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米FOMC,ゼロ金利政策継続決定、NYダウ一時200ドル上げたあと不安人気増幅で前日比65ドル安

2015-09-18 09:57:47 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「米FRBは17日、今後数年間の年間の金利見通しを下方修正した。大多数のメンバーは年内利上げは可能だと考えている。FRB理事及び地区連銀総裁17人の内、13人は引き続き年内利上げできると信じている。3人が来年の利上げを望んだ。1人は動くのは2017年がよいとした」と18日付WSJ紙電子版でMichaelS.Derby記者は書いた。18日付ブルームバーグ電子版でChristopherCondon記者は「米FOMCは16,17両日開いた定例会合後の声明で、政策金利を据え置いたと発表した。低インフレ状況の長期化や世界経済成長の不透明な見通し、最近の金融市場混乱を背景に利上げを見送った」と書いた。

FOMC会合の記者会見は日本時間午前3時半から始まり4時25分まで続けられた。CNBCテレビは生中継した。テレビ画面右隅にNY株価、為替、原油、金相場が次々刻々上下に動いた。NYダウは声明文が出た後急落、後徐々に値を戻し、一時200ドル近くまで上げたがあと失速、前日比0.4%、65ドル安の16,674ドルで取引を終えた。NY債券市場では2年物米国債が0.73%低下、今年3月18日以来最大の下げとなった。ブルームバーグDanielKruger記者は「FRB声明の中身は超ハト派寄りだった。」と書いた。NY外為市場では、FOMCの利上げ見送りを受けてドルが売られた。対円では1ドル=120.15~19円1ユーロ=137.21~27円で取引された。NY原油(WTI)相場は、利上げは見送られたが米国内の需給はそれほどよくないとして売られ、前日比0.5%安、46.90ドルで取引を終えた。NY金は「米FOMCが利上げを見送ったため、不透明感が強まり、逃避目的の金買いから0.9%高、オンス1,131.72ドルで取引を終えた。投票メンバー9人中8人が利上げに反対、ゼロ金利を解除しなかったことで、市場では、世界経済の先行きにむしろ不安感が強まった。

18日放送のNHK/BS「ワールドニュース」では韓国KBSがトップで日本国会で安保法案が参院を可決した。子供連れの母親が『平和憲法を諦めてはいけない』と訴えたと伝えた。
シンガポールCNA,香港ATVも大きく取り上げた。一方、7時台放送のNHK/BS「キチャッチ!インサイト」で、現在、韓国の若者の失業率が10%を超えた。韓国の大学卒の2人に1人が就職できない。韓国で今、日本企業人気が高まりを見せている。韓国人大学生を高く評価する日本企業も増えてきている。来週就活セミナーが韓国で開かれると伝えていた。

中国CCTVは習近平国家主席の訪米を控えて、一部に中米間に対立はあるが、ウインウインの関係が鉄道建設、環境整備、エネルギー共同開発などで急速に増えているとアッピールしていた。一方、難民問題では英BBCが、ハンガリーが国境閉鎖の強硬手段に出た結果、新たなルートとして生まれたクロアチア経由でオーストリア、ドイツを目指す難民が6,000人を超えクロアチア政府は窮地に立たされていると伝えた。米ABCは大統領候補者によるテレビ討論会で世論調査ではトップを走るトランプ候補が集中非難を浴びたと伝えていた。

17日南米チリ沖でM8.3大地震が発生した。世界的な火山活動活発化で油断できない。(了)

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