(学校で教えてくれない経済学)
「13日 、米FOMCで政策金利を5.25~5.50% 据え置きを決めた。パウエルFRB議長は追加利上げの可能性は低いと述べた。参加19人中17人が2024年末までに利下げを予想した。パウエル議長は「過度に長期間金利を高水準に維持するという過ちを犯さないことに焦点を当てている」と述べた。」と13日、ロイター電子版は伝えた。WSJ紙電子版は「①インフレ率が低下しているとして2024年の利下げを表明した。13日、NY株3主要株価指数が最高値を更新した。ダウは512ドル上昇、37,000ドルをはじめて突破した。債券利回りが4.03%、8月以降最低を記録した。②テスラが自動運転車で200万台実施を発表した。」と伝えた。
14日、朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]でフランス2は「COP28で「2050年までに気温上昇幅を1.5℃に抑える。温室効果ガス排出を実質ゼロにするために化石燃料からの奪脚に行動を加速させる」との合意文に署名した。「終わりのはじまり」だと高く評価された一方、島嶼国は「成果は余りに少ない」と落胆した。現在世界エネルギー元として石炭、天然ガス、石油の化石燃料が82%占める。」と伝えた。ドイツZDFは「①13日。2024年予算の連立与党内で素案が妥結した。予算不足分は値上げでカバーする。野党の反対が予想される。②ウクライナ前線では弾薬が底をついてきた。ゼレンスキー大統領はホワイトハウスで米国に支援を要請した。」と伝えた。香港TVBは「13日、国連総会でガザ即時停戦決議案で153賛成、反対6,棄権23と反対したアメリカの孤立が深まっている。豪、カナダ、ニュージーランドは賛成した。ドイツは危険した。」と伝えた。
13日,NY市場でダウは37,090ドル、512ドル、1.40%高、S&P500は4,707と63ポイント、1.37%高、ナスダックは14,733と200ポイント、1.38%高で取引を終えた。個別銘柄では金利に敏感なホームデポが343.46ドル、3.06%高、1銘柄でダウを67ポイント押し上げた。ゴールドマンが362.73ドル、2.87%高、66ポイント押し上げた。恐怖指数VIXは12.19と0.99%上昇。米10年債利回りは4.024%と4.33%低下した。NY外為市場では1ドル=142.56円、1.82%安、1ユーロ=155.06円、1.25%安、1英ポンド=179.92円、1.56%安と対主要通貨で円高が進んだ。NY原油はバレル69.87ドル、1.84%高、北海ブレント、同74.60ドル、0.08%安で取引。NY金はオンス2,043.20ドル、2.51%高で取引。ビットコインは4万3,171ドル、4.05%高で取引された。
14日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で豪ABCは「イスラエルは国際的支持をうしないつつあると民主党支持者の前で述べた。公式にイスラエルに反対した。一方、国連でのガザ停戦決議案にアメリカ、イスラエルなど6国が反対した。豪州はカナダ、NZなどと共に決議案に賛成した。いまアメリカに目が注がれている。ネタニヤフ首相はハマスをせん滅させるまで戦いを止めないと演説した。」と伝えた。問題は日本である。パーティー券巡る贈賄で政局が揺さぶられている。「政治とカネ」は各国共通の悩みの種である。しかし記載ミスなど初歩的ミスが原因だと伝えられる。信用を失うことはプラスゼロではない。ゼロを掛けることだと話したある数学者の言葉を思い出す。(了)