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米金融関係者の年内利上げ発言受けてドル上昇、NYダウ125ドル高米国経済回復期待を材料に

2015-09-22 09:29:00 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「独VWの株価が21日、フランクフルト市場で23%急落、時価総額の4分の1が失われた。ウインターコルンCEOはVWが米国の排ガス規制検査で長年にわたって不正をおこなっていたことを認め、社会の信頼を裏切って大変申し訳ないと謝罪した」と21日付ブルームバーグ電子版でNaomiKresge記者が書いた。米環境保護局(EPA)は18日、当局による検査時のみ排気ガスをコントロールする機能がフル稼働するソフトウエアがVWのディーゼルエンジン車に搭載されていたと発表した。21日NY市場でもVW株は21%急落した。しかし、全体としては値上がりNYダウは、米金融当局者の相次ぐ発言で、米国内経済成長へ楽観的見方が広がりNYダウは0.8%,125ドル高、16,510ドルで取引を終えた。22日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」出演のブルームバーグキャスターは「VWともあろう会社が長い間、意図的に不正を働いていた。相場低迷は長引くだろう。先週米国株は利上げ見送りで値下がりした。週が明け利上げ発言を歓迎して相場は反発した。」と話した。

21日、NY外為市場では米アトランタ連銀、ロックハート総裁は年内利上げを確信していると話した。サンフランシスコ連銀、ウイリアム総裁、セントルイス連銀、ブラード総裁、リッチモンド連銀、ラッカー総裁も、米失業率低下や米景気回復を指摘、年内2回のいずれかのFOMC会合で利上げを決定する論理的根拠を説明した。ドルは対ユーロ、その他の通貨に対しても値上がりした。対円では1ドル=120.52円、1ユーロ=134.87円で取引された。NY金相場は、米金融関係者の相次ぐ発言を受けて、年内利上げへの警戒感が強まり、前週末比0.4%安、オンス1,132.80ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)は米リグ(掘削装置)稼働数が3週連続の減少を材料に同4.5%高、バレル46.68ドルで取引を終えた。

一方、21日付WSJ紙電子版で、9月20日投票のギリシャ総選挙で与党・急進左派連合(SYRIZA)が勝利、チプラス氏(41)が首相に返り咲くことになるとNektariaStamouli記者が書いた。21日ブルームバーグ、MatthewCampbell記者は「ギリシャ総選挙でチプラス氏のSYRIZAが第一党の座を守ったが得票率は35.5%、定数300の議会で単独過半数に届かなった。米エール大学、スタティス・カリバス教授は『今度の政府は、以前はかたくなに拒んでいた一連の厳しい財政・構造改革の実行が任務になろう』と語った」と書いた。
NHK/BS「ワールドニュース」でフランスF2はチプラス氏は保守と連立を組んでギリシャ債務問題と取り組むことになると短く伝えた。英BBCは22日朝の放送で、英オズボーン財務相は訪問先の中国で、英国が英国内での原子力発電所建設で20億ポンドを中国系資本に投資すると発表した。これはエネルギー供給の一端を中国にゆだねることになる。近々、ボーリング開始式に中国首脳が訪れることは既に決まっていると伝えた。中国CCTVは9月22日、習近平主席として国家主席就任後はじめて米国を訪問する。両国に存在する食い違いを埋めてこそ真の友人である。率直に意見交換する機会が生まれる。経済貿易協力、環境、健康投資拡大が期待されると伝えた。ロシアテレビはイスラエル、ネタ二エフ首相がプーチン大統領と会談した。シリア問題でロシアの援助の必要性を証明したと伝えた。(了)

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