ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

原油、金利揃い踏みでNYダウ上げる:米国経済ー学校で教えてくれない経済学

2005-09-07 08:30:35 | 経済学
 9月6日、原油続落とカトリーナ被害受けて米FRBの利上げ
ペースにブレーキがかかるとの観測から、NYダウは前日比
141ドル高、10,589ポイトで取引を終えた。

 シカゴ日経先物相場もNYダウに連れ高したので、日経ダウも
値上がりが予測される。

  相場は人の心の鏡である。

 日量200万バレル備蓄原油の放出でタイトな世界の原油需給に
根本的な解決にならないことは頭では分かっている。

 しかし、やや不安感がとれたというだけでNYダウは141ポイントも
飛び跳ねた。

  ハリケーン・カトリーナに対するブッシュ大統領の対応の
まずさをこっぴどくとがめられたことから、年内4.25%までの
利上げの観測が後退しつつあるたことも株式市場にプラスに
働いたようだ。

 しかしながら、米FRBがそう簡単には利上げペースを落とすとは
考えられない。その証拠にドル相場は1ドル=109円半ばで
ドルを売る気配は表面化していないからだ。

 どこから見てもドルが買われる地合いはないが、
米短期の誘導金利のFFレートが昨年6月から上げ
スタンスにギアが切り替わった流れを受けて、ドルが対ユーロ、
対円で比較的高く買われてきた面が強い。

 為替相場は金利に敏感に反応するが、株式市場は
利上げ、利下げに為替相場以上に鋭敏に反応する。

 NY原油先物相場は、バレル1.61ドル値下がりした。
しかし、まだ、65.96ドルの高値であることに変わりない。

 値上がりしたのは原油だけではない。天然ガスの
値上がりも見落としてはならない。

 天然ガスの相場は、1年前6ドルだった。それがいま
12ドルだから2倍にはねあがったことになる。

 冬場の需要期に備えて、天然ガスは、いま在庫積み増しの
時期だから、今回のカトリーナ被害の影響はむしろこれから
じわじわと表面化してくるだろう。

 米国の発電量の17%は天然ガスに依存しているといわれている。
カトリーナが被害をもたらしたメキシコ湾岸での天然ガス生産は
米全土の1/4を占めるといわれている。

 要するに原油をめぐるファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は
基本的には解決していないのである。

 原油相場急騰で被害を受けているのは米国だけではない。

 テレビ東京の9月8日の朝の番組でインドネシアがひどい打撃を
受けていると岡田解説員が説明しておられた。

 岡田さんによればちょっとした石油危機がいま、
インドネシアを襲っているというのである。

 インドネシアはOPEC(石油輸出機構)のメンバーである。それが
昨年から輸入が輸出を逆転した。現在輸入月60万バレル、輸出は
月40万バレルであるかられっきとした石油輸入国である。

 インドネシアは90年代の始めは日量160万バレルの原油を生産していた。
現在は日量100万バレルまで激減した。政変をいやがってメジャーが
新規投資を忌避したからである。

 インドネシア政府はガソリン高騰で打撃を受けた企業に補助金を
出しているが天井知らずお値上りで財政がパンクした。

 つれてルピアが暴落、1ドル=8,500ルピアがいま10,500ルピアまで
値さがりしている。通貨暴落は国を破産に追い込むことになる。

 日本という国が心得ておかないといけないことはいろいろある。

 その一つが石油、天然ガスをほぼ100%輸入に頼っている
ことである。

 石油、天然ガスに限らない。

 日本という国は資源のほとんどを輸入に依存しているが
為替レート次第で簡単に貧乏になってしまう危うさを常に
からだに内包している。

 現在1ドル=110円台で助かっているが円がこれからも
売られない保証はなにもない。

 もう一つは日本の金利が異常に低いことである。

 からだでも同じである。異常に出たりひっこんだりしているところ
から病気が出てくるケースがはなはだ多い。

 金利が上がれば国債はつれて値下がりする。破産寸前の
日本の財政は国債におんぶに抱っこである。

 インドネシアのミニ石油危機は日本人にとっても
他人事では済まされまい。

  原油、金利揃い踏みでNYダウ上げる。

  原油、金利、為替動向に目を離すことは出来ない。(了)
 

