(学校で教えてくれない経済学)
「ラブロフ、ケリージュネーブ協議を前にして、アメリカによる武力攻撃を終わらせることが先だ。シリアは条件が満たされれば、数日内に、化学兵器の製造、保存、使用を禁止する協定に署名する。」とアサド、シリア大統領は、モスクワテレビとのインタ―ビュ―で9月12日語ったと12日付けWSJ紙電子版でJaySolomon,Gregory L.White両記者は書いた。13日朝放送のロシアRTRはアサド大統領とのインタビューを時間を割いて報道、アサド大統領は「近日中にシリアの化学兵器を国際管理下に置く。ロシアの協力に期待する。」「シリアはアメリカの脅しで決めたのではない。ロシアのイニシアチブに従った。アメリカからも前向きな姿勢が示されるべきだ。」と語る様子をテレビ画面に写していた。
カタール、アルジャジ―ラは13日朝6時台の放送で,ジュネーブでのケリ―、ラブロフ会談を前にした共同記者会見で「ケリ-米国務長官はシリアから化学兵器撤去についてロシアと協調して進めると語った。ラブロフ、ロシア外相は交渉で出来ると語った。」と伝えた。英BBCは13日朝の放送で、緊急ニュースをお知らせしますと前置きして「アサド大統領は自ら保有していた化学兵器を手離す。ロシアに促されたからだ。シリアの観点から決めた。一方、プーチン大統領は12日付けのNYタイムズ紙に寄稿、オバマ米大統領と私との間の信頼関係から生まれたと書いた。ロシアの提案からシリアに対する国際的見方に変化が見られる。アサドは、アメリカがシリア攻撃を止めることが先と条件をつけた。この先には難題が待ち構えている。」と解説していた。
12日付けのWSJ紙電子版は別ページで「中国経済回復の情報はあくまで目先的には助けとなるが、中国指導部は輸出主導から内需主導による穏やかな改革に舵を切った。不動産バブル抑制の方向で進めることで動く。目先の数字のみで見誤ってはなるまいとの専門家の意見を集約して紹介していた。同日付けのWSJ紙電子版で「米FRBは9月17~18日の会合で現在進めている850億ドル/月の債券購入額を150億ドル削減を始める。年末にかけて米連邦予算審議が始まる。その間失業率など見極めながら2014年半ばに向けて慎重に量的緩和策縮小を進めることになるだろう。」との専門家の見方を紹介していた。
12日、NY市場ではNYダウは前日比25ドル安、15,300ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル前日比1.0%高、108.60ドル、NY金相場はトロイオンス2.5%安、1,330.40だった。NY債券市場では債券が買われ10年物国債利回りは2.907% へ低下した。NY外国為替市場では1ドル=99.46~48円、1ユーロ=132.27~33円で取引された。13日放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券CMA,大宮弘幸氏は「アメリカ政府はLNG(液化天然ガス)輸出を新たに許可2017年からスタートする。2020年にはアメリカからのLNG対日輸出は年間230万トンに上るだろ。」と話していた。2020年は東京オリンピック開催の年である。米国内ではシエールガス革命が底流でダイナミックに進んでいると伝えられる。シリア問題解決対応にも米露の勢力図を巡る駆け引きが色濃く出ている。(了)
「ラブロフ、ケリージュネーブ協議を前にして、アメリカによる武力攻撃を終わらせることが先だ。シリアは条件が満たされれば、数日内に、化学兵器の製造、保存、使用を禁止する協定に署名する。」とアサド、シリア大統領は、モスクワテレビとのインタ―ビュ―で9月12日語ったと12日付けWSJ紙電子版でJaySolomon,Gregory L.White両記者は書いた。13日朝放送のロシアRTRはアサド大統領とのインタビューを時間を割いて報道、アサド大統領は「近日中にシリアの化学兵器を国際管理下に置く。ロシアの協力に期待する。」「シリアはアメリカの脅しで決めたのではない。ロシアのイニシアチブに従った。アメリカからも前向きな姿勢が示されるべきだ。」と語る様子をテレビ画面に写していた。
カタール、アルジャジ―ラは13日朝6時台の放送で,ジュネーブでのケリ―、ラブロフ会談を前にした共同記者会見で「ケリ-米国務長官はシリアから化学兵器撤去についてロシアと協調して進めると語った。ラブロフ、ロシア外相は交渉で出来ると語った。」と伝えた。英BBCは13日朝の放送で、緊急ニュースをお知らせしますと前置きして「アサド大統領は自ら保有していた化学兵器を手離す。ロシアに促されたからだ。シリアの観点から決めた。一方、プーチン大統領は12日付けのNYタイムズ紙に寄稿、オバマ米大統領と私との間の信頼関係から生まれたと書いた。ロシアの提案からシリアに対する国際的見方に変化が見られる。アサドは、アメリカがシリア攻撃を止めることが先と条件をつけた。この先には難題が待ち構えている。」と解説していた。
12日付けのWSJ紙電子版は別ページで「中国経済回復の情報はあくまで目先的には助けとなるが、中国指導部は輸出主導から内需主導による穏やかな改革に舵を切った。不動産バブル抑制の方向で進めることで動く。目先の数字のみで見誤ってはなるまいとの専門家の意見を集約して紹介していた。同日付けのWSJ紙電子版で「米FRBは9月17~18日の会合で現在進めている850億ドル/月の債券購入額を150億ドル削減を始める。年末にかけて米連邦予算審議が始まる。その間失業率など見極めながら2014年半ばに向けて慎重に量的緩和策縮小を進めることになるだろう。」との専門家の見方を紹介していた。
12日、NY市場ではNYダウは前日比25ドル安、15,300ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル前日比1.0%高、108.60ドル、NY金相場はトロイオンス2.5%安、1,330.40だった。NY債券市場では債券が買われ10年物国債利回りは2.907% へ低下した。NY外国為替市場では1ドル=99.46~48円、1ユーロ=132.27~33円で取引された。13日放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券CMA,大宮弘幸氏は「アメリカ政府はLNG(液化天然ガス)輸出を新たに許可2017年からスタートする。2020年にはアメリカからのLNG対日輸出は年間230万トンに上るだろ。」と話していた。2020年は東京オリンピック開催の年である。米国内ではシエールガス革命が底流でダイナミックに進んでいると伝えられる。シリア問題解決対応にも米露の勢力図を巡る駆け引きが色濃く出ている。(了)