「肘をテーブルなどに着くとピリッと痛むことがある」
と訴える方が来られました。
肘をテーブルなどに着くとピリッと痛むのは、肘頭滑液包炎という病気の可能性があります。
1 肘頭滑液包炎とは、肘の関節にある滑液包という袋が炎症を起こすことで、肘の内側や外側に痛みや腫れが出る状態です。
2 滑液包は関節の動きをスムーズにするためにあるものですが、肘をついたりぶつけたりすることで刺激されて炎症が起こります。
現代医学的には以下のような治療をするようです。
- 痛みがあるときは、保冷剤などで冷やす
- 肘に負担をかけないように安静にする
- 痛み止めや消炎剤などの薬を服用する
- 症状がひどい場合は、注射や手術などの治療を受ける
七星論ではどのように考えるかというと、
① 肘は七星配置で「金:肺・大腸」になります
② 肘に繋がる筋肉や腱の異変を疑う
ということになりますので、
1.肺や大腸に異変がないかを診ます
2.脊椎から肩関節、肘関節、手関節の異変を診ます
そして異変のあるところを整えれば痛みは治まっています。
この方も、異変のあるところを整えてから肘の痛みを確認してもらった。
炎症が起こっていたので、「すぐには取れないかな?」と考えていましたが、ほぼ痛みはなくなりました。