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神戸ワイワイ会-白浜温泉、道成寺-(1)<いざ出発>‐スケッチ&コメント

2005-09-07 07:58:04 | スケッチ
 神戸ワイワイ会の旅行もかれこれ30回近くなるという。
年5~6回のペースだから年数ははじめからそれほど
経っていない。
 世話好きの荒木茂明、節子夫妻が幹事をつとめて
くれるから続いているようなものだ。
 メンバーは70歳台がメインである。
 余生ということばどこ吹く風で、むしろ余勢をかって
どこまでも、である。
 元気をお互いがもらっている。(了)

江嵜企画代表・Ken



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



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鍼と剣

2005-09-06 09:06:49 | 情報や案内及び雑談


≪鍼と剣≫
著者:鍋島健士 文芸社刊 定価:1500円+消費税

多賀フォーで、実技講演をされた鍋島健士先生のご著書です。

昭和3年、長崎県福江市に医師の三男として、仮死状態で生まれてからの自
叙伝ですが、これを読むと燃えてくるものがあり、勇気ある若者を目指す
方々に読んでもらいたいと思った。

若者だけではない、副題として≪高年よ、大志を抱け!≫と書かれているよ
うに、中年以上の方々にもお勧めの書です。

内容を少し紹介しますと、
医学部へ出すはずの願書が、工場の寮の灯りで書いたために、誤認して薬学
部への願書になり、薬学部へ進学するのですが、戦時中のため、三菱電機の
工場への配属となる。

工場の構内を歩いている時、原爆が落ちるのですが、なんとか生き延びて爆
煙と死体の中をさまよい、敗戦後大学を卒業し、薬局勤務、製薬会社等へ勤
めるのですが、上司と争って辞職。

あることがあって、北の方角への死出の旅に出るが・・・。

北海道で、真庭漢方薬局に勤めたのがきっかけで、東京の鍼灸学校へ進学す
るとともに、脈診の大家、橋本昌枝師に入門。

40を過ぎてから、英語も達者ではないのに(今でも苦手な様子)、鍼と剣を持っ
てハワイへ渡り、ハワイからテキサス州ダラスへ行き、ナベシマ・カップ
の争奪戦まで開催されるようになる。


どちらかと言うとハチャメチャ人生ですが、これがいい、ここに価値がある。

もう少し著者のことを知りたい方は、長野仁氏の紹介文を、こちらでお読み
ください。(緑色で書かれた、◎9月3日・実技編の中ほど)

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多賀大社フォーラム'05終了しました

2005-09-05 11:30:07 | 情報や案内及び雑談
和方鍼灸友の会( 代表 長野仁)が開催した≪多賀大社フォーラム≫は、
昨日16:00滞りなく閉会しました。

昨年に続いて、150名ほどの参加者があり、参加者の方々も最後まで真剣に
講義を聞いたり、参加者同志の交流を深めたりしていた。


世の中には凄い人がいるもので、何度か「う~ん」と呻ってしまいました。


フォーラムでの出来事や内容は、何回かに分けて紹介していきます。

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老いる〔オイル〕マネーは宝の山か?!:株式市場ー学校で教えてくれない経済学

2005-09-05 08:37:48 | 経済学
 日経ダウが、今年9月2日、4年2ケ月ぶりに、
1万2,600円を越えた。

 郵政法案が参院で廃案、衆院選挙と決まった翌日から
日本株が上げ始めたが、原油相場同様に、この先
どこまで上がるかに注目が集まっているようだ。

 日本人は、一概に言えないが、株嫌いの人が多い。それでいて、
お金が嫌いなのかというとそうでもなく、敢えて見て見ぬ振りを
している人によくお目にかかる。

 俗にいうサラ金、消費者金融には、最大年利28%の金利を
払いながら、一方でゼロ金利同然の郵政公社や銀行、
農協などの金融機関にお金を預けている。

 その日本人が、来年あたりからどっと定年退職して月々
給料が入らなくなる、俗に言う団塊の世代のふところに
目をつけた、銀行、証券、保険、はてまた郵政公社まで、
株式市場へ彼らを言葉は悪いが、誘惑しはじめたようだ。

