3連休明け19日のNY市場は米企業業績堅調とドイツ景況感指数が予想外に良かったことを好感して、NYダウは、先週末比53ドル高14,035ドルで取引された。CharlesSchwab,マネジングディレクター、RandyFrederick氏は「悪いニュースが入って来ないために、相場自身が上がりたがっている。」と話したと19日付けのWSJ紙電子版にMattJarzenmsky記者が書いた。同紙によれば、今年に入って、M&A総額が1,600億ドルと2005年来の高水準にあることも相場を支えた。2月のドイツZEW景気指数が、予想の35.0に対して48.2を記録した。これを受けてドイツ株が1.6%高はじめ欧州株が軒並み値上がりした。NY外国為替市場では、ドルが対ユーロで下げた。対円では1ドル=93.55円、1ユーロ=125.25円で取引された。NY原油はバレル80セント高、96.66ドルへ上昇、ガソリン相場もスタンド価格がガロン3.6ドルへ反発した。一方、NY金は5ドル安、オンス1604ドル、逆に、プラチナ相場は、生産国の減産を材料に、同19ドル高、1,697ドルで取引された。プラチナ需要の半分は産業用、特に自動車用で米景気の先行指標となっている。
NHK BS「ワ―ルドWaveMorning」18日朝放送の「世界の扉」コーナーで、米シェ―ルガス革命について取り上げ、アメリカが、原油の大量輸入国から輸出国へ方向転換出来るメドがたったことが最大の効果だと分析していた。NY原油(WTI)相場はバレル96ドル前後で推移しているが、年末かけて値下がりすると専門家はみている。燃料に使われる重油の代表であるブレントオイルの相場は現在バレル115ドル前後だが、中国の需要次第としながらも、年末にかけてバレル80ドルを目指すと先日、CNBC電子版が紹介していた。原油相場が下がれば石炭相場も下がる。石炭価格の値下がりで石炭生焚きが、CO2廃棄問題をよそに、現状、急速に見直されつつあると「世界の扉」でも指摘していた。
20朝放送のNHK BS「世界の扉」で、ドイツ問題を取り上げた。その中で、ドイツ、メルケル首相が、9月の連邦選挙で再選されるかは、ドイツ経済の先行き如何だろうと、木村隆介記者がレポートしていた。メルケル首相は、先の二―ダ―ザクセン州選挙で僅差ながらも野党連合に敗北した。さらに側近シャバン前教育相辞任で傷手を受けたにもかかわらず、メルケル支持は41%を維持している。19日、ドイツ景況感指数は改善した。しかし、先に発表されたユーロ圏12年10~12月のGDPは、4期振りに0.6% 減少と陰りが見える。ドイツの好景気が引っ張ってユーロ圏回復への道筋が見えていた。ドイツ経済次第ではメルケル首相も必ずしも安泰でないと解説していた。
ワ―ルドWaveMorningで中国CCTVはフィリピン政府による南紗諸島問題解決を国際仲裁に持ち込む提案を中国政府は拒否したと報じていた。2月26日付けニューズウイーク誌最新号で、『誇りとトラウマの狭間で』のタイトルで「中国の夢が外国人に見えにくいのは歴史に根差した独自の思考回路が彼らにあるからだ」と汪錚(ワン・チョン 米シ―トンホール大学準教授)が書いていた。日本の中だけで物事を見ていると世界が見えない。(了)
NHK BS「ワ―ルドWaveMorning」18日朝放送の「世界の扉」コーナーで、米シェ―ルガス革命について取り上げ、アメリカが、原油の大量輸入国から輸出国へ方向転換出来るメドがたったことが最大の効果だと分析していた。NY原油(WTI)相場はバレル96ドル前後で推移しているが、年末かけて値下がりすると専門家はみている。燃料に使われる重油の代表であるブレントオイルの相場は現在バレル115ドル前後だが、中国の需要次第としながらも、年末にかけてバレル80ドルを目指すと先日、CNBC電子版が紹介していた。原油相場が下がれば石炭相場も下がる。石炭価格の値下がりで石炭生焚きが、CO2廃棄問題をよそに、現状、急速に見直されつつあると「世界の扉」でも指摘していた。
20朝放送のNHK BS「世界の扉」で、ドイツ問題を取り上げた。その中で、ドイツ、メルケル首相が、9月の連邦選挙で再選されるかは、ドイツ経済の先行き如何だろうと、木村隆介記者がレポートしていた。メルケル首相は、先の二―ダ―ザクセン州選挙で僅差ながらも野党連合に敗北した。さらに側近シャバン前教育相辞任で傷手を受けたにもかかわらず、メルケル支持は41%を維持している。19日、ドイツ景況感指数は改善した。しかし、先に発表されたユーロ圏12年10~12月のGDPは、4期振りに0.6% 減少と陰りが見える。ドイツの好景気が引っ張ってユーロ圏回復への道筋が見えていた。ドイツ経済次第ではメルケル首相も必ずしも安泰でないと解説していた。
ワ―ルドWaveMorningで中国CCTVはフィリピン政府による南紗諸島問題解決を国際仲裁に持ち込む提案を中国政府は拒否したと報じていた。2月26日付けニューズウイーク誌最新号で、『誇りとトラウマの狭間で』のタイトルで「中国の夢が外国人に見えにくいのは歴史に根差した独自の思考回路が彼らにあるからだ」と汪錚(ワン・チョン 米シ―トンホール大学準教授)が書いていた。日本の中だけで物事を見ていると世界が見えない。(了)