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NY市場はパウエルFRB議長議会証言待ち、一方、英首相候補、ジョンソン、ハント、テレビ討論で激しく応酬、ハント氏は逆転勝利を狙うかと英BBC(学校で教えてくれない経済学)

2019-07-10 08:25:46 | 経済学
パウエル米FRB議長による米議会証言を10日に控えて様子見、9日のNYダウは22ドル安ほぼ横ばい、26,787ドルで取引を終えた。ナスダックは8,141へ0.4%上げたが、S&P500は2,979とほぼ横ばいで取引を終えた。米債券が売られ利回りが上昇、ドルが買われ、1ドル=108.87円、1ユーロ=122.01円で取引された。NY原油(WTI)はバレル58.42ドルと小幅続伸、NY金はほぼ横ばいのオンス1,399.65ドルで取引を終えた。

10日付のWSJ紙電子版はトップで「ボーイングは9日、記者会見を開き「事故機ボーイング737MAX8型機がここ7年で始めて3期連続新規成約ゼロとなった」と発表した。ボーイング社の業績に深刻な影響が出てくる」と伝えた。近着のニューズウイーク(NW)誌日本版で「駐車場に追いやられた事故続きのボーイング機」の見出しで2ぺ―ジ見開きで写真を掲載「米シアトルの駐車場で車と一緒に並んでいるのは、ボーイング737MAX8型機だ。各国で同機は運航が停止されている。その一方、生産は継続、駐車場はパンク状態。「待機難民」と化した機体は、やむなく従業員用の駐車場に追いやられた。」と書いた。

上記NW誌は「次期EU委員長候補のフオンデアライアン独国防相はトランプに手ごわい相手か」の見出しで「欧州委員会と言えばトランプがかってEUとの貿易交渉を行ってきた相手だ。2018年にNATO諸国の防衛支出が少ないと不満を漏らしたとき「未熟な議論だ」と突き放し「アメリカが対EUの関税を上げれば、EU各国の税収が減り防衛費に回すカネが減る。2つの問題は切り離して議論すべきだ」と発言した。果たしてトランプはライアンに大人の議論が行えるだろうか」と書いた。一方、NW誌は別ページで「ECB次期総裁ラガルドは果たして大胆な金融政策を遂行できるか」の見出しで「ユーロ圏はいま厳しい経済状況に追い込まれている。イタリアの財政状態は相変わらず悪い。彼女は弁護士から政界に転じた。しかも中央銀行の実務経験がない。そのなかで彼女がECB総裁候補に指名されたことはEUの経済と政治が大きく変わりつつある中でECBの存在感が大きく高まって来たことを反映している。ラガルドはIMFのかたくなな緊縮政策を劇的に脱却させ08年の世界金融危機に対処した。ラガルドが政治手腕を発揮できるかが課題だ。」と書いた。

10日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「ドイツのほとんどすべての州で税収減が続く中、社会保障費が増加した結果、特に道路で公共事業に回す財源不足に見舞われている。そのため借金を返すために借金する状況で益々州財政を圧迫している。」と伝えた。ドイツZDFは「スポーツ選手の薬剤による健康被害が深刻化してきている。ドーピング剤として使用されるアナドリークステロイドの使用が常態化していることが分かった。」と伝えた。10日朝放送の英BBCは「次期英首相選出を1週間後に控えジョンソン氏とハント氏がテレビ討論で激論を戦わせた。ジョンソン氏は山あり谷ありの政治経験を経て今回初めてフロントランナーだ。一方、長年多くの閣僚の経験はあるがまさか自分が最後まで候補に残るとは予想していなかったハントは逆転勝利を狙っている。」と伝えた。(了)

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