(学校で教えてくれない経済学)
「①米雇用者数が減少をたどる中、11月雇用者数は19.9万増(予想:18.5万増・11月:;15万増。失業率は3.7%へ低下した。米経済軟着陸に希望を与えた。債券相場が低下、利回りが4.12%台から4.23%台へ上昇。市場予測の米利下げ開始が来年3月を5月に後退。NY原油は6営業日振りに下げ相場から反発。NY株は小幅に値上りした。②アップルは年間5,000万台のアイフオン新規投資の25%をインド国内に2~3年内に建設、その後も同規模計画していると発表した。③米国の高級店は売れ残り品で溢れている。デザイナーブランドの過剰在庫を降ろすための目立たない場所を必要としている。」と8日、WSJ紙電子版が伝えた。
FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「①パナマ運河が渇水危機で航行制限と紅海でフーシ派組織による航行船舶攻撃がクリスマスを控えて世界の物流リスクとなっている。②米国は国連安保理事会のイスラエル・ハマス停戦動議に拒否権発動。一方、パレスチナ政府と戦後計画を協議。③NY・S&P500指数はここ6週間で最高値で取引を終えた。」と伝えた。ブルームバーグ電子版は「①11月米雇用数が19.9万増、予想を上回った。UAW(米自動車労組)スト停止が寄与した。②習主席は債券取引コスト引き下げを指示した。ムーディーズは中国経済格付けを「安定」から「ネガティブへ引き下げたことが背景にある。」と伝えた。
8日、週末のNY市場でダウは36,182ドル、65ドル、0.16%高、S&P500は4,593と7ポイント、0.16%高、ナスダックは13,371と31ポイント、0.22%高で取引を終えた。個別銘柄ではボーイング株が242.74ドル、2.28%高、1銘柄でダウを35押し上げ。中国航空局副長官がボーイングの中国国内での生産販売を支援すると発言。ボーイング社が同声明を歓迎とロイター電が伝えた。恐怖指数VIXは12.55と3.91%低下。米10年債利回りは4.235%へ2.58%上昇。NY外為市場で1ドル=144.92円、0.49%高、1ユーロ=155.91円、0.16%高、1英ポンド=181.91円、0.20%高で取引。NY原油(WTI)はバレル71.11ドル、2.55%高、北海ブレント、同75.78ドル、2.34%高でと引きされた。NY金はオンス2,016.10ドル、1.48%安で取引。ビットコインは4万3,830ドル、1.28%高で取引された。
9日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「①COP28の共同声明作製作業が混乱している。主催国UAE,Jaber議長は「会議の目的は成果を記録に残すことだ」と語った。化石燃料廃止の文言で参加国の思惑がかけ離れているためだ。②法令インド中央銀行は政策金利を年6.5%に据え置いた。7~9月期GDPは7.6%増と好調だ。アップルはインドのアイフオン生産の現在7%を25%へ拡大を発表した。」と伝えた。ブラジル、バンデランテスは「ルーダ大統領はEU訪問あら8日帰国した。EUとの貿易拡大交渉はEUの国内農業保護主義の為ブロックされた」と語った。」と伝えた。ドイツZDFは「連立与党内で意見の相違で2024年予算案がまとまらない。」と伝えた。日本はどうか。見て見ぬ振りして放置して来た派閥パーティ不記載問題で日本の政治が空転している。(了)