ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

「東電に任さない。国が前面に出て抜本的対策を取る」と安倍首相は語ったと3日朝放送の

2013-09-03 10:37:27 | 経済学
豪ABCは伝えた、9月7日に2020年夏のオリンピック開催地が決まる(学校で教えてくれない経済学)


NY市場休場で米ブルームバーグニュ-スの放送はなし。9月3日朝、取引のはじまったシドニーウエリントン市場で、1ドル=99.40~44円、1ユーロ=131.14~16円で、ドル、ユーロが買い戻されて取引されていると、3日朝7時台放送のワ―ルドWaveMorningが紹介していた。香港ATVは「8月の中国の製造業購買担当者指数(PMI)で、HSBCが7月47.7から50.1へ、中国統計局が50.3から51.0へ共に改善としたことを受けて2日の香港ハンセン株価指数が先週末比2%上昇した」と伝えた。3日付けWSJ紙電子版でGregory.L.White
記者は「8月のユーロ圏17ケ国製造業購買部指数が51.4へ改善した。特にスペイン、イタリアで改善した。これを受けて欧州株が軒並み反発、英国1.45%,ドイツ1.74%,フランス1.84%それぞれ先週末比値上がりした」と書いていた。

中国関連では、3日付けWSJ電子版でEstherHang記者など連名の記事で「中国の8月の住宅価格が8.6%上昇、中国政府が資産バブル規制緩和に一部動き出した兆候との見方がある。ただ、その一方で、住宅の大量の売れ残り物件を抱え、大手不動産会社による在庫処分の20%を超える大幅値下げが進んでいる。米テキサス州で家を買ったと話す中国人男性は「中国市場より海外市場に目を向けている。」と話した紹介していた。同紙によれば「中国経済低迷から鉄、セメント需要は引き続き低迷している。豪州、ブラジルからの中国向け輸出は不振のまま。豪州鉱山会社RioTintoは2,200人を削減した。」と書いていた。

一方、シリア情勢については、朝6時放送のフランスF2は「オバマ大統領が米議会の意見を求めたことで、アメリカを支持したフランスは厳しい立場に置かれている。」とニュ-ス冒頭でコメント、「ジュぺ首相はフランスはオランド大統領の元、行動を共にする」と語った。シリア、アサド大統領はフランスの行動を厳しく批判した」と紹介していた。カタール、アルジャジ―ラ放送は、エジプトで軍事ク―デタ―に反対するデモが行われたと伝えた後、シリア情勢に移し、「ロシアはシリア沖にロシア権益保護のためとして艦船をシリア沖に派遣、アメリカがシリアを攻撃すれば外交上に一撃を加えられることになるとラブロフ外相談話を伝え、中国はアメリカに自制を求め、米議会にはためらいの空気が流れている」と紹介していた。ロシアRTRは「プーチン大統領がロシア上下両院議長と会談、ロシア議員団のアメリカ訪問を決めた。プーチン大統領は「みなさんの取り組みは正しいと思います。お互いの立場を知るには対話以外ありません。米議会は耳を傾けてくれると思います。」と話す様子を画面に写していた。英BBCは「BBC世論調査によればイギリス人の70% がシリア軍事介入に反対していることが分かった」と紹介していた。

3日朝7時台放送の豪ABCは豪労働党が選挙戦で苦戦しているとのニュースのあとフクシマ第1原発で高濃度の汚染水が海へ流れていると伝え、「東電に任すことなく国が前面に出て抜本的対策を取る」と語る安倍首相の様子を写していた。2020年夏のオリンピック開催地が9月7日決まる。猪瀬東京都知事は東京湾は汚染されていないと話したと伝えた。(了)

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甲陽学院同窓会会員総会風景(スケッチ&コメント)

2013-09-01 22:48:59 | スケッチ


甲陽学院同窓会会員総会風景

江嵜企画代表・Ken



甲陽学院同窓会会員総会が8月31日、午後1時から母校高校跡地にあるノボテル甲子園で開かれ楽しみにして出かけた。お目当ての一つは「関西人はなぜ政治が嫌いか?」の演題で乾正人、産経新聞編集長(62回生)の話を聞くことだった。

