ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

満ちれば欠ける。欠ければ満ちる。NYダウ34ドル安、原油65.40ドル

2009-07-23 09:46:47 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



皆既日蝕(Total solar eclipse)とは、月が太陽と地球の間に入り太陽の光を遮る現象と広辞苑にはある。次にみられるのは2115年ということで世界的に話題を集めた。今朝のNHK・BS[おはよう世界]でもインド、中国など様々な国での様子を詳しく報道していた。
  
Eclipsを英和辞典で引くと、食する、影を投げる、隠す、遮るなどと出ていた。欧米人がEclipsという文字をみれば、読んで字の如しである。日本では当用漢字だから「日食」と書いて、「日蝕」と書かない。「蝕」を漢和辞典で引くと「蝕む(むしばむ)」と出ていた。
日本の小学校ではどんな風に「日食」という文字の意味を教えているのかなとふと思った。

次の皆既日食は150年先だと言われると気が遠くなるが、相場の世界では、満ちたり、欠けたりは、日常茶飯に起こっている。天体現象では、潮の干満と相場の動きは良く似ている。引き潮の時は打つ手打つ手が裏目に出る。上げ潮の時はその逆の現象がしばしば起る。

30数年前の古い話だが、ポリエステル織物の営業の第一線の方から、下げ相場のときは何もしないのが一番いいという話を聞いた時、妙に納得した。昨年9月のリーマン破たん以降は、完全な下げ相場だった。最近その流れに微妙な変化が出てきている。

原油(WTI)相場が3月のバレル32ドル台から昨日の相場では、65.40ドルまで戻してきた。一時、67ドル台まであったが、スピード調整で57ドルまで下げた後、徐々に切り返してきている。投機資金がスタンドバイしているから最高値の半値近い75ドルに年末までに戻すという見方もある。ANAが昨日、10月から燃料サーチャージ復活を示唆していた。

今朝のWSJ紙によると、中国の銅の輸入量が、6月までの半年間で前年同期比80%増加したという記事が出ていた。ただ、7月には輸入が減少しており、中国が世界から銅を今後も買い続けると見るのは時期尚早だという専門家の意見もあると指摘していた。

NY外国為替市場では、ドル売りが続いている。この日も1ユーロ=1.4228ドルまで売られた。今年に入り中国が急に銅を買い始めたのは、大量にため込んだドル紙幣を、銅相場の安い間に、いずれ値打ちが下がるドル札を現物の銅に置き換えてしまおうとしているのではないかとの見方もあるとWSJ紙は紹介していた。

NYダウは、7連騰でスピード違反と感じたのか、前日比34ドル安、8,881ドルで取引を終えた。ただ、ハイテク指数のナスダックは半導体市況先高を見越して10ポイント上げ11連騰となった。不良債権増加懸念というブレーキが効いていることがいいのかもしれない。

満ちれば欠ける。欠ければ満ちる。天体現象から、神ならぬ人として学べることは多い。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

景気期待先行してNYダウ67ドル高、原油バレル64.72ドル(学校で教えてくれない経済学)

2009-07-22 12:12:12 | 経済学
自宅マンションの窓から見える住吉幼稚園が夏休みに入り静かになった。その幼稚園の中庭で早朝から蝉の大合唱である。神戸で蝉がはじめて鳴いたのは11日だった。一気に猛暑の期待は裏切られ西日本では大水が出た。天候不順か痛ましい事故の便りも伝えられる。

今朝のNHK・BS[おはよう世界]では、日本の衆議院解散のニュースを各国が取り上げ、日本以外の国でも、今回の日本の選挙に関心が高い。中国CCTVは「自民党は厳しい戦い」と論評していると紹介していた。

アメリカのCNNテレビが、ニクソンを失脚に追い込んだウオーターゲート事件の舞台となったWater Gate Hotelが売りに出されたと紹介していた。ワシントンポストがニクソンが盗聴し、事件に直接関与していたことをすっぱ抜いたことでつとに有名な事件である。

ニクソンと言えば当時の日本総理、佐藤栄作氏との間で交わされた、日本への核持ち込み、繊維規制での密約でも有名な米国の大統領である。日本の繊維関係者でも40年前の古い話、現役のサラリーマンならまだ生まれていない人も多くなり,最近は話題にさえならない。