 郵政公社の証券会社と手を組んでの投資信託事業強化も
郵便貯金、簡保資金を活用して、団塊世代の財布とり込みを
狙った一連の動きであることははっきりしている。

 その一方、このところの日経ダウ急騰は、オイルマネーの
日本の株式市場流入抜きにしては考えられないという見方を
する人が増えて来たようだ。

 ところで、団塊の世代が60歳台にはいるから、60台はまだ
老いる世代ではないが、65歳以上を老人と見れば、
「老人」マネー=「老いる」マネーと呼び替えてみることも
出来るかもしれない。

 外からはオイルマネーをとり込み、中からは「老いる」マネー、
文字通りお金の塊とも言える、団塊世代「老いる」マネーとり込みで、
日経ダウは、今年末にも1万5,000円台に乗せると強気する
人も出てきたから様変わりである。

 原油相場は、80年代はじめから極論すれば、NYテロ事件の
あった2002年末あたりまでは、バレル20ドル前後を低迷していた。

 第1次オイルショックの1974年直後甘い汁を期待した石油開発
投資も20年近く続いたその後の相場低迷でさっぱりやる気をなくして
自然である。

 米国のガソリン相場も、ほぼ同様で、レギュラーガソリンで、
87年から2004年の間瞬間的な上げ相場は別にして、
ガロン1.5ドル時代が延々と続いていた。

 それがいまガロン2.6ドルになり3ドルを覗うといわれても、
新たな投資に向かう気持ちになりにくいことは十分理解できる。

 ガソリン不足が、ハリケーン・カトリーナ襲来で、供給不足が
一気に表面化しているが、利幅の薄い、投資効率の低い
ガソリン精製事業に新規の投資を見送ってきたとがめが
一時的に浮き彫りされてきているに過ぎないと冷静だ。

 欧州からガソリンを積んでアメリカに向かったという。2週間で
米東海岸に到着するだろう。しかし、これは当座の痛み止めの注射である。

 病気とおなじでからだの中から治さないとハリケーンだと
騒いでは上げ、ドライブシーズンだと煽りたてては繰りかえし
くりかえし理屈をつけては値を上げるであろう。

 米国の一般の車で満タンにすれば10ガロンである。
最近はガス食いのSUVやピックアップトラックも増えており、
ガソリン多消費の傾向は米国では一朝一夕には
改まらないだろうからなおさら石油ディーラーの思うツボだろう。

 OPEC(石油輸出国機構)の原油生産能力は、日量
2,800万バレルといわれている。

 原油が1バレル10ドル上がれば
1年365日、10ドル/バレルX365日X2,800万バレル/日
で計算すれば、単純に1,000億ドルがあぶくの如く
沸き出してくる勘定だ。

 原油相場はバレル20ドル時代が長く続いた。しかも
その間インフレが進み、ドルが大きく目減りした。

 なんとか失地回復するために、OPECは結束し、バレル22ドルから
28ドルの目標価格を設定して必死に目減りを防ごうと
努力したのはつい2年前までの話である。

 その原油相場が、30ドル、40ドル、50ドル、60ドルと
あれよあれよという間に値上りし、ついに先週、
バレル当たり70ドル台の史上最高値に乗せた。

 9月2日、NY先物軽質油WTI相場は、バレル1.90ドル下げ
67.57ドルで取引を終えたが、依然高値であることに変わりない。

 中国が買い、インドが買い続け、肝心の米国自身も、
ガソリンの節約に本気で取り組まないかぎり、世界の
原油需要が2004年の日量8,200万バレルから
2005年は、さらに日量200万増えることが
専門家の間では確実視されている。 

