ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

好調な米経済統計発表うけてNYダウ続伸、2万ドルに迫る、NY外為市場でドル買われ、一時、

2016-12-16 11:44:23 | 経済学
1ドル=118.55円(学校で教えてくれない経済学)


「シリアで影薄くなるアメリカ、存在感示すロシア、アサド政権のアレッポ制圧、米国の関与低下を象徴」と15日付けWSJ紙電子版でJaySolomon記者らが書いた。同記事によると「シリア北部の激戦地アレッポをバッシャール・アサド大統領率いるシリア政府軍が制圧したことは、6年近い内戦にロシアなどが介入を強める一方で米政府の中東への関与が低下する現状を如実に示す例となった。欧米やアラブ諸国の当事者は、ロシアとトルコは今週、アレッポの反体制派地域の住民への人道的支援をめぐる協議を開いたが、オバマ政権はそこに参加せず脇役に置かれた。」と書いた。16日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアテレビは「シリア政府軍は15日、アレッポを解放した。救急車15台を先頭に、反政府軍兵士その家族らを乗せた25台のバスがロシア兵士に護衛され反政府軍支配地域のイドリブへ移動した。プーチン大統領の依頼で行われた。」と伝えたあとロシアテレビは「プーチン大統領は南クリル諸島での日本との経済協力について討議するため日本を訪問した。プーチン大統領は予定時間に遅れて到着した。2人は記者に促されて握手した。安倍首相は「私の故郷、長門にプーチン大統領をお迎えることが出来てうれしい。温泉で疲れを取っていただきたい」と話した。プーチン大統領が「安倍首相の故郷にお招きいただき感謝している。今疲れを取っていただきたいと安倍首相は話されましたが、疲れ過ぎないような会談にしたい」と話す様子をテレビ画面に映していた。会合は11時半過ぎまで行われた。16日は場所を東京に移動して2回目の会談が行われる。

一方、英BBCは「今年最後となるEU首脳会議が15日、ブリュッセルで開かれた。メイ首相は夕食会に招かれなかった。夕食会では英国のEU離脱問題が討議された。イギリスのEU離脱問題の交渉は10年かかるとささやかれている。イギリスは安全保障の会議には参加しているが貿易問題では呼ばれない。イギリスの孤立は避けられないだろう。」と伝えた。ドイツZDFは「シリアアレッポが15日、政府軍によって解放された。プーチン大統領が指示して実現した。ロシア軍はドローンを飛ばして解放の様子を監視した。アサド大統領はアレッポが解放された。新しい歴史が始まったと語った。」と伝えたあとドイツZDFは「15日、EU首脳会議が開かれた。シリア問題が主たる議題だった。EUトルコとの難民協定は維持する。対ロシア制裁についてEUシュルツ議長は言及しなかった。メルケル首相は「違法移民には厳しく対応する」と記者団に語った。ドイツ,べネゼール内相は「アフガニスタンからの違法移民35人を本国に送還した。ドイツにはなお1万2,500人の違法移民が滞在している。」と伝えた。

15日NY市場では欧州株高と好調な米経済統計発表を受けてNYダウは59ドル高、19,852ドルで取引を終えた。債券が売られ利回りが急騰、ドルが買われ、NY外為市場では1ドル=118.22~32円、ユーロ=123.15~24円で取引された。NY原油(WTI)相場はバレル50.90ドルで取引を終えた。NY金はドル高を受けて続落、オンス1,127.80ドルで取引を終えた。シンガポールCNA、香港TVBはともに米利上げで米国への資金流失を懸念と伝えた。(了)

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ビフォー・アフターのための検査と臨床 (12/18臨床実践塾の準備)

2016-12-15 17:14:57 | 診断即治療と虹彩学

仰臥になってからの写真です。(^-^)



体幹に腕を引き付けて、手の平を外側に捻じり、体幹から引き離すように引っ張ることで、広背筋のテストができます。
これはキネシロジーでの「肝臓と脾臓」の筋力テストに使われるのですが(キネシオは20年ほど前に勉強しただけなので、今は別の方法を使っているかもしれない)、このテストで側頭骨の検査もできます。

