(学校で教えてくれない経済学)
「19日、NY株は3主要指標とも値上がりした。米FRBのハト派転換が引き続き相場を支えている。22日発表の米CPE(個人消費支出)が唯一の懸念材料だと市場は見ている。11月の米1戸建て住宅着工件数は前月比18.0%増加。22年4月以来の高水準を記録した。ポスティング、アトランタ連銀総裁は19日「米FRBの利下げ実施に「緊急性」は全くない」と語った。米FRB高官による相次ぐ利下げ牽制発言は効果を挙げていない。」と19日、ブルームバーグ電子版が伝えた。一方、ブルームバーグ電子版は「中国の不動産のMeltdown(原子炉融崩壊)は世界のブランド品に大きな打撃となっている。中国株は今年10年来の安値を記録した。中国からの海外資金持ち出しが止まらない。」と伝えた。WSJ紙電子版は「ダウは5営業連続で過去最高値を更新した。」と伝えた。
19日、NY市場でダウは37,557ドル、251ドル、0.68%高、S&P500は4,768と27ポイント、0.59%高、ナスダックは15,003と98ポイント、0.66%高で取引を終えた。個別銘柄ではキャタピラーが292.96ドル、2.54%高、過去最高値を更新した。1銘柄でダウ指数を47ポイント押し上げた。恐怖指数VIXは12.53と0.24%低下。米10年債利回りは3.931%と0.62%低下した。NY外為市場では1ドル=143.80円、0.70%高、1ユーロ=157.88円、1.26%高、1英ポンド=183.05円、1.36%高で取引された。NY原油(WTI)はバレル73.58ドル、0.94%高、北海ブレント、同79.20ドル、1.56%高で取引された。NY金はオンス2,053.80ドル、0.65$高。ビットコインは4万2,325ドル、0.78%安で取引された。
20日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「①㏱未明、中国北西部の甘粛省と青海省の間でM6.2の地震が発生した。少なくとも120人死亡、700人が負傷した。多くの人がガレキの下に閉じ込められている。現地はマイナス13℃と寒さの中救援活動が続けられている。②紅海でのフーシ派襲撃を止めるべくアメリカは対応すると米国防相が発表した。フーシ派はイスラエルと関係ない船舶は安全だTVBと発表した。」と伝えた。カタール、アルジャジーラは「ハマスのイスラエル侵入以降73日が経過した。イスラエルのガザ地区砲撃。ハマスのイスラエルミサイル攻撃は日々継続されている。パレスチナ人の犠牲者は2万人に達した。」と伝えた。ドイツZDFは「2024年予算案を20日に閣議決定される。来年1月に連邦議会審議を経て2月1日対に成立する。補助金カットが改正案の中核を占める。労働時間短縮で鉄道労組のデモが始まる。補助金削減は年金給付削減につながる。燃料法案と併せて国内世論の反発が予想される。」と伝えた。フランス2は「移民により厳格化される移民法案が議会で19日可決した。マクロン大統領に難題が月突きつけられた。」と伝えた。韓国KBSは「G7は北のICBM弾道弾発射に激しく抗議した、国連安保理事会で中国、ロシアがどう出るか注目されている。」と伝えた。問題は日本である。NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送が終わった。「家康と世界地図」の番組では家康自身は世界とのつながりを念頭に最晩年を送った。しかし二代目以降は鎖国を選んだ。いいも悪いも江戸時代260年が現代の日本人の価値観に影響したと総括していた。(了)