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米FOMC控え市場様子見、夏休み状態、一方、ドイツ政府は一時的に国境管理強化を発表、

2015-09-15 10:51:59 | 経済学
豪アボット首相辞任(学校で教えてくれない経済学)


国際決済銀行《BIS》は、13日発表した四半期報告書で世界経済が抱える多くの問題点を指摘、中でも①中国の経済成長の減速、②ドル高、③企業のドル建て債務が新興国の脅威になっているとレポートしたと14日付WSJ紙電子版でBrianBlackstone記者が書いた。同紙のHarrietTory記者、JonHilsenrath記者は「世界の中央銀行は、利下げで金融危機に対処して7年になる。しかし、利下げした全ての国は利上げ前の水準に戻そうと試みたがユーロ圏もスエーデンもイスラエル、カナダ、韓国、オーストラリア、チリなど、どの国ひとつとして目指した水準まで金利を上げ続けることが出来なかった。このことは10年ぶりの利上げを検討するにあたって米FRBの教訓となる。」と書いた。

15日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」放送のブル‐ムバーグニュースキャスターは「14日NYダウは先週末比62ドル安、16,370ドルで取引を終えた。FOMC会合を控えて夏休み状態の市場だった」と前置きして「中国国家統計局が13日発表した今年1~8月の固定資産投資の伸び率が10.9%増と2000年の通年の9.7% 増以来15年振りの低水準となったことが株価の重しとなっている」と話した。同番組にゲスト出演したバークレイ証券チ―フエコノミスト、GapenMichel氏は「9月利上げが来年3月の利上げになるだろう。インフレ率低下が進んでいる。ドル高、商品相場下落が背景だ。」と話していた。NHK/BS「キチャッチ!インサイト」{経済情報}で三井住友銀行、山下えつ子氏は「市場はFOMCを控えて警戒感が強く中国株も値下がりした。9月利上げは見送られるとみている。そのあといつ利上げするかだが、米国景気は緩やかに回復している。14日、ドル円相場は一時、120円を割った。ただ、その後利上げになればドル相場は戻りを試すだろう。」と話していた。14日、NY外為市場では、1ドル=120.23~28円、1ユーロ=136.05~11円で取引された。NY原油(WTI)は小幅安バレル44.00ドル、NY金は小幅高オンス1,107.70ドルで終えた。

15日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCはカメロン英首相がヨルダン、レバノン難民キャンプを訪れたと伝え「カメロン首相はヨルダンには63万人のシリア難民が収容されたままだ。彼らはシリアに帰りたがっている。英国は難民キャンプに10億ポンド拠出した。シリア内戦の解決なしに欧州の難民問題は解決しない」と語る様子を映していた。
ドイツZDFはドイツ政府がオーストリアとの国境で入国管理強化を始めた。ガブリエルドイツ副首相は「ドイツが今年受け入れる難移の数は100万人と予測している」と伝えた。フランスF2は「ドイツはオーストリア国境で一時的に難民流入を抑える措置を打ち出した。ドイツの決定を受けて、オーストリア、チエコ、スロバキア、ハンガリーが国境閉鎖に踏み切った」と伝えた。豪ABCは「アボット首相が与党・自由党党首選挙でアボット氏44票、ターンブル氏54票の結果、アボット首相は辞任、ターンブル氏が新首相に就任する」と伝えた。米ABCはカリフォルニアでの山火事が頻発、住居が炎につつまれる様子を映していた。ロシアテレビはエストニア農民がEUの対ロシア制裁で主輸出先のロシアへ酪農産物が出せず政府抗議のデモを行ったと伝えた。世界では日々騒がしい事態が続いている。(了)

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