ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NY市場、ヘルスケア株急騰を受けてNYダウ27,000ドル突破、一方、英海軍3隻がイランボートによる英BPタンカー拿捕阻止と英FT紙電子版(学校で教えてくれない経済学)

2019-07-12 09:21:34 | 経済学
11日のNY市場ではダウが227ドル、0.9%高、27,088ドルで取引を終えた。トランプ政権が固執していた米薬価制度見直しの柱であるリべート制度撤廃を決めたと発表後、ヘルスケア関連銘柄が急騰、影響を受ける薬品銘柄の株価急落を払しょく、この日のダウ上昇を支えた」と11日付のブルームバーグ電子版が書いた。ナスダックは8,196と0.1%安、一方、S&P500は2,999ポイントと0.2%小幅高で高値圏をキープした。NY外為市場は小動き、1ドル=108.49円、1ユーロ=122.12円と小幅の動きに終始した。NY原油(WTI)は中東不安を材料に上げたが、米国内の石油供給不安で相殺、バレル60.43ドルと横ばい、NY金はオンス1,405.60ドルと値を保った。

パウエル米FRB議長の利下げ発言が底流で株価を支えている。11日、パウエルFRB議長は前日の下院証言に引き続き7月利下げを示唆した。11日付けの英フィナンシアルタイムズ(FT)電子版は「米FRBは利下げに向けて舵をきった。しかし、一方でインフレ懸念も消えていない。利下げをいつまで続けるのか。どこまで下げるのか。新たな不透明要素の種をまいたと投資家はむしろ先行きを不安視している。」と書いた。11日付けのNYタイムズ電子版は「パウエルFRB議長は11日、米上院銀行委員会で証言し利下げを示唆した。投資家は株以外に選択肢がない。」と書いた。

11日付の英FT紙電子版で「①3隻の英海軍の軍艦がホルムズ海峡航行中の英石油企業BPタンカーを妨害(impede)したイラン革命防衛隊ボートに砲門を向けた。ロウハニ、イラン大統領は「英国タンカーは拿捕されるに値する。英国海軍は戦争の危機を作った」と英国を攻撃した、②トランプ大統領は対イラン制裁を強化すると語った、③ECB(欧州中央委員会)は世界景気の先行き不透明感が強まる中、金融緩和を即行う体制が出来ている(ready and prepared)。国債購入を再開し市場に資金供給する」と発表した、④東欧チェコ、スロバキア、ハンガリー、ポーランドは共同でゼロ金利債券を新たに発行した、⑤日本のハヤブサ宇宙探査機が惑星の岩の採取に成功した」と伝えた。11日付WSJ紙、NYタイムズ紙、ワシントンポスト紙電子版は揃って「ホルムズ海峡航行中の英BPタンカーへのイランの攻撃から守るため英艦船がイランボートに砲門を向けた」と報じた。

11日付のWSJ紙電子版は「①アマゾンは従業員の3分の1の従業員1万人を対象に急速に発達した技術水準に対応するための再教育実施を発表した、②いま、シベリアの凍土が注目されている。温暖化で顔を出したマンモス研究で多くの科学者がエキサイトしている。一方、象牙業者が暗躍を始めた、③中国で3兆ドル規模の不動産投資が土地住宅価格の下落で危機に直面している。中国の自動車販売の12ケ月連続減少や中国経済に影を落とし始めた」と伝えた。11日付けのロイター通信電子版は「香港行政長官キャリー・ラムは「死に体」だが即辞任はない。「香港の自由」と「共産党の権威」のバランスが大事だ。一国二制度を拒否している台湾が来年1月に総選挙を控えていることも背景にある。」と書いた。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする