画・江嵜 健一郎
連休明けの6日(土)の日本画教室でようやく枝垂れ桜の
色紙の仕上げ近くまで到達した。散る花びらを帰宅して入れて
完成となりほっとしている。
今回の色紙は桜の絵まで猪熊先生にとりあえずはOKが出た。
最後にメジロを入れたら終わりだと軽く考えていた。それが間違い
だった。メジロの羽根だけで4回ダメだしが出た。
教室は午前10時半から午後1時まである。鳥一匹だから軽く上がりだと
考えていた。ところが鳥がなかなか上手く描けない。猪熊先生のスマホから
メジロの写真を当方のスマホに転送いただき眺め眇めつしながら猪熊先生の指導でなんとか仕上げた。
猪熊佳子先生という指導者のお陰である。日本画の縁は森田りえ子先生に
日本画の手ほどきを受けたことに始まる。素晴らしいお二人の師に恵まれ
感謝以外にない。
いつまで続けられるかは神のみぞ知る世界である。好きこそ
ものの上手なりという諺を励みに自分をせい一杯おだてながら
あとしばらく日本画教室の仲間と一緒に日本画を楽しみたい。(了)