たまたま来られた患者さんが、「肝が弱いな」と思ったので、このテストをしてみました。
するとやっぱり右腕の筋力がないので、
「これは頭蓋骨を動かすと治りますよ。ちょっとやってみましょうか」と声をかけたら、
「ええ、お願いします」と言うものですから、側頭骨をちょちょと動かしてから、再び腕の筋力テストをしたら、先ほどとは比べものにならないほど力が出ていました。

頭蓋を触ったのは、座位で1分も触ってないので、本人は驚いて、
「先生、今のは何ですか。頭をちょっと触っただけで、なんで力が出るんですか、魔法ですか?」と、私を責めるように言ってきました。

そこで、
「いや、実は、このテストは肝臓のテストで、頭を触ったのは肝臓を整えるためだったんです。こうすると、肝臓と頭の関係がわかりやすいでしょう?」と言うと、

「わからないわー」とか何とか言っていました。

きょうは4人ほど、このようなテストをしました。
全てバッチリでした。
このブログだけではわからないと思いますが、簡単に言うと、側頭骨で肝・脾も整えられるので、それをビフォー・アフターにつかったらどうですか、ということです。
(頭蓋JAAを開発しているころこから肝・脾の治療点は側頭骨です)

今回の臨床実践塾は、結構面白くなりそうです。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。


そうそう、新年からはスタッフがちょっと入れ替りますが、どうぞよろしく願い申し上げます。

どんな人が来るかって?

一人は、かなりできる人で、鍼灸大学で非常勤講師もしていた人で、彼が学生のころからの知り合いです。
年齢ですか?
24才って言ってもいいのかなー。
もう一人は、何年か前に当院のスタッフだった女性で、お手伝いをお願いしました。

もっとニュースがありますが、聞きますか?

実は、来年の10月ごろ、アメリカのニューヨーク、ワシントン、アトランタの大学3校で、七星論の講演をお願いしたいという連絡が来たのです。
大学からの招聘だと拍が付くし、七星論を知ってもらうにはいいチャンスだと思ったので、二つ返事で返信しておきました。v(^◇^)v 

日程などが決まりましたら、このブログでお知らせするつもりですが、空き巣狙いが心配なので、ネット公開はまだ決めてありません。

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米FRB,2017年に3回利上げ予測後、NYダウ118ドル安、ドル急騰、NY外為市場で、1ドル=117円台

2016-12-15 10:28:28 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


米FRBは14日、FOMCの会合で政策金利を0.25% 引き上げ0.5~0.75%と決めた。今年9月に予測した来年2回利上げを3回利上げに変更した。これを受けて債券が売られ利回りが上昇、14日NY外為市場ではドルが全面高となった。対円では1ドル=117.04~12円、1ユーロ=123.26~34円で取引された。来年の利上げの予想回数が2回から3回へ増えたことを受けて NYダウは118ドル安、19,792ドルへ値下がりした。NY原油(WTI)はドル上昇を受けてバレル51.04ドルへ反落した。NY金はオンス1161.30ドルへ小幅反発した。15日朝放送の日経CNBCテレビはFOMC会合後のイエレン議長の記者会見の様子を生中継した。質問者の多くはトランプ次期米政権の財政政策についてFOMCの会合で議論したのかと質問した。それに対して、イエレン議長は、自分は次期米政権の政策にコメントする立場にないと繰り返し答えた。ただ現段階ではまだ不透明だと答えた。今後の利上げペースについて聞かれたイエレン議長は、今回の0.25% 利上げ後でもまだ十分低い水準と認識していると答えた。失業率を聞かれたとき、4.5%の失業率は低いことは事実だが、アルバイトなど意図せざる就業の存在があると指摘した。製造業の雇用増加を期待するかと聞かれたとき、少なくとも雇用面では製造業は大きなウエートを占めていないと答えた。