 米国政府が6,000万バールの原油、ガソリンその他
石油製品を緊急に供給すると発表したが、その内の
3,000万バレルが俗にいう戦略備蓄用石油である。

 6,000万バレルと聞けばいかにも大袈裟に聞こえるが、
日量16万バレルに過ぎないから、もののたしにならないことは
子供でもすぐにわかるだろう。

 9月2日、原油がバレル67ドルへ値下がりしたが
NYダウは12ドル値下がりした。

 米労働省は、8月の非農業部門の雇用が前月16万9千
増えたと発表した。ただ、この数字にはカトリーナ被害の
影響が含まれていないと米株式市場は無視した。

 NY株式市場は、ダウも下げたが、値上り銘柄数
1,509、値下がり銘柄数1,710と米国の投資家が
本気で米国株を買っていないことを示している。

 原油相場は、若干の調整をいれながらもこの先
少なくとも2年はバレル60ドル台で推移するとの
見方が増えつつあるようだ。

 OPECはじめ産油国は原油相場高値安定が続けば
濡れ手に泡、巨額のオイルダラーは行き先を求めて
日本の株式市場にも流れこんでくるのではないかと
日本の株式関係者が、舌なめずりして期待に
胸を膨らませている姿が目に浮かぶようだ。

 老いる〔オイル〕マネーは宝の山か?!

 自分の健康は自分で守る。

 自分の経済は自分で守る。

 曇りなき目でモノを見ることが今ほど
求められている時代はないかもしれない。(了)
 

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お多賀さんでイベント

2005-09-03 06:18:19 | 情報や案内及び雑談
きょうとあしたは、多賀大社フォーラムです。



 
クリックで、多賀大社のHP




写真は、 「雲に乗りた~い・・・♪」の soraさんの作品です。

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虹彩でわかること・・・臨床連載―46

2005-09-02 11:59:07 | 診断即治療と虹彩学

     虹彩分析図≪無断使用禁止≫



虹彩分析でわかる主な範囲は、以下のようなものです。
「虹彩学で病名がわかる」ということはありません。

1. 体質の強弱と病気の予兆
2. 好んで食べた食物
3. 系統的な臓器器官の強弱
4. 炎症とその位置
5. ある種の薬品投与の経歴
6. 過去の病因と修復の有無
7. 病気の根本的な原因
8. 病気の根本的な治療方針

虹彩で分析できない事柄は、
1. 特定の栄養素の過不足
2. 現時点での病名や妊娠の有無
3. 過去の手術や怪我
4. 精神的な障害
5. 慢性的な骨格系の障害
6. 余命

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風が吹けばおけ屋が儲かる?!:原油相場ー学校で教えてくれない経済学

2005-09-02 09:13:01 | 経済学
 風が吹けばおけ屋が儲かる?!

 広辞苑を広げてみると、風が吹くと砂ぼこりが出て
盲人が増える。盲人は三味線を弾く。三味線に張る
ネコの皮が要るので猫が減る。ネコが減るとネズミが
増える。ねずみが増えるとおけをかじる。それでおけ屋が
繁盛すると書いてあった。

 ハリケーン・カトリーナは昨年のハリケーン・イワンより
被害が大きくなるかもしれないとのうわさが全米に流れて、
現在3ドル近いガソリンがガロン4ドルまで値上りするのでは
ないかと一部の州で騒いでいると今朝のWSJ電子版が伝えていた。

 石油の値段は、1バレルあたり70ドルとバレルという単位を使う。
Barrel(バレル)とは樽である。樽をドラム缶と置き換えて見たら
多少身近に感じられるかもしれない。

 ハリケーンが吹いて樽ならず石油メーカー、産油国は
儲かる図式である。彼らはもうかって儲かって笑いが
止まらないであろう。

 石油メーカーエクソンモービルの株価は昨日、NY市場で
1.74ドル3.5%値上りした。

 キャタピラー社の株価は、1.41ドル1.8%値上りした。
ハリケーンで深刻な被害を受けたメキシコ湾岸地帯の復興需要が
当社の業績を支援するというのが材料のようだから、まさに
風が吹けばおけやが儲かるを地で行く恰好だ。

 石油の値段は一体どこまで上がるのか?

 ガソリン価格はどこまで上がるのか?

