西宮神社「例祭」風景
江嵜企画代表・Ken
西宮神社「例祭」が9月22日、午前10時から同神社本殿で開かれ、本殿前に用意さ
れたイス席からスケッチした。例祭参加は今回が初めてだった。9時40分までにはご
参集くださいと案内のはがきもあってか、待合場所となった西宮神社会館は既に満席
状態だった。
神社会館前に用意された場所で巫女さんにいただいた水で手を清めたあと本殿に向
かった。祭礼は正10時にド~ンという太鼓を合図にはじまった。正直祭礼をスケッチ
することがこの日の大いなる目的の一つである。右隅の横笛、笙の笛、太鼓の順に
座った神官からスタートした。
神官のおひとりが本殿の庭を参拝客を左に進み、本殿に向かい、本殿前で本殿を左
に見ながらすすむ。本殿右の神殿の前で祝詞を上げる様子を描き込んだ。ほどなく宮
司、吉井良昭氏が本殿に拝礼に合せて、参拝客が柏手を打って拝礼。お直り下さいと
合図。あと宮司先導で他神官6名が先の本殿右の神殿に着席したところを画面に描き
込んだ。
祝詞、拝礼、柏手、拝礼が繰り返された。暫時あって、神様にお供えの品々が一つ
づつ神官によって運ばれる。二人の神官が対になっている。向かって右から供物を奉
げもって本殿祭壇まで持ってくる。待機する神官が受け取る。受け取った神官は神棚
にお供えする。それを供物の数だけ繰り返す。終わりから二番目に鯛の姿が見えた。
やがて琴の演奏が本殿前の庭で始まった。ご婦人がお二人で琴をひき、尺八と琴の
合奏が15分ほど続いた。この間約1時間20分だった。このあと本殿の屋根とバックの
楠を描き込みスケッチを締めた。
参拝者は西宮神社会館へご参集くださいとのアナウンスが聞こえた。あと所用があ
り家路についた。次回はスケッチなしで例祭に集中して参拝したい。(了)