ドイツ銀行が先週末、18,000人のリストラを発表した。大規模なリストラは証券部門切り捨てが主目的となる。9日朝放送のドイツZDFは「ドイツ銀行は投資銀行から150 年前の誕生当時の貸出業務主体の本来の銀行に戻ることを決めた。」と伝えた。ブルームバーグ電子版は8日付の記事で「シドニーからムンバイまでアジアで証券部門の人員を既に半減、さらに25%削減する計画だ」と匿名希望の関係者が語った」と伝えた。週明けのアジア市場では上海総合2.8% 安,韓国総合2.0%安、インド2.0%安、香港ハンセン1.5% 安、東京1.0%安と軒並み値下がりした。欧州市場ではリストラ効果期待からドイツ銀行株が4.4%急騰したがあと5.7%急落した。8日付のWSJ紙電子版は「ドイツ銀行は投資銀行からの離脱を決めたが、投資業務切り捨ての結果、収益を上げる余地はほとんどない」と切り捨てた。
一方、週明け8日のNY市場は米中貿易休戦発表後の期待感が後退、さらに6月米雇用統計が予想外に増加したあと米FRBは利下げを①急がず②小幅にとどめるとの観測が強まった。NYダウは114ドル、0.4%安、26,806ドル、ナスダックは8,098、0.8%安、S&P500は0.5%安と揃って値下がりした。米利下げ効果が世界景気の後退で相殺されると8日付のブルームバーグ電子版が書いた。ブルームバーグ電子版は「銅相場が4月高値から11%下落した。銅相場は世界経済のモメンタム(勢い)を示す指数として参考とされる」と書いた。NY外為市場は、様子見、1ドル=108.76円、1ユーロ=121.93円で取引された。NY原油(WTI)はバレル57.43ドル,NY金はオンス1,396.15ドルと共に小幅に下げた。
9日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「ドイツ国内で難民に対して人道的見直しの必要性を唱える動きが連立与党のCSUで出て来た。2015年当時難民1,000に対して死者の数は4人だった。それがここへきて21人へ増えているからだ。ただ、ドイツのための選択肢AfDは「移民は即アフリカに送還すべきだ」との見方を変えていない」と伝えたあと「ドイツ銀行が先週末、大ナタを振るい大幅な行員縮小計画を発表した。人員削減対象は海外部門に限定する。国内には手を付けないと先に組合との話し合いで合意されたからだ。150年前の普通の銀行に戻る。ドイツ銀行は1ユーロの利益を上げるために92.7セントを投資していたことを止め47セントで1ユーロ稼ぐと発表した。」と伝えた。
9日朝放送のドイツZDFは「トゥスクEU大統領、ユンケルEU委員長、ゼランスキー、ウクライナ大統領と会談、ミンスク合意履行、ロシア国境東部2州の戦闘停止に向けて対応することを確認した。EUは900億ユーロ支援を約束済み。ゼランスキー大統領はテレビ放送でプーチン、ロシア大統領に「対話こそ問題解決の武器だ」と呼び掛けた。ロシアからいまのところ応答は来ていない」と伝えた。9日朝放送のロシアテレビは「ゼレンスキー大統領は、プーチン、トゥスク、ユンケル、ゼレンスキー4者会談を要請して来た。ぺスコフ、ロシア大統領報道官は「ゼレンスキー提案を検討する」と答えた」と伝えた。英BBCは「英次期首相が決る投票が2週間後に迫った。どちらが首相でも難問山積だ」と伝えた。(了)
一方、週明け8日のNY市場は米中貿易休戦発表後の期待感が後退、さらに6月米雇用統計が予想外に増加したあと米FRBは利下げを①急がず②小幅にとどめるとの観測が強まった。NYダウは114ドル、0.4%安、26,806ドル、ナスダックは8,098、0.8%安、S&P500は0.5%安と揃って値下がりした。米利下げ効果が世界景気の後退で相殺されると8日付のブルームバーグ電子版が書いた。ブルームバーグ電子版は「銅相場が4月高値から11%下落した。銅相場は世界経済のモメンタム(勢い)を示す指数として参考とされる」と書いた。NY外為市場は、様子見、1ドル=108.76円、1ユーロ=121.93円で取引された。NY原油(WTI)はバレル57.43ドル,NY金はオンス1,396.15ドルと共に小幅に下げた。
9日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「ドイツ国内で難民に対して人道的見直しの必要性を唱える動きが連立与党のCSUで出て来た。2015年当時難民1,000に対して死者の数は4人だった。それがここへきて21人へ増えているからだ。ただ、ドイツのための選択肢AfDは「移民は即アフリカに送還すべきだ」との見方を変えていない」と伝えたあと「ドイツ銀行が先週末、大ナタを振るい大幅な行員縮小計画を発表した。人員削減対象は海外部門に限定する。国内には手を付けないと先に組合との話し合いで合意されたからだ。150年前の普通の銀行に戻る。ドイツ銀行は1ユーロの利益を上げるために92.7セントを投資していたことを止め47セントで1ユーロ稼ぐと発表した。」と伝えた。
9日朝放送のドイツZDFは「トゥスクEU大統領、ユンケルEU委員長、ゼランスキー、ウクライナ大統領と会談、ミンスク合意履行、ロシア国境東部2州の戦闘停止に向けて対応することを確認した。EUは900億ユーロ支援を約束済み。ゼランスキー大統領はテレビ放送でプーチン、ロシア大統領に「対話こそ問題解決の武器だ」と呼び掛けた。ロシアからいまのところ応答は来ていない」と伝えた。9日朝放送のロシアテレビは「ゼレンスキー大統領は、プーチン、トゥスク、ユンケル、ゼレンスキー4者会談を要請して来た。ぺスコフ、ロシア大統領報道官は「ゼレンスキー提案を検討する」と答えた」と伝えた。英BBCは「英次期首相が決る投票が2週間後に迫った。どちらが首相でも難問山積だ」と伝えた。(了)