15日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でカタール、アルジャジーラは「アレッポでのロシアとトルコとの間の停戦合意はわずか数時間で崩壊した。政府軍は反政府軍への砲撃を再開した。反政府軍支配地域からの脱出に備えて待機していたバスは空のまま引き返した。女、子供を含め政府軍による虐殺の噂が絶えない。シリア、トルコ、イラン民兵全ての合意が不可欠だ」と伝えた。英BBCは「アレッポ停戦合意は14日完全に崩壊した。市民の希望が消えた。ロシアとトルコとの合意内容にアサド政権が条件を付けてきたのです。」と解説していた。フランスF2は「アレッポ停戦合意は数時間でもろくも破られました。解放を待っていたバスは空のまま帰りました。」と伝えた。ドイツZDFは「アサド政権が民間人を殺害している話は消えていない。安保理事会ではロシアと中国が拒否権を行使した。非難しあっている。パン国連事務総長は「国連は深刻な事態に直面している。」と10年の最後の挨拶で述べた。」と伝えた。豪ABCは「アメリカ代表はロシア代表を恥知らずだと声を上げた。ロシア代表は誤った情報に操られていると激しい応酬をした。市民が4年半の内戦から通常の生活に戻る機会が失われました。回復の見込みはありません。」と伝えた。

国営ロシアテレビは「アムステルダム裁判所はアムステルダム美術館に預けていたクリミヤ博物館所蔵物はウクライナに所属する。クリミヤは国として認識されていない。」と判断した。一方的な政治的判断だと伝えた後、ロシアテレビは「山口県、長門で15日、プーチン大統領と安倍首相が会談する。長門市はかってない盛り上がりを見せています。アメリカで新政権が誕生して安倍首相は何としても今回の会談を成功させたいと意気込んでいます。」と紹介、「長門市内の神社の鳥居の上につるされた賽銭箱に何度投げても入らない。日本では期待しているが神社のお賽銭と同じで、うまくいきそうにない」と解説していた。(了)

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FOMC結果待ちでNY外為様子見、NYダウ114ドル高で史上最高値更新、トランプラリー継続

2016-12-14 10:48:56 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「エクソンモービルCEO,レックス・ティラーソン(RexTillerson)氏(64)をトランプ氏は次期米国務長官に指名したと政権移行チームのメンバーが明らかにした。同氏は2006年からエクソンのCEOを務める。氏はロシアのウラジミール・プーチン大統領に最も近い人物である」と13日付けWSJ紙電子版でBradleyOlson記者が書いた。一方、「米議会はティラーソン氏がプーチン大統領と親交があることから米議会共和党・民主両党の抵抗に直面している」と12日付けWSJ紙電子版でKristinaPeterson記者らが書いた。14日朝放送の米ABCはトランプ氏がティラーソン氏を次期米国務長官に指名したと伝えたあと「テイラーソン氏は政治、軍事の経験がないことでアメリカの伝統が破られた。氏はプーチン大統領と親交が深い。議会承認は難航するだろう。トランプ氏はエネルギー長官に元テキサス州知事を指名したとの情報がただいま入りました。」と伝えた。13日付けWSJ紙電子版でGeraldF.Seib記者は「トランプ氏はシンシナティ州での感謝集会のさなかに重要なことを口にした。いつもながら騒々しい取り留めもない中だったのでほとんど聞き逃されてしまったがトランプ氏は中東戦略について「政権転覆企てず」と語った」と書いた。

一方、13日のNY原油(WTI)先物相場は4日続伸、1年5ケ月振り高値バレル52.98ドルで取引を終えた。市場の関心はOPEC加盟国と非加盟国の減産合意で2017年の世界的な需給バランスに移っていると14日付けブルームバーグ電子版でMarkShenk記者が書いた。13日のNY株式市場は欧州株高の流れを引き継ぎ、ダウ、ナスダック、S&P500揃って史上最高値を更新した。NYダウは114ドル高、19,911ドルで取引を終えた。「米FOMCで利上げ決定が見込まれていることは米国経済の力強さに米金融当局が自信を抱いているシグナルとの観測が広がった」と14日付けブルームバーグ電子版でOliverRenick記者が書いた。13日のNY外為市場ではFOMC控えて様子見1ドル=115.19円、1ユーロ₌122.39円で取引された。NY金はオンス1,156.70ドルへ反落した。