スペインテレビが、1713年に英国がスペイン領土を植民地にしたジブラルタルで、英国外相、スペイン外相、現地閣僚との間で話し合いが持たれたが主権回復を目指すスペインにはなんの前進もなかったと報じていた。英国にとっては手離せない軍事基地だからだろう。

「おはよう世界」が紹介する米国経済二ユース、ブルームバーグは、7月21日、NYダウは前日比67ドル高、8,915ドルで取引を終了したと伝えていた。これでNYダウは7連騰、ハイテク株指数ナスダックは10連騰である。原油(WTI)もバレル64.72ドルへ上げた。

この日バ―ナンキ米FRB議長が、米下院銀行委員会で証言し、「米国経済は改善しているが、一時的な下向きリスクを残している。」と発言、低金利政策を続けることを示唆した。今朝のWSJ紙は「問題金融機関にFRBは資金供給を続ける」と語ったと紹介していた。

NYダウは、バ―ナンキ発言を受けて、一時、マイナスになる場面もあったが、米企業の4~6期の決算発表の内容が予想以上に良かったこと、景気は底入れしたとの感触から、再び買い戻されたと、ブルームバーグが一部の専門家の見方を紹介していた。

日本では外国のメディアも注目する総選挙が8月30日に決まった。各党は何をテーマにして闘うのかと日本のマスコミは盛んに追及している。そこには国民一人一人の声が聞こえてこない。政府が何をしてくれるのかと求めても、そこからは何も生まれてこない。日本人に求められるのは自分ならこうする、自分はこう考えるという視点ではなかろうか。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

景気回復期待から、ドルは対ユーロで6週間来の安値、一方 NYダウは104ドル高

2009-07-21 09:41:38 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


“Dollar Sinks to Six-Week Low”(ドル、6週間来の安値)という見出しの記事が、7月20日付けのWSJ紙に出ていた。記事の一行目には、CITグループの破産が回避できそうだということで、安全パイのドルが売られ対ユーロでドルが値下がりしたと書いてあった。

米国企業の4~6月期決算発表が予想を上回る結果だった。NYダウはこの日で6連騰、先週末比104ドル高い、8,848ドルで取引を終了した。原油(WTI)先物相場はバレル44セント上げ、63.93ドル、金先物もオンス11.30ドル上げ、948.50ドルで取引を終えた。

米国民間調査機関のコンフエレンスボードは、この日、6月の米国の景況感指数が月ベースで、予想を上回り、0.9%増加した。残るは、バ―ナンキ米FRB議長の今週、火曜、水曜に予定されている米議会での証言だけが不安材料だと今朝のWSJ紙は解説していた。

経済とからだの健康は共通点が多い。米国経済の健康状態を示す検査データを固唾をのんで見守っている。ところが、最近は、100年に一度の大恐慌だと青菜に塩だったひとの発言が消えた。米国の失業率は9.5%、10%を超えると見られている。ところが、悪い報せは無視する。世論調査では、オバマ経済政策不支持が5ポイント増えた。しかし、患者[アメリカ経済]の病状を心配する声が日を追って減ってきている。

米国経済の検査データは良い。しかし、NY外国為替市場ではドルが対ユーロで売られ1ユーロ=1.4229ドル、円も売られ1ユーロ=134.06円で取引された。ドル、円共に売られたのは、ゼロ金利通貨を売り、利回りの高い通貨が買われたからだとWSJ紙は解説した。

このところ商品市場に投機資金が流れ込み、商品相場に復活の兆しがみられるところから、ドルは、カナダドルに対して、先週末の1.16カナダドルからこの日は1.1022ドルまで値下がりした。カナダドルは俗に資源通貨と呼ばれるが、豪ドル、ブラジルレアルにも同じ傾向がみられる。

今朝のNHK・BS「おはよう世界」が紹介するブルームバーグも、この日のNYダウ上昇は、破産の危機にある大手金融機関CITグループが必要としている30億ドルのつなぎ融資のうち20億ドルを受けられることが決まったことを第一の理由に上げていた。

「ホワイトハウスの経済政策が機能している。景気回復には6~12ケ月を要するが、米国の雇用、生産とも改善している。アメリカ経済はもはや破たんしないだろう」と先のブルームバーグの番組に出演して、サマーズ氏が自画自賛していた。

からだも経済の健康も全て自己責任だ。免疫力をしっかりつけて不景気を乗り切ろう。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ここ1週間動意づいている商品相場は本物か?(学校で教えてくれない経済学)

