(学校で教えてくれない経済学)
①米新規失業保険申請件数が23.9万件(予想:24万・前週:25万)と5週間振りに減少した。雇用主は人員削減を思いとどまっている。16日発表の米FOMC議事要旨が「タカ派だった」ことから債券が下げ利回りが上昇した。NY株は続落した。②米7月の景気先行指数が前月比0.4%減(予想:0.4%減・6月・0.7%減)と16か月連続で減少した。米10年債利回りが一時、年4.3%台へ上昇した。」と伝えた。株価は利上げを一番嫌がる。
ブルームバーグ電子版は「中国は8月10日に日本などに団体旅行規制を解禁した。中国人はコロナ禍前の水準まで回復するのだろうか。コロナ禍中、海南島で世界最大の免税店が出来た。日本に来ないと商品が買えないことはないという見方がある。日本の問題は人手不足だ。日本への海外からの観光客は既にコロナ禍前の80%超まで回復している。」と伝えた。
17日、NY市場でダウは34,474ドル、290ドル、0.84%安、S&P500は4,370と33ポイント、0.77%安、ナスダックは13,316と157ポイント、1.17%安で取引を終えた。恐怖指数VIX葉17.89と6.62%上昇。米10年債利回りは4.284%と0.65%上昇した。NY外為市場では1ドル=145.82円、0.35%安、1ユーロ=158.53円、0.41%安、1英ポンド=185.86円、0.41%安で取引された。1ドル=7.35元超の値下りを中国最高部は注目、介入しているとブルームバーグが伝えた。NY原油(WTI)はバレル80.11ドル、0.93%高、北海ブレント、同83.83ドル、0.46%高で取引された。NY金はオンス1,918.60ドル、0.51%安。ビットコインは2万7,719ドル、3.44%安で取引された。
18日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「ドーバーを渡り年初来延べ2,000超が英国に漂着。沿岸警備隊と移民のイタチごっこが続いている。「1,000ユーロ(16万円)を斡旋業者に払った。話と違い船は3メートルほどで多くが海に落ちて消えた。どうして渡ってくるのかと聞くと「国では目の前で子供が撃ち殺される。運命なんだ。」と答えた。西アフリカからの移民が大部分を占める。」と伝えた。シンガポールCNAは「①タイ、プラユット政権が元不動産王の首相候補を認めた。②日米韓3国首脳会談が米キャンプデービットで18日開かれる。岸田首相は専用機の前で「日米韓が一堂に会する意義は大きい。」と語った。一方、ショイグ露国防相は7月、北朝鮮を訪問、経済、安保両面で友好と連帯強化を確認した。対抗する狙いがある。③中国最大の不動産会社恒大集団が3兆ドルの負債でデフォルト状態だ。不動産業は関連を入れると中国GDPの30%を占める。不動産不況が中国経済全体に波及して来た。」と伝えた。韓国KBSは「ユン韓国大統領が韓米日首脳会談に出発した。米国はインド太平洋問題迄拡大して協議すると見られる。」と伝えた。上海、東方衛視は「中国はオミクロン株の変種、コロナEC5対応をはじめた。」と伝えた。ドイツZDFは「ドイツ軍はイスラエルからArrow3迎撃ミサイルシステムを40億ユーロで購入した。」と伝えた。余談ながら、天然記念物のトキを撮りに豊岡まで出かけたが目が死んでいたので撮らずに帰宅したと素人カメラマンの義弟が昔話していたことを記憶している。(了)