金,銅を中心とした商品価格の下落が資源国通貨に深刻な打撃を与えている。資源国通貨が対ドルで下落すればするほど、コストは低下する。それが商品価格を下押しする悪循環が強まっている。」と書いた。一方、18日のNY原油(WTI)は前日比1.8%高、1バレル=42.62ドルで取引された。米国内で原油在庫が4週間連続で減少した」とブルームバーグ、DavidMrino記者は書いた。18日NY金は0.1%安、オンス1,116.90ドルで取引を終えた。
18日、米国株は、米住宅着工件数がよかった為高く始まったが、資源価格下落が進むうちに下げに転じた。特に中国など途上国経済の成長鈍化懸念が出てきた。『中国の動向がニュースの中心。こうした経済情勢や企業決算が安定するまで、株価は行きつ戻りつを続けるだろう』と専門家は見ている。18日NYダウは前日比0.2%、33ドル安、17,511ドルで取引を終えた。18日、NY外為市場では、対円で、1ドル=124.36円、1ユーロ=137.12円で取引された。「9月の米利上げはほぼ織り込まれた。外為トレーダーの関心は世界経済減速というより厳しい問題に移った。シンガポールドルは対米ドルで月初より2.4%安,台湾ドルは2.3%安、南ア・ランド、メキシコ・ペソは1.9%それぞれ下げた。18日、ノルウエークローネ、豪ドルが下げた。ナショナルオーストラリア銀行、外為ストラテジスト、キャビン・フレンド氏は『豪ドルは年末までに1ドル=70セント、来年1~3月期には1ドル=68セントまで下げる』と予測した。」とブルームバーグ、AndireaWong記者は書いた。
19日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」では、バンコクで二度目の爆発が起こったことバンコク政府が発表した黒いナップザックを肩から下した後その場を立ち去る男の防犯カメラによる映像を英BBC,ドイツZDF,フランスF2,豪ABCが紹介。特に観光資源、タイ経済への影響が懸念されると伝えた。事故後7日目を迎えた天津での爆発事故については中国CCTV,香港ATV,韓国KBSが伝えた。中国CCTVは「114人が死亡、このうち83人の身元が確認された。重大な規律違反が行われていたことが分かり関係者10名の身柄を拘束した。」と伝えた。ドイツZDFはドイツ連邦議会で、ギリシャ支援をめぐって、与党キリスト教民主同盟の中で造反者が増えていると伝えた。造反者は「返済不可能だとわかっていながらギリシャ支援は出来ない』との立場である。ここへ来てギリシャにトルコ経由の大量の難民流入問題が起っている。近着のニューズウイーク誌によれば「シリア人やアフガニスタン人が、対岸のギリシャ、コス島で難民認定の基本登録をしてもらい、他のEU諸国に移動する狙いがある。コス島のキリッツイ市長は『もはや島は管理不能だ』と話した」と書いた。一方7月の関空国際線の外国人旅客数は96万人、日本人47万人の倍となった。(了)