2009-07-21 09:39:29 | 経済学
7月20日付のWSJ紙は、ロンドン発で、Andrea Hotter記者が、“How high is too high for commodities?”のタイトルで、ここ1週間でアルミ8.6%、銅9.7%、金2.7%,原油6.1%と商品相場が、景気回復の先行きを織り込見つつあるのか、動意づいてきているがどこまでの値上がりが見込めるかについては、多くのリスクを残していると指摘している。

日本では、商品相場に限らず、また相場の話しかと毛嫌いする人が多い。その一方で為替に限らず、騙される日本人が後を絶たない。今回の為替証拠金取引のケースのように、世の中、毎月20%も利益が増えるような甘い話など存在しない。にもかかわらず、大金をつぎ込んで失敗する。真っ青になって、訴訟まで起こす。しかし、時既に遅しである。

今回のサブプライムローン問題では多くのプロが倒産の憂き目に遭った。そのため、何かチャンスがあれば、損を取り戻したいと、投機的色彩は、むしろ強まっているように感じられる。米を先頭に、欧州、日本も巻き込んで、輪転機をフル回転して札びらをまき散らしている。金余りで行き場を失った資金が鵜の目タカの目で餌場探しに狂奔している。

この一週間にかぎってみれば、世界景気は目先多少の明るさは見えるが、その先どうかと言えば全く自信が持てない向きが、持ち高を積極的にはずして来ている。その一方で、絶好のチャンスとばかり、ゼロ同然の金利を利用して、満を持していた余裕資金を先物取引へ投入を開始した動きがみられると先のホッタ―記者は書いた。

ここ1週間で銅相場が10%近く値上がりした。伝えられるところ、中国の港で在庫が山積みされていた。ネズミ一匹残らず食べ尽くす中国人が、銅を食べ始めたという話は聞かない。投機資金を促した動きの一つに、中国の4~6月のGDPが前年同期比7.9%増加したことが引き金を引いたことが指摘出きるが持続性に疑問があるとWSJ紙は書いている。

足元の経済はどうか。アルミ世界トップのAlcoaが4~6期の決算を4,540億ドルの赤字と発表した。予測より良かったが依然巨額の赤字であることに変わりない。世界最大のプラチナメーカー、AngloPlatinumは今年上半期の利益は前年同期比75%減と予測した。

フランスの石油メジャー、TotalSAは、需要不振からヨーロッパのディーゼル油の在庫は山積みで、精製マージンは64%減少すると発表した。格付け会社のFitchは、欧州経済は、この先24ケ月はディスインフレ状態が続くと予測している。

中国が5月の米国債の購入を390億ドル,この内2年物国債が340億ドルと約80%を占める。中国全体では米国債を買い増しした。但しカメ(10年物)のウエートを極端に減らし、ウサギ(2年物)にシフトしたのなら油断ならない。魑魅魍魎の世界に騙されないことだ。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンクトぺテルブルグ展 in KOBE

2009-07-20 07:36:11 | スケッチ


キャサリン・アンダーセン邸

江嵜企画代表・Ken



 サンクトペテルブルグ展が、北野異人館「キャサリン・アンダーセン邸」(神戸市中央区山本通り3-5-5)で、7月18~20日の3日間開催されている。19日は、ジャパン ジュエリービズネススクール校長 畠健一氏の講演、あと画家 安藤岬氏との対談があると、安藤岬さんからご案内を頂き出かけた。

 JR三宮駅から徒歩約20分、ト―アロードをまっすぐ北上し、神戸北野ホテル前を通り過ぎて,山本通3丁目の交差点手前の路地を東にはいったところに瀟洒な洋館が目に飛び込んで来る。表通りに面していないので初めての場合はわかりにくいかもしれない。少々迷ったが、無事、開催時間までに現地に到着、キャサリン・アンダーセン邸をスケッチした。

 この建物は、明治32年(1899)建造だから110年の歴史を持つ。建物の正面には十数株以上の蘇鉄と棕櫚の木は、建設当時そのまま植えられている。15年前神戸を襲ったマグ二チュ―ド7強の地震では、建物の煙突が地面にめり込む大きな被害を受けた。

 震災のあと、神戸市から建物が壊されると聞き、貴重な文化財保護のため、安藤氏が買い取った。その後前庭を整備、建物の南面の見晴らしを完全に奪っていたコンクリート建物を撤去などして、建物の景観も守って来ている。8月30日まで一般公開されると、事務局の武谷真名さん(連絡先:090-2383-5668)から聞いた。

