ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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米4~6月GDP改定値3.7%増へ上方修正受けて、NYダウ365ドル高、NY原油、10%高、

2015-08-28 10:14:12 | 経済学
バレル42.56ドルへ反発(学校で教えてくれない経済学)


4~6月期の米GDP改定値が速報値の2.3%増から3.7%増へ上方修正された。ただ、企業投資が増えた半面、在庫が拡大したと27日付WSJ紙電子版でJeffreySparshiott記者は書いた。28日付ブルームバーグニュース電子版でShobhanaChandra記者は「4~6期の米GDPが上方修正された。個人消費や企業の投資が増えた。JPモルガン・チエース、チーフエコノミスト、マイケル・フェロリ氏は『米経済は堅調なようだ。内需は幅広い分野で上向いている』と語った。個人消費は3.1%増、速報値は2.9% 増だった。1~3月は1.8%増だった。個人所得が1~3月が498億ドル増へ56億ドル上方修正、4~6月は477億ドル増加した。政府支出は5年来最大の2.6%増加した。可処分所得は1.3%増、1~3月は3.9% 増だった。貯蓄率は4.8%、1~3月の5.2%から減少した。」と書いた。

4~6期の米GDP上方修正を受けてNYダウは、一時1%増の場面もあったが、持ち直し前日比2.3%365ドル高、16,654ドルで取引を終えた。NY債券市場では、GDP上方修正、株高を受けて3日続落、10年債利回りは2.191%へ上昇した。NY外為市場では、GDP統計上方修正と先週の米週間新規保険申請件数が3週間ぶりの低水準に減少、米経済に対する楽観論を強めた。ドルは他通貨に対して3日続伸、ドルは対ユーロで0.5%高、1ユーロ=1.1259ドルで取引された。対円では1ドル=121.12~14円、1ユーロ=136.17~22円だった。円相場は対ドルで一時、1ドル=121.40円まであった。27日のNY原油(WTI)は米GDP 上方修正で原油需要が伸びるとしてバレル当たり3.96ドル、10% 越える大幅高で42.56ドルへ回復した。一方、NY金相場は、安全資産として見直しでこのところ上げていた金相場は一転して売られ4日続落、オンス1,122.60ドルで取引を終えた。米景気堅調を材料に産業用需要が50%を占める銀相場が2.6%高、プラチナが2.6%それぞれ上昇した。

28日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアテレビは、この日NY原油急反発を取り上げ、ルーブル相場が原油に連動して反発したと原油相場の動向に対する関心の高さを示した。ロシアテレビは、ロシア訪問中のエジプト,シシ大統領と会談、エジプトと原子力発電所建設で合意するなどロシア、エジプト間の関係を益々緊密強化していくと語ったと伝えた。27日開かれたロシア航空ショーには米ボーイング、エアバス社も参加、ボーイング社のスポークスマンが「欧米によるロシア制裁下にあるが、ボーイングの航空機の部品の30%はロシア製部品が占めている。ロシアとの関係は今後も変わらない」とロシアテレビのインタビユーに答えていた。

NHK/BS「ワールドニュース」は連日、難民問題を取り上げている。28日放送ではフランスF2は異臭がするオーストリーからドイツに向かう小型トラックの中から50数名の遺体が発見された。箱詰め状態で運ばれた難民が排気ガスで一酸化中毒死したとみられる。27日、ウイーンで欧州首脳が集まり難民問題を討議したが結論は出なかった。失業率はフランスは10.2%ドイツは4.7%と最低。ドイツを目指す難民は今後も続くと解説していた。(了)

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