 米国は世界のガソリンの50%を消費しているが、
カトリーナ来襲のお蔭で、現在3ドル近いガソリンが
ひょっとすれば、4ドルまで行くかもしれないとか、
ガソリンが買えなくなると困るからルイジアナから
隣のテキサスまで、ガソリンを買いだめする話が
ようやく出始めた程度である。

 米国人が全州でドライブを減らすとか、暖房を
控えるような話は今のところ表面化していない。

 米国経済は、ここ一年で短期金利が1%から年3.5%へ
上がってもまだ低金利と受けとめているのだろうか。
 
 10年物国債の利回りが4%そこそこで低位安定しているから、
10年物国債の利回りに連動する住宅ローン金利の恩恵を受けて
いる面が大きいようだ。

 もしであるが、長期金利の低位安定が続くのであれば、
住宅バブルの恩恵を受ける。急激な景気後退がなければ
原油高騰を米国経済は全体としては飲み込んでいくの
かもしれない。

 値段は需要と供給で決まる。

 需要が安定して続き、供給に限界があるかぎり
値段は限りなく上がるのが経済の道理である。

 石油をかじるネズミがいる限りおけ屋は儲け
続けることが出来るだろう。

 70ドル、80ドル、90ドルといかないまでも、70ドルとか
75ドルの高値でここ2~3年は続きそうだと見る専門家は
意外に多い。

 中国では石油を節約しその分石炭を増やすよう国際相場を
無視した特別価格で国内政策として石炭消費を奨励しているから
多少は中国での原油消費にブレーキがかかるかもしれない。

 その反面、中国の空は煤煙でますます黒くなり、中国人は
汚い空気を吸わされ、汚れた水を飲まされていると
Busiess Week誌が先日報道していた。

 米国でも一部の州ではガソリンアップのため他の買物を
控えたとか少しでも安いガソリンを買い始めたとか、
ドライブを減らす動きも多少は出てきているとも伝えている。

 ノースカロライナ州シャーロットでは、多くのガソリンスタンドが
夜は店を閉めている。

 48歳のSteveCliffordさんお話をWSJ電子版は紹介している。

 「開けているガソリンスタンドを見つけたら飛び込んだ。
明日、ガソリンがガロン4ドルになる。ガスが止まると聞いた。
仕事から一端帰宅し、ワイフにグッバイのキスをしたあと、
ガスを入れにすぐ出かけるんだ。」と話していたとレポートを
結んでいた。

 風が吹けばおけ屋が儲かる?!

 日本でも少しずつ原油高騰の危機感が出はじめたようだが、
まだまだどこ吹く風のひとが多い。

 その典型が政治家である。政治家は国民の雛型だから
国民が政治家をとがめない限り日本では危機感など
生まれるはずはないだろう。

 日本ではいま、総選挙真っ最中であるが、各政党のマニフエスト
にも具体的な日本の将来のエネルギー対策は書かれていないから
寒々しい限りである。

 自分の健康は自分で守る。

 自分の経済は自分で守る。

 他人事では済まされまい。(了)
 

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ゴーヤーと心臓・・・臨床連載―45

2005-09-01 09:34:08 | 診断即治療と虹彩学
虹彩分析をしながら、食物の観察をしていると、おもしろいことがわかる。

例えば、先日アップした≪土踏まずと心臓≫に登場して頂いた方は、
心臓への治療で土踏まずの痛みが消えるのですが、心臓の症状のある
人にゴーヤーを食べさすと、


最初は、

「二ガーイ!食べられない!」

と言いますが、二度目には、

「あれっ?以外といけますねー」となり、

そのうち、

「私、ゴーヤー好きなんです!」(o^v^o)

となり、ゴーヤーを食べ続けている間に、心臓の症状が出なくなる。

ただし、ナマのジュースやサラダではなく、火で料理したものです。
ナマでは、苦味が強すぎて、逆に心臓の負担になると考えられます。

そして、虹彩分析で心臓区へのマイナスサインが出ていても、鬱まで症状が
進むと、最初から口にしない人がほとんどです。
(鬱病の人の虹彩には、心臓区や心包区にマイナスサインがあります)


赤色が心臓区、青色が心包区(著作権所有 不許複製転載)


最近の沖縄では、ゴーヤーも水耕栽培をしているようで、先日、沖縄から送
ってくれたゴーヤーは、冷蔵庫に入れて3~4日でドロドロになって、食べ
られなくなっていた。




この画像は、時々画像を貸してもらっている Naoさんという方から借りた
ものですが、こういうふうに育てたゴーヤーのほうが、美味しいし、体にも
いいはずです。
コメント (2)
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原油相場小休止、NYダウ反発:米国経済-学校で教えてくれない経済学

