ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

真っ黒なロンドンの空からCleanAirAct(大気浄化法)が英国議会で成立した(学校で教えてくれない経済学)

2013-02-01 10:15:28 | 経済学
清酒「福寿」が山中教授ノ―ベル賞授賞式に振る舞われた話がきっかけで、日本酒全体の人気復活にも一役買っているという。「福寿」経営の「酒心館」「酒ばやし」を今年初めて訪れてその盛況ぶりを実感した。12時半の予約だった。客足が気持ち引いたのは2時近くになってからである。文字通り山中効果であろうが、レストランの雰囲気は既に春爛満の陽気だった。ワ―ルドWaveMorning「世界の天気」コーナーでは、2月1日、東京の気温は14℃、明日は19℃まで上昇する。節分を待たずして3月下旬並みの陽気だと解説していた。春の訪れを伝えるには「 三寒四温」という言葉がある。しかし、暖かくなるのは結構だが、これだけ温度差が激しく上下すると、体調管理がいよいよ難しくなりそうで要注意だろう。

2月1日朝のワ―ルドWaveMorningでは、ロシアRTRがプーチン、ロシア大統領が、真剣なまなざしで、この先5年間のロシア政府の基本方針について、経済問題中心に、ただならざる様子であることを国民に訴える姿をテレビ画像が生々しく伝えていた。ロシアは経済拡大と緊縮財政という相矛盾する課題に取り組まなければならない。「このような状況は、ですね、世界全体も同じなのですが、ロシアは、世界の流れの中に留まっていてはならないのですよ。ロシア経済は過去2四半期連続マイナス成長だった。ロシアは抜け出さなければならないのですよ。」と閣僚との初めてという合同会議で、一語一語、言葉選びしながら、話していた。その中で天然ガスの急落という言葉は聞えなかった。アメリカでのシェ―ルガス革命の影響がロシア経済に深傷を与えていることだけは、はっきりしている。

今朝放送の上海RTSは「深刻な大気汚染の結果,8億人が影響を受けている。その結果呼吸器系の病気、中でも肺炎がここ10年、急増している。肺がんが60%増加した。短期的にも問題だが長期的問題はより深刻だと専門家は指摘している。」と解説、北京市内であろうかさる病院の様子を画面に映していた。日本でも似たような事情は50数年前、現実にあった。洗濯物の白いシーツが媒煙で真っ黒になる様子を家庭教師先の尼崎で体験した。第2次世界大戦後のロンドンも同じで、先も見えない、呼吸もできなくなって、イギリスでも政治家が、初めて動いた。イギリス議会で、CleanAirAct(大気浄化法)がその時、成立したと、当時お世話になったPCiガ―ムストン弁護士から聞いた話を今も生々しく覚えている。

31日、NYダウは、前日比49ドル安、13,860ドルで取引を終えた。NY原油はバレル97.49ドル、NY金は19ドル安のオンス1,660ドルだった。プラチナもこの日は下げオンス1,662ドルと金と並んだ。NY外国為替市場では、1ドル=91.76円、1ユーロ=124.57円と日本円は対ドル、対ユーロ共に売られた。覆水盆に還らずという言葉がある。一度円売りの流れに向かうと流れは止まらないのだろうか。この日発表の米新規失業保険申請件数が予想以上に増えるなど、アメリカ景気が晴れ一色でない中でもドルが買われた。21日付けCNBC電子版に「プラチナか金か。どちらが先に2,000ドル」という記事があった。プラチナの需要の半分は自動車中心に産業用。米景気判断の一つの物差に使えるかもしれない。(了)

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