14日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で国営ロシアテレビは「日本訪問を直前に控えてプーチン大統領は一部日本のマスコミ関係者と会い『ロシアには日本との間に領土問題はない。日本との間で経済プロジエクトについて話し合う。』と話した。日本人は快く思わないだろう。日本ではプーチン大統領訪日の話題は今たけなわだが期待が大きすぎる。」と伝えた後、ロシアテレビは「アレッポでは作戦行動は最終段階に入った。アレッポの解放を今か、今かと待っている。」と伝えた。ロシアテレビは「トランプ氏は次期米国務長官にティラーソン、エクソンモービルCEOを指名した。氏はプーチン大統領と親しい間柄だ。ロシア最高勲章を北極海油田開発などの貢献で受賞した。ロシアとアメリカとの関係改善が期待されるが米上院での承認は難航が予想されている。」と伝えた。英BBCは13日英議会でジョンソン外相はシリア情勢に英国は見るべき対応をしてきていないと非難された。ジョンソン外相は「シリアの上空を英軍機が飛べば反政府軍の標的にされる。」と答弁したと伝えた。13日米北部を大雪が襲った。ワシントン、NYはマイナス9℃を記録した。(了)

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12月18日の臨床実践塾講習内容を更新しました

2016-12-13 16:52:21 | 診断即治療と虹彩学
講習内容は こちらから どうぞ!

(⌒_⌒) (⌒_⌒) (⌒_⌒) m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m 

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FOMC会合控えてNY市場様子見、OPEC減産合意でNY原油(WTI)一時バレル54ドル台

2016-12-13 12:06:40 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「韓国で鳥インフルエンザが全国規模で流行、1,000万羽が殺処理された。黄教安臨時大統領がようやく動いた。政治レベルでは初めて。さらなる感染拡大を防ぐため、インフルエンザ発症ニワトリ農場から人の移動などを禁止する。一部人への感染報告が出ている」と13日朝放送の韓国KBSが伝えた。一方、カタール、アルジャジーラは13日朝の放送で「アレッポでの政府軍は政府軍支配地域の90%をほぼ制圧した。ただ、人間の盾として子供4万人を含む10万人の一般市民が取り残されている。」と伝えた。同日朝放送のロシアテレビは「反政府軍は31ヘクタールに地雷を敷設している。2,389発の地雷をロシア軍は処理した。」と伝えた。英BBCは「アレッポで政府軍支配地域が拡大した。10万市民の脱出は全く進んでいない。」と伝えた。

12日、NY原油(WTI)先物が3連騰、一時バレル54ドル台まで上げた。利益確定の売りが出てバレル52.83ドルで取引を終えた。12日付けブルームバーグ電子版でMarkShenk記者は「ロシアなど非OPEC加盟国が来年の減産に合意したこととサウジアラビアが一段の減産の用意があると発言した。サウジの発言は予想外だった。その為相場は反発した」と書いた。13日朝放送のロシアテレビは「原油価格が値上がりした。ロシア株価が12日3.4%値上りした。ロシアルーブルが対ユーロ、対ドル共に値上がりした。ロシアに海外から大量の資金が入ってきている。」と解説していた。12日のNY株式市場ではFOMC(米連邦公開市場委員会)会合を控えて様子見気分が強い中、NYダウは小幅39ドル高、19,796ドルで取引を終えた。NY外為市場では急激なドル上昇にブレーキ。1ドル=114.92円、1ユーロ=122.20円で取引された。ドル反落でNY金はオンス1,163.50ドルへ小幅反発した。

