「①米8月耐久財受注高が前月比0.2%増(予想:0.5%減・7月:5.2%減)と強いデータが発表されドル堅調が続きNY株価は様子見した。カシュカリ、ミネアポリス連銀総裁は27日,インフレ抑制のための利上げ継続は必要だが米政府機関閉鎖懸念とUAW労働組合自動車ストで米経済に減速リスクがあると発言した。②中国はEUの単独に中国製EV調査は国際法違反だと抗議した。③ナゴルナカルバスからアルメニアへの流入が5万人を超えた。④北朝鮮は北に侵入した米兵を国外追放した。米国が身柄を確保した。⑤恒大集団の会長が監視下に置かれた。⑤米エネルギー情報局(EIA)は直近の週間米原油在庫が予想の32万バレルに対して220万バレル減少した。清算値で北海ブレントがバレル96.55ドル、WTIが同93.68ドル迄値上がりした。」と27日、ロイター電子版が伝えた。FT(フィナンシアルタイムズ)は「北海ブレントが一時バレル96ドルを超えた。」と伝えた。
27日、NY市場でダウは33,550ドル、68ドル、0.20%安、S&P500は4,274と0.68ポイント、0.02%高、ナスダックは13,092と29ポイント、0.22%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは18.51と2.27%低下。米10年債利回りは4.616%と1.17%上昇。NY外為市場で1ドル=149.60円、0.38%高、1ユーロ=157.14円、0.27%安、1英ポンド=181.55円、0.20%高で取引された。NY原油(WTI)はバレル93.67ドル、3.36%高、北海ブレント、同94.27ドル、1.96%高で取引された。利子のつかない金が売られた。NY金はオンス1,894.60ドル、1.32%安都1,900ドルを割り込んだ。ビットコインは2万6,252ドル、0.12%高で取引された。
28日朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で英BBCは「英政府は27日、ノルウエーの石油・ガス大手のエクイノール(equinor)の開発を英国最大のエネルギー国家プロジェㇰトとして承認した。環境保護活動家は反対していた。温暖化ガス削減条項が決め手となった。スナク英首相は「2050年の温暖化ガス排出ゼロ以降もエネルギー安全保障は優先されると語った。」と伝えた。シンガポールCNAは「①フィリピン中国間で海洋権益での対立がエスカレートしている。双方が自国の領土は断固守ると主張した。②中国は半導体規制の米国に断固反対を表明した。」と伝えた。豪ABCは「豪州はパプアニューギニアとの連携協定が進展していない。パプアニュ―ギニア首相は中国のインフラ投資に改めて謝意を表明した。バイデン米大統領主催の太平洋島礁会議にソロモン諸島首相は欠席した。ソロモン諸島は中国との関係を密にしている。」と伝えた。フランス2は「①アゼルバイジャンのカラバスからわずか3日間で5万3,629人がアルメニアに入国した。家財道具を積んで逃げて来た。戻る予定はないと話した。②パリの高速道路料金を10月1日から値上げする。2空港への直行道路建設に充てる。③ノルウエーのフョルトでは鮭の養殖が盛んだ。日本、フランスなどへ輸出している。フョルト環境保護の観点から環境保護税をノルウエー政府は引き上げると発表した。」と伝えた。ドイツZDFは「移民政策が連立与党内でまとまらない。」と伝えた。日本の若者が世界の動きに興味を持ってくれるといいなと日々願っている。(了)