明らかな目標を持ち、人心を掌握出来るリーダーが政治家に出て来ないと国は良くならないと中学1年の時からだんだん分かってきた。関西は政治を軽視してきた。形式的には幣原喜重郎、鈴木貫太郎はいるが、関西で総理大臣になった人が一人もいないことによく表れていると口火を切った。

母校には会場の前におられる方々のように、賢い人はいる。そこが問題だと思っている。こういうことを言うと最近はツィッタ―が怖いので書かないでほしい。(筆者注:講演の中で、書かないでほしいという言葉が今回ほど繰り返し出た講演会も珍しい。実はその個所だけが面白かった。)

母校では、地歴部にいた。火遊びをやって現校長の山下正明先生にえらく叱られた。数学が全くの苦手だった。200人いた生徒の末席をうろうろしていた。数学のない大学を受験して卒業したと学校時代の話へ飛んだ。

話を戻す。今の日本の政治は俗に言う御三家、岸、吉田、鳩山家が抑えている。安倍総理も選挙区は山口だが東京で育った。そのことが東京一極を助長している。新幹線を通したといった目に見えるものだけが政治でない。目に見えないところで政治パワーが働く。

関西から総理大臣が出ていないことには根深い問題がある。豊臣が滅びた以降、関西は武士の町でない。大阪には町人の名をつけた地名が多い。関西は政治権力を意識せずに繁栄して来た。

前政権は、理屈はいいことを言った。経験のなさが災いした。官僚は優秀だが、決断できない。決断は政治家の仕事である。医者と同じで何度も臨床を積んではじめていい医者になる。今一つ政治家になるには金がかかる。特に小選挙制になってからその傾向が強まった。

それが分かってしまって立候補しなくなった。新規参入が極めて難しい。老中が支配した江戸時代と変わっていない。古い体質が残っている方がお得。これをどうにかしないと日本という国はにっちもさっちも行かない。

関西が政治嫌いなのには教育の問題もある。母校の卒業生は80%が理科系と聞いた。医者に向いてない学生が医者になる。文科系と理科系は半々が望ましいと思っている。母校からも優秀な学生が政治家になって欲しいと講演を終えた。

講演は1時間以上に及んだ。ほとんど伏字になるから書けない。講演の後、数人が質問した。「甲陽だより」で演題を見て東京から駆けつけたと前置きして「メディアは一端持ち上げておいて、手のひら返したように叩く。もう少しなんとかならぬのか。」と質問した。乾氏は「産経は現政権誕生前から支持していたのでしばらく続ける。」とかわした。

最後に現役の地方議員の後輩が質問に立った。いろいろやり取りがあったあと、乾氏は「地方自治体からめげずに国政を目指してください。」と受けた後、「(山下校長に向かって)政治が重要だと云うことを生徒に教えてやって下さい。「はだしのゲン」が批判されている。政治を二ュ―トラルに教えられる先生がいないのではないか。政治を目指す人材を育ててください。」と母校にエールを送った。

第一部 講演のあと 1階鳴尾の間から2階甲陽の間に場所を移し第二部では、喜多毅(44回生)他8名からなるSilky Cotonns バンド演奏を楽しんだ。44回、59回、69回生、ホームカミング学年が演壇に上がり記念品が贈呈された。校歌斉唱し散会した。

午前10時から同じくノボテル甲子園で開かれた甲陽史学会に出た。辻川敦、尼崎市立地域研究史料館館長(59回生)から地域史編さんの現状と問題点について話を聞いた。公文書保存、一般公開で、制度、財政面で制約が多い。図書館、公文資料館、博物館共に逆風だ。将来が心配だと話した。

余談ながら、日米繊維交渉の生々しい話はアメリカの公文書館へ行けば公に閲覧できる。日本では出来ない。公文とは何かについての認識が日本では根付いていない。乾氏の講演でも、政治が国民一人一人の命に大きな意味を持っている。そのことを学校でも教えてやって欲しいと祈るのみだ。(了)

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