13日朝のNHK/BS「ワールド・ニュース」で香港TVB、シンガポールCNA,豪ABCがトランプ次期米大統領の中国発言に中国は反発していると時間を割いて報道した。香港TVBは「トランプ氏は貿易などの問題で中国が解決しなければ一つの中国という立場は受け入れられない。台湾の蔡総統からお祝いの電話をいただいた。中国からとやかく指図される問題ではない。中国は北朝鮮問題では何も役割を果たしていない。南シナ海問題を自ら起こしていると話した。これに対して中国外務省報道官は「一つの中国は中国の核心的利益である。慎重に発言してもらいたい」と話した」と伝えた。一方、ドイツZDFは「次期国連事務総長に元ポルトガル首相で元国連高等弁務官のグテレス氏が就任した。パン事務総長は淡々と話す。グテレス氏は力強く話すタイプだ。拒否権発動など国連の制度そのものの改革もある。国連はいまシリア問題、地球温暖化問題、難民問題など多くの未可決問題を抱えている。氏への期待は大きい。」と解説していた。香港TVBは「行政長官選出代議員733人のうち香港民主化賛成派が325人選ばれた。注目される。」と伝えた。ドイツZDFは「放射性廃棄物処理に日本円換算2兆8,000億円を国が責任を持つことが12日議会で決まった。これに伴いドイツは2020年に原発廃止が確定した。」と伝えた。スペインTVAは「勤務時間を午後6時で終了することが議会で可決された。家族には朗報だろう。」と伝えていた。(了)た。

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きのうの患者さんを新しい診断法で診断した (12月18日の臨床実践塾)

2016-12-13 10:14:15 | 診断即治療と虹彩学

脊椎の捻れを検査する方法



昨日は休診日でしたが、「仙腸関節がひどく痛む」と言うので、来院してもらった。
※たまたま私の時間が空いていたからです。

問診をしてから、脊椎診をしたら、腰部で「く」の字のように曲がっている。
七星鍼法で診断すると、「肝」からの経筋腱収縮牽引です。
脈診でも「肝虚」がありました。
一瞬、どのテクニックを使おうかと考えたのですが、昨日ブログに書いた診断法で診断することにしました。

しかし、あまりに痛そうなので、先に痛みを取ることにしました。
最初に腸骨の左右の前屈・後屈を確認したら、左の腸骨が出ていたので、そのまま腸骨を調整しました。
そして、「うつ伏せに寝ることはできますか?」と聞いたら、「何とか」と言ってうつ伏せに寝てくれた。
しかし、辛そうです。

そこで、生物力学療法で「軽く」治療しました。
時間にしたら、何秒です。

なぜ「軽く」なのかと言うと、先に詳しい診断をしたかったからです。
詳しい診断とは、脊椎診で脊椎が歪んでいるのはわかっても、腰痛の原因になっているのが、腰椎なのか胸椎なのか頸椎なのか、そしてそれは脊椎の何番なのかを診たかったからです。

痛みが緩んだのを見て、「仰向けになれますか?」と聞くと、「なれます」というので、そのまま仰向けになってもらった。
そして、上の写真にあるような左右捻転の動きをしたもらいました。
右には床の近くまで倒せるのですが、左は45度も倒せません。

そこで腰椎なのか、胸椎なのか、を判断し、何番目なのかを想定します。
胸椎の11番目と想定したので、「肝」ということがわかります。
脊椎診は 昨日のページ をご覧ください。
念のために付け加えておきますと、脈診でも「肝虚」が出ていました。

そこで治療です。

胸椎11番の右側に異変のあることはわかったので、肝経の井穴である「大敦・だいとん」を使おうと思ったのですが、この方は鍼が苦手な方でしたので、指を使いました。
しかし、指を使って井穴で取るよりも、直接11番を動かしたほうがいいだろうと思い、背中の下に手を入れて直接11番辺りを刺激しながら、立てた膝を倒してもらいました。

すると、先ほどまで倒れなかった膝が、スーッと倒れていくのです。
この方は、そうなることを想像してなかったので、キョトンとした顔で私を見ていました。

「楽に動くようになりましたね」