(学校で教えてくれない経済学)
「共和党は一層の歳出削減を強く要求続けている。民主党は支出増加をfreese(凍結)すると提案した。両党の溝は埋まっていない。バイデン、マッカーシー下院議長との会談は解決に終わりが見えない。26日、NY株は続落した。」と24日、WSJ紙電子版は伝えた。FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「前回のFOMC議事要旨では米銀行が利上げにより打撃を受けたが、インフレ率は高い。FRB当局は追加利上げが必要かどうかless certain(確実性に乏しい)ことから0.25%利上げを継続した」ことが分った。6月12,13日のFOMCで追加利上げの可能性を残した。NY株は値下りした。」と伝えた。ブルームバーグ電子版は「債務問題交渉が停滞している。NY市場でナスダックが続落した。6月利上げ観測から米長期金利が上昇、ドル買いが再燃した。FRBの利上げ継続観測と米債務上限交渉の時間切れによる米デフォルト懸念からNY株が値下がりした。」と伝えた。
24日、NY市場でダウは32,799ドル、255ドル、0.77%安、S&P500は4,115と30ポイント、0.73%安、ナスダックは12,484と76ポイント、0.61%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは20.03と8.09%上昇した。米10年債利回りは3.749%と1.37%上昇した。NY外為市場では1ドル=139.44円、0.63%高、1ユーロ=149.89円、0.44%高、1英ポンド=172.41円、0.27%高で取引された。NY原油(WTI)はバレル74.14ドル、1.69%高、北海ブレント、同78.25ドル、1.81%高で取引された。NY金はオンス1,960.30ドル、0.72%安、ビットコインは2万6,361ドル、3.14%安で取引された。
25日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①4月の英消費者物価指数は8.7%(3月:10.1%)と鈍化した。ベイリーイングランド銀行総裁は「インフレ率鈍化は歓迎する。エネルギーが下落したが食料品は9.1%と依然高い。インフレ抑制に重点的に取り組む」と語った。ハント財務相は「インフレ率は鈍化したが他の欧州と比べたらまだ高い。」と語った。IMFは「インフレ率が今の半分以下になる必要がある。利下げはまだ早い。」と発表した。英国では食料品の値上りが止まらない。パン、牛乳、卵の値上りがひどい。②歩行できなかったある患者が脳にチップを挿入後歩けるようになった。全ての人に当てはまるかどうか未知数だが今回のように手術をすれば「動けるようになる」という情報は勇気を与える。」と伝えた。フランスF2は「パリでホームレスの一斉退去が始まった。当局はオリンピックとの関連を否定している。」と伝えた。カタール、アルジャジーラは「スーダン、ハルツームでの軍とRSFグループと停戦協定関係なしに戦闘が続いている。」と伝えた。
シンガポールCNAは「習主席は24日、ロシア首相と会談した。ロシアと中国の連携、協力関係が密になると見られる。中国は広島サミットと同じタイミングで東アジア5国との会合を西安で開催した。米国に新中国大使が着任。米中関係は台湾問題、米国の半導体規制問題など貿易政治で最悪の状況にある。」と伝えた。韓国KBSは「韓国福島処理水調査団は東京電力に詳細データ提出を求めた。」と伝えた。「どうする日本」が日々試され日が続く。(了)