 2009年の今年は、日露修好150周年と大阪・サンクトぺテルブルグ姉妹都市提携30周年に当たる。安藤氏は、先般、サンクトぺテルブルグ市より親善大使を拝命された。今年秋、サンクトぺテルブルグで「安藤岬之世界」展覧会が開催され、事務局ではツアー参加者を近々募集するそうだ。

 安藤氏は、日本の真珠とロシアの琥珀をそれぞれ30キログラムずつ使った絵画(180X400㎝)を製作中だが、上記の展覧会会場には、エカテリ―ナⅡが250年前に女子を専門に教育するために建てた学校で、現在、スモイリヌイ聖堂として残されている建物が使われる。

 この聖堂は、白とブルーで統一されている。安藤氏は、長年、真珠と重ね合わせてイメージしていた。以前からこの建物を是非描いてみたいと思っていた。それが今回実現する。洋画家、藤田嗣治は、白を出す時日本画で使う胡粉を使った。胡粉は貝殻を潰して作られる。

 安藤氏は今回、真珠を使う。いかにももったいない。真珠を使って絵を描いた人間はいないのではないかと安藤氏は話した。その真珠を提供したのは[株]井上真珠の井上社長である。井上氏秘蔵の30キロの真珠は手放したくなかったのではないかと、会場で、安藤氏が井上氏に話したら、井上氏はニコニコしながら答えなかった。

 畠校長からは、真珠にまつわる興味深い話をたくさん聞くことが出来た。「豚に真珠」ということわざがある。そもそもの話は、砂漠で生きる人間にとっては、豚は悪魔とされる。真珠は古来から健康に欠かせぬものだった。貴重品である真珠を悪魔に渡したら命にかかわるというところからこのことわざが生まれたのだと初めて聞いた。話しはつきない。(了)



キャサリン・アンダーセン邸広間

江嵜企画代表・Ken

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水鳥に聞いてみよう、NYダウ5連騰も、彼らは有頂天になっていない(学校で教えてくれない経済学)

2009-07-18 12:26:52 | 経済学
NYダウは17日も前日比32ドル上げ8,743ドルと5連騰、一週間で7.3%上げた。それで有頂天になっているかというとそうではない。今朝のWSJはこのまま上昇を続けると見るベテラントレーダーもアナリストもいないと記事の冒頭に書いている。

今朝のNHK・BS「おはよう世界」が紹介するブルームバーグもWSJ紙とトーンは同じである。みんなが企業業績の動きをみているが、短期は明るいが中長期では、不安は消えていない。極めて薄商いだからだとそっけない。平たく言えば水鳥が集まっていない。水鳥は、いざというときにはすぐに飛び立てるようからだに備わっているからだろう。

日本人が騙され易いのは、いい時には、はしゃぎ過ぎる。悪い時には、極端に悲観的になる傾向が強いことが大いに影響している。「山本五十六」(阿川弘之著)(新潮文庫)を読み終わったが、そのころの日本と今の日本と全く変わっていないことがよくわかる。

NY原油(WTI)先物相場がこの日も値上りし、バレル63.56ドルで取引された。週はじめには58ドルまで下げていた。5連騰で63ドルまで戻した。この日発表された米住宅販売が2ケ月連続で伸びたこととNY株価が上げたことが影響した。

最近の傾向として株価と原油相場が連動している。いずれも景気の先行きを占う指標である。しかし過去常にそうだったかというと違う。原油がバレル147ドルの過去最高値を更新した。その時の原油相場は、ドルの対ユーロ相場のグラフを裏返すとピタリ一致する。 

アナリストやトレーダーはその時々で理屈を付ける。一般論であるが、日本人が騙され易いのは、その都度その都度、ひとのはなしに振り回される傾向が強いからだと思っている。為替なら銀行に聞けという。専門の銀行がわからないのだから素人がわかるはずはない。

今朝のWSJ紙の為替のページに、中国が5月に米国債を380億ドル買い増し、手持ちが8,015億ドル,中国の比率が全体の20%を超えたと出ていた。中国が米国債を買わなくなればドルは暴落するとピリピリしている。ガイトナー米財務長官の言動に正直に出ている。

5月だけの動きだが、中国は買い増ししたが、日本とロシアは米国債を売った。中国は全体では380億ドル増えたが、2年物国債が340億ドル増加している。10年物など長期国債を買っていない。その為5月にドルは対ユーロで7.2%値下りしたとWSJ紙は指摘した。中国の外貨保有高は6月末時点で2.13兆ドルである。ドルの目減りは中国の国益にも反する。中国は米国債全体の20%を超えた。目移りせず、中国に焦点を絞るべきかもしれない。

たかが相場されど相場。日本人は相場を嫌うが相場の動きから学ぶことも多いだろう。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やったー、炭酸泉のHPに中国語バージョン!