2005-09-01 08:42:51 | 経済学
 8月31日、原油相場が、依然高値水準ながら、バレル87セント安
68.94ドルで落ち着いたことを好感して、NYダウは、68ドル上げ、
10,481ドルで取引を終了した。

 ハリケーン・カトリナの影響は数日見極めが必要とNYダウは
見切り発車したのであろうか。

 この日発表された米国の経済指標では、シカゴ製造業指数が、
7月の63.5から8月49.2へ急減した。50ポイント割れは
生産活動が低下することを意味している。

 新規受注高指数は、7月の69.5から46.5へ低下した。
これは調査開始後最大の落ち込み幅であるという。

 米商務省は、米GDPは、2005年第1四半期の3.8%から
当初見込みの3.4%を、個人消費減と見越して3.3%へ
下方修正したと発表した。

 ところが、この日NYダウは上げたが、米10年物国債相場も
買われた。債券が値上りした結果、利回りは年4.019%へ
低下した。

 短期目標金利が年末4.25%まで上昇するとの
金融アナリストの見通しの中、長期金利の低下は
異常である。

 従来の経済の常識では、長期金利の低下は景気の
先行きを警戒するシグナルであるはずだ。

 しかし、現実は、短期金利上昇、長期金利低下という
米国金利の『ねじれ』現象は無気味である。

  本来、ねじるとは、棒状のものの一部を無理にひねったり
、両端に撚りをかけるような力を意味する。ねじれが起こると
自然現象として物理的に『ねじれ』を戻そうとする力が必ず働く。

 からだではそれが病気を引き起こす。

 経済もからだとおなじだからねじれ現象は必ず経済の
歪みとなって現れる。

 通りを歩いていて、ひとの後姿を見ているとからだが
背骨を中心にしてねじれている人を多く見かける。

 からだの『ねじれ』は病気のシグナルであることは
その道の専門家ではよく知られている世界である。

 異常な高値の原油相場で、たらふく血を吸った
オイルダラーが米国債を買い捲っていることは十分
想像できる。

 ただ、米10年物国債の値上がりで、指標としている米住宅ローン
金利低位継続が保証される。低位の住宅ローン金利継続は
米国景気を支える大黒柱であるから米政策当局は複雑な
心境であろう。

 ガソリン相場がハリケーンカトリナ懸念からガロン2.93ドルまで
上げていた。それが原油値下がりでガロン2.61ドルまで急落した。

 ガソリンがガロン3ドルを越えるとさすがにおかしいと
相場に調整が入ったのかもしれない。

 原油があがるからガソリンが上がる。ガソリンが上がるから
原油もあがるという相乗効果でお互いを上げてきた要素は強い。

 米国は9月1日のレーバーデー(労働祭休日)で一息いれ、
いよいよ学校は新学期、政府企業は新年度が始まる。

 ハリケーンカトリナは米国南部に大きな爪あとを残したが、
米国ではレーバーデーに家族そろってドライブを楽しむ
家庭が多いから、ガロン2.61ドルへのガソリン高騰
小休止は投資家の気分も多少和ませたかもしれない。

 原油相場小休止、NYダウ反発。

 NYダウは反発したが、8月通しでみれば156ドル
値下がりした。

 原油相場は小休止したが、バレル68.94ドルは
依然、高値水準であることには変わりない。

 9月1日は日本では防災の日。

 災害も経済もそして一番大事な健康も
日頃の行動で全てが決まる。

 昨今特に目立つが、日本では余りにもよそ事他人事で
済まそうとする傾向が強過ぎるようだ。

 日本人は概して、自分には関わりないことだと
へらへら笑って物事全てを見過ごそうとすると先日、
京都大学、防災研究所長、河田教授が
鋭く指摘しておられた。

 必要以上に深刻がることもないが、自分だったらどうするか。
自分に降り掛かったらどうするか。家庭でも学校でも小さいときから
日常的にからだにたたき込んでおいて欲しい。

 頭でっかちな子供をいくら育てても日頃の心がけや鍛錬で、
からだが自然に憶えた行動にはとてもかなわないだろう。(了)
 

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