(学校で教えてくれない経済学)
「①米共和党大統領候補の最初の討論会で①トランプ、②中絶、③ウクライナで争点が割れた、②米追加利上げが必要と米FRB高官による相次ぐ発言のあとNY株が下落した、③ワグネル首謀者ワトキン氏がプリコジン氏と共に死亡した、④BRICS5か国にサウジアラビア、イランなど含め6か国の追加加盟が決まった、⑤日本が福島原発「核・汚染水」放出開始のあと中国が日本からの水産物輸入禁止を発表した」と24日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版が伝えた。ブルームバーグ電子版は「プリコジン氏はプーチン氏の報復に遭い死亡した。プリコジン氏の右腕のウトキン氏が墜落機に同乗しており死亡した。」と伝えた。
24日、NY市場でダウは 34,099ドル、373ドル、1.08%安、S&P500は4,376と59ポイント、1.35%安、ナスダックは13,463と257ポイント、1.87%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは17.20と7.63%上昇した。米10年債利回りは4.243%と1.02%上昇した。NY外為市場で1ドル=145.83円、0.70%高、1ユーロ=157.62円、0.20%高、1英ポンド=183.
68円、0.31%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル78.86ドル、0.04%安、北海ブレント、同83.12ドル、0.11%安で取引。NY金はオンス1,944.90ドル、0.16%安、ビットコインは2万6,020ドル、1.56%安で取引された。
25日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「① プーチン露大統領は「プリゴジン氏は重大な過ちを犯した。」と述べた。爆発、ミサイル攻撃、操縦ミス、事故と要因が指摘されているが「爆発」と見られる。「クレムリンに歯向かう者は殺される。」ということを今回も世界に知らしめた。②日本は福島原発「汚染水」放出を24日はじめた。日本が水産物の40%を輸出する中国が輸入禁止を発表した。③今年、南極の氷が解けた面積が最大を記録した。ペンギンの子供は氷がないと生きられない。ペンギンの生存が脅かされている。」と伝えた。シンガポールCNAは「①IAEAのお墨付きの成果なく中国は日本からの水産物輸入禁止を発表した。中国は2022年、日本から6億ドル輸入した。韓国も輸入禁止を継続する。北朝鮮が日本の「汚染水」放出を非難した。②BRICS5か国に6か国追加加盟が決まった。世界GDPの35%,人口の46%を占める。習国家主席はイラン大統領と会談、協力関係強化を確認した。」と伝えた。韓国KBSは「日本は24日、福島原発「処理水」海上放出を開始した。「処理水」は黒潮に乗って一周、韓国には4~5年先に到着する。放水は30年続く。韓国首相は「過度に心配することはよくない」と語った。ユン大統領は言及しなかった。」と伝えた。中国CCTVは「①習国家主席はBRICS加盟国拡大を歓迎した。②汪報道官は「日本は「汚染水」を海洋放出した。国際法違反の一方的措置だと非難した。日本の水産物輸入を一時禁止すると述べた。③レオポルド米商務長官が北京到着、中米貿易問題で意見交換した。」と伝えた。ドイツZDFは「ロシアのアフリカへの関与拡大をワグネルが一手に担っていた。今後ロシアはどうするかだ。一方、ウクライナはクリミヤの一部に侵攻した。ゼレンスキー大統領は「クリミヤで始まった戦争はクリミヤで終る」との考えを変えていない。」と伝えた。フランス2は「プーチンは裏切りが大嫌いな男だ。」と総括した。(了)