2009-07-17 10:43:35 | 情報や案内及び雑談
炭酸泉のホームページ を、中国語で作ってみた。

と言いましても、トップページだけですけど、ソフトの問題があったので、かなり苦労しました。

ホームページビルダー13だと完成されすぎて、中国語で入力ができない。
そこで、Dream-weaverで作成して別のウェブにアップしてから、本来のHPにリンクさせたのですが、かなりてこずった。

直接入力もできないので、ワードで書いてからコピペするのですが、ひとマス開けをするのもいちいちワードで作成してから貼り付けなければならないし、画像を移動させるときも苦労があった。

さらに、中国語ですので、パソコンによっては言語が入力されてないのもあるので、ページを開くと、字の大きさが一定してなかったり、字がダブったりするのもあり、ちょっとカッコ悪い。

でも、直すのに時間がかかるので、ボチボチ直していくしかない。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

景気回復期待から、NYダウ95ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2009-07-17 09:58:20 | 経済学
「2010年まで景気は回復しない」と言っていたNY大学教授、Noriel Roubini氏が、「2009年末に向けてリセッションから抜け出すだろう」と発言したとブルームバーグが伝えたあと、NY株式市場は俄然、元気になり、NYダウは4連騰、前日比95ドル、1.1%高い、8,711ドルで取引きを終了したと今朝のWSJ紙は報じた。

米労働省がこの日発表した7月11日までの一週間での失業保険申請件数が、47,000件減り、522,000件となったことも好材料として使われた。今年上半期の同件数の平均は584,500と比べればかなりの改善である。

様子見を決め込んでいたNY原油(WTI)相場も株高を見て反発、バレル62 ドルへ回復した。米CNN,CNBCテレビのコメンテーターも、Roubini Rallyとはしゃいでいた。
Roubini氏は、2006年の世界金融危機を予見、Dr.Doomの異名の持ち主とWSJ紙は紹介していた。Doomとは「凶運」のことだ。「凶」を予見して有名になった人が、今回は「八卦良い」すなわち、「吉」だと予見した。所詮、八卦見の世界でないのか。

今朝のNHK・BS「おはよう世界」が紹介したブルームバーグは、JPモルガンチエ―スが4~6月期、予想を上回る利益をだしたこととグーグルが好決算を発表したことが景気回復への期待感を生み、NY株式相場が値上がりしたと解説していた。ハイテク株指標のナスダック株価は、この日で7連騰で、2.3%高、1,885ポイントで取引を終了した。

一方、NY外国為替市場では、ドルは冴えず、対ユーロで、1ユーロ=1.41ドル台、1ド言えるル=93円台で取引された。ユーロは、対円では、1ユーロ=132.59~70円で取引されている。ただ、このまま、ドルが対ユーロ、円で一方的に売られるかは方向感が出ていない。ドルにつくか、ユーロにつくか。神様しかわからないだろう。

ガイトナー米財務長官は、7月16日、産油国フォーラムで演説し、米国は強いドル政策を続けると強調した。ただ、ユーロがドルに代わる通貨になるかどうかは、EU(欧州共同体)が東ヨーロッパというアキレス腱を抱えていることから、疑問視する人は多い。

米カリフオル二ア州が財政非常事態を宣言した。同州は「IOU」(借用証)の発行を始めたが返済の保証はない。2兆5,000 奥の赤字をかかえている。返済の見込みがない人にお金を貸したことが今回のサブプライムローン問題の発端である。腹を空かした水鳥が藁をもつかむ気持ちでRoubiniさんに群がったと見ていた方が怪我は少ないだろう。

大相撲夏場所が始まった。相撲の行司が、ハッケヨイ・ノコッタとやっているが、もともと「八卦良い」の意味である。土俵に残るか、残らないかはご自身のリスクである。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炭酸ガスはアクアリストに大人気

2009-07-16 12:24:38 | 情報や案内及び雑談
自作炭酸温泉同好会のHPを公開したら、毎日50~100件のアクセスがあり、ビックリするやら嬉しいやら。

