ここが痛いです
写真を見ると、胸鎖乳突筋のように思うかも知れませんが、実際に触ると胸鎖乳突筋の後縁でした。
そのような場合は、骨格の歪みを考えます。
もちろん、その場だけのことなら、筋腱鍼でも治まります。
しかし、それは対症療法のようになってしまい、すぐに再発してしまいます。
ですから、経絡を整え、骨格を整たほうが根本的な治療に近い治療ができるのです。
「根本的な治療に近い」の「近い」とは何ですか?
それは、まだ根本的な治療ではないと言うことです。
つまり、表面的な部分だけ(症状の出た部分だけ)の治療に近いのです。
根本的な治療にするのは、その原因も突き止めなければ治療はできません。
その原因を突き止めるには、知識と経験が必要です。
まずは、「多くの鍼灸師が嫌う(^o^)」基本的な事を理解しなくてはなりません。
体の構造を、
① 解剖学的な構造
② エネルギー(氣)的構造
③ それらが歪む機序
などなどになりますが、これは今度の臨床実践塾でお話しすると思います。