- 次期日銀総裁に植田和男氏が就任すると見られる。②ムーディはインドのアダニグ
ループの格下げを発表した。③ロシアは西側のロシア産原油制裁に対抗して3月から5%減産を発表した。」と10日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版が伝えた。10日、WSJ紙電子版は「10日のNY市場でダウは上昇、ナスダックは値下りした。週間ベースではダウ、S&P500,ナスダック共に値下がりした。配車サービスのリフトが過去最大の36%値下がりした。ロシアの原油減産発表でNY原油が値上りした。」と伝えた。WP(ワシントンポスト)電子版は「トルコ、シリア地震の死者数が2万3,000人を超えた(トルコ:2万人、シリア。3,300人)」と伝えた。
10日、ブルームバーグ電子版は「①10日、NY市場で米国債が下落、利回りが上昇、ハイテク株に圧力となりナスダックが下落した。市場の焦点は14日発表の米CPIへシフトした。②日銀総裁に植田元日銀審議委員会委員長、副総裁に内田、永見野両氏を起用する。サプライズ人事だ。植田氏の人柄は「寡黙で丁寧」。就任なら「人の話を聞くまとめ役になる。」「ややタカ派寄り。YCC(イールドカーブ長期金利操作)を即放棄しないとの評価だ。岸田政権は「実務が出来る現実家の植田氏に複雑化した運営を託す。③米軍はアラスカ上空の正体不明の飛行物体を撃墜した。米国は軍事航空宇宙プログラムに関係する会社の制裁を発表した。④ロシアが3月から50万バレル/日量減産を発表した。ロシアは10日、過去最大規模の攻撃と伝えられた後、小麦の国際相場が急騰した。⑤アップルは大幅解雇しない。大幅解雇発表したグーグル、アマゾンに対抗する。」と伝えた。
10日、NY市場は33,869ドル、69ドル、0.50%高、S&P500は4,090と8ポイント、0.22%高、ナスダックは11,718と71ポイント、0.61%安で取引を終えた。個別銘柄では配車サービスのルフト(Lyft)が10.31ドル、36.44%安。値下げして顧客獲得を目指す。1~3月の売り上げを500~1500万ドルと発表した。予測の8,360ドルを大幅に下回ったとブルームバーグ電子版が伝えた。恐怖指数VIXは20.53と0.87%低下した。10年債利回りは3.740%と1.54%上昇した。NY外為市場は1ドル=130.38円、1ユーロ=140.29円、1英ポンド=158.41円で 取引された。植田氏が日銀総裁と伝えられた後、一時、ドル円相場は乱高下した。市場との対話の重要性が改めて浮き彫りになった。NY原油(WTI)はバレル79.75ドル、北海ブレント、同86.47ドルで取引された。ロシア減産報道で値上がりした。NY金はオンス1,876.50ドル、ビットコインは2万1,563ドルと1.13%値下がりした。
どうする日本が日々問われている。今回の日銀総裁に植田氏就任のニュースをFTが電子版トップで、ブルームバーグ電子版は多くの紙数を割いて伝えた。植田氏は外国人と対話が出来る人の評価が目だった。世界で海外留学生の数は530万人に上る。内中国人は160万を占める。一人でも多くの日本の若者が短い期間でいい。外国で飯を食った経験をして欲しい。日本人にまま見られる金太郎飴の如き人は稀だと気付くだけでもプラスになるだろう。(了)