(学校で教えてくれない経済学)
安倍首相はオバマ米大統領に東アジアでの高まる緊張に答えるために日本の防衛力を増強すると伝えた。日米両首脳は核開発計画を推進する北朝鮮に断固反対することで同意した。日米同盟が過去3年間頓挫した時期を経て、改善しつつあることを両首脳は確認した。オバマ大統領は会談の後の記者会見で「日米同盟は太平洋地域の安定にとって中心的基盤である」と話した。「日米同盟の存在は地域の安定に寄与することに日米は同意した。」と安倍首相は話した。「TPP参加の交渉を継続する。進展を図るための一層の努力を必要としている」との文言が共同声明に盛り込まれた。安倍首相は6月末までにへ―グ条約を国会で批准したいと語ったと22日付けWSJ紙電子版にYukaHayashi記者が書いた。WSJ紙電子版は別ページに安倍夫人が「オバマ夫人の予定が既に決まっていた。首相訪米に同行出来ず驚き失望している。」と自身のフエ―スブックに書いたと紹介していた。
23日朝放送のNHKBSニュースによれば、22日の日米首脳会談で、TPP交渉で全ての品に関税撤廃を求めるものではないことを日米双方が確認した。これで大きなハードルを越えたと報じていた。表向きの発表は、さておき、日米双方でどのような具体的確認がなされたのか。尖閣諸島問題も含めて、具体的に何が話されたのか。又、共同声明作成の過程で、何が外され、何が入れられたのか。むしろ、中国政府の方が、興味津津であろうと推察する。中国CCTVの日米首脳会談に関する論評は、今朝7時台の段階だが出ていなかった。朝6時台放送の中国CCTVは、2012年の世界のGDP成長率が3.2%とIMFが発表したと紹介、7.8% 増の 中国が20%を占め、中国が原動力となったと胸を張った。
23日朝6時台放送のドイツZDFは、EU(ヨ―ロッパ委員会)が22日発表した2013年のユーロ圏GDPがマイナス0.3%と2年連続でマイナスとなったと紹介、失業率で見ればドイツ5.7% に対してスペイン26.9%,フランス10.7%と極端に高い。危機解決に時間を要するだろうと解説していた。一方、フランスF2は、2年前国家破綻寸前だったアイルランドが2012年プラス1.0%を確保した。特に輸出が伸び、今や模範国に変わったと紹介していた。
一方、22日のNY市場では、NYダウは前日比119ドル高、14,000 ドルで取引を終えた。原油{WTI}相場はバレル93.29ドルへ小幅高、NY金相場は小幅安、オンス1,572.40ドルで取引された。NY外国為替市場では、1ドル=93.38円、1ユーロ=123.16円で取引された。米ブルームバーグは、NYダウは、好調な米企業決算、ドイツ景況感の改善を材料に株価は反発した。しかし、1週間通しで見れば値下がりした。投資家は様子見していると解説していた。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した三菱東京UFJ銀行、村尾典昭氏は「欧州経済のマイナス見通しでユーロが売られた。来週発表予定の日銀総裁人事を注目している。失望となれば為替相場の流れが変わる。」とコメントしていた。
外国から見れば日本は恵まれていると見える。そのことに気づかない日本は不幸だ。(了)
安倍首相はオバマ米大統領に東アジアでの高まる緊張に答えるために日本の防衛力を増強すると伝えた。日米両首脳は核開発計画を推進する北朝鮮に断固反対することで同意した。日米同盟が過去3年間頓挫した時期を経て、改善しつつあることを両首脳は確認した。オバマ大統領は会談の後の記者会見で「日米同盟は太平洋地域の安定にとって中心的基盤である」と話した。「日米同盟の存在は地域の安定に寄与することに日米は同意した。」と安倍首相は話した。「TPP参加の交渉を継続する。進展を図るための一層の努力を必要としている」との文言が共同声明に盛り込まれた。安倍首相は6月末までにへ―グ条約を国会で批准したいと語ったと22日付けWSJ紙電子版にYukaHayashi記者が書いた。WSJ紙電子版は別ページに安倍夫人が「オバマ夫人の予定が既に決まっていた。首相訪米に同行出来ず驚き失望している。」と自身のフエ―スブックに書いたと紹介していた。
23日朝放送のNHKBSニュースによれば、22日の日米首脳会談で、TPP交渉で全ての品に関税撤廃を求めるものではないことを日米双方が確認した。これで大きなハードルを越えたと報じていた。表向きの発表は、さておき、日米双方でどのような具体的確認がなされたのか。尖閣諸島問題も含めて、具体的に何が話されたのか。又、共同声明作成の過程で、何が外され、何が入れられたのか。むしろ、中国政府の方が、興味津津であろうと推察する。中国CCTVの日米首脳会談に関する論評は、今朝7時台の段階だが出ていなかった。朝6時台放送の中国CCTVは、2012年の世界のGDP成長率が3.2%とIMFが発表したと紹介、7.8% 増の 中国が20%を占め、中国が原動力となったと胸を張った。
23日朝6時台放送のドイツZDFは、EU(ヨ―ロッパ委員会)が22日発表した2013年のユーロ圏GDPがマイナス0.3%と2年連続でマイナスとなったと紹介、失業率で見ればドイツ5.7% に対してスペイン26.9%,フランス10.7%と極端に高い。危機解決に時間を要するだろうと解説していた。一方、フランスF2は、2年前国家破綻寸前だったアイルランドが2012年プラス1.0%を確保した。特に輸出が伸び、今や模範国に変わったと紹介していた。
一方、22日のNY市場では、NYダウは前日比119ドル高、14,000 ドルで取引を終えた。原油{WTI}相場はバレル93.29ドルへ小幅高、NY金相場は小幅安、オンス1,572.40ドルで取引された。NY外国為替市場では、1ドル=93.38円、1ユーロ=123.16円で取引された。米ブルームバーグは、NYダウは、好調な米企業決算、ドイツ景況感の改善を材料に株価は反発した。しかし、1週間通しで見れば値下がりした。投資家は様子見していると解説していた。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した三菱東京UFJ銀行、村尾典昭氏は「欧州経済のマイナス見通しでユーロが売られた。来週発表予定の日銀総裁人事を注目している。失望となれば為替相場の流れが変わる。」とコメントしていた。
外国から見れば日本は恵まれていると見える。そのことに気づかない日本は不幸だ。(了)