しかし、「ガスボンベ」というモノには「危険」を感じる人が多いようです。
それは仕方がないことで、「ガス」と聞くと「爆発」と連想するようなニュースを、長年見ているからねー。

恐怖を克服するには二つの方法があると思う。
①恐怖になるものに近づかない。
②恐怖になるものをよく理解する。

炭酸ガスのボンベがどのように使われているか、どのような性質があるかを知れば、「怖い!」という感覚が、「な~んだ、そうか!」に変るかも知れないので、ネットで調べた情報ですが、ちょっと紹介しておきます。

1. 炭酸ガスはアクアリスト(水生生物の愛好家)で人気があります。
  水草を育てるには、炭酸ガスが必要だからです。
  ミドボン(緑のボンベで炭酸ガスのこと)で検索すると沢山出てきます。
2. 舞台演出での煙にはドライアイス(炭酸ガスの固体)が必要です。
  舞台に歌手や俳優が登場する時に出る煙はドライアイスです。
3. 家庭用消化器として商品化されて市販されています。
  炭酸ガスは「酸素を遮断・温度を下げる・連鎖反応を抑制」の性質がある。
4. 生ビールを飲むときに使うのも炭酸ガスです。
  最近ではビールサーバーを家庭用に置く人も増えています。
5. ガスボンベには安全弁が付いていて、高温になると自動的に中のガスが
  漏れるようになっています。
  ガスが漏れても、人体には害はありませんが、一気にガスが漏れますと、
  ドラ  イアイスになりますので、それを触ると凍傷になりますが・・・。

今度の健康講座で、炭酸ガスの内容が載ったWeb記事などを配布するつもりです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水鳥が再び集まり始めたのか?NYダウ256ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2009-07-16 08:37:33 | 経済学
NY証券取引所に水鳥が久しぶりに集まり始めたようだ。7月15日、NYダウは前日比3.1%、256ドル上げ、8,616ドルで取引を終了した。3連騰で400ドル以上上げたことになると、今朝のNHK・BS「おはよう世界」が紹介していた。

今朝のWSJ紙は、この日の上昇は、インテルが4~6期決算では依然赤字だが、7~9期に大幅利益が出るとの発表が相場上昇を後押しした。米金融大手のゴールドマンザックスが予想外の好決算をだしたことで、金融株が上げたことも相場を支えたと解説していた。

この日、6月のクレディト返済不履行率が大幅に改善したとのニュースから、クレディト大手のキャピタルワンフィナンシャル、アメリカンエキスプレスの株価がそれぞれ12%上げたことも相場全体の地合いを改善したとWSJ紙は解説している。

ただ、いいとこ取りしているきらいはある。失業率はこの先も増え続ける。ここ3日間の反発が果たして本物かどうか見極める必要があると今朝の米CNNは指摘していた。ブルームバークは、投資家は、失業率は増えるが、増加テンポが鈍ると見ていると解説した。

WSJ紙は、NY連銀の製造業景気指数が、5月のネガティブ9.41が6月ネガティブ0.55へ改善した。NY原油[WTI]先物相場が、前日比バレル2.23ドル上げ、61.75ドルへ回復したことも相場上昇を下支えしたと指摘していた。 

原油はじめ商品相場はドル建てである。ドルは、対ユーロ、カナダドル、英ポンドでは値下がりしたことが、ドル建て価格を押し上げた。金、銀、プラチナの反発も、ドル先安を見越した動きである。ただ、対円ではドルは1ドル=94円台で取引された。

最近、DOWAホールディング会長、吉川廣和氏の講演記録を読む機会があった。氏は遊んでいる土地と株式を全て売却し、新規事業分野に集中投資、借入金返済に集中した。売上重視から質重視、会計上の損益より、キャッシュフローを重視した。

吉川会長は「企業の文化風土づくりも重要な経営課題。城を築くのに10年、城が落ちるのは1日。今の時代、落城は一瞬。一社員の一瞬の気の緩みが崩壊を招く」と話し、「改革を続けられる人が真のリーダーで、改革を止めたら1日で落城だ。」と話している。

リーダー論について「社員が共感してくれる。なんとなくあの人といると安心できる。あの人と仕事をしたい。そういう人が本当のリーダーだと思う」と話を結んでおられた。

水鳥はなぜ株式市場に集まるか。安心感が出はじめたからだ。疫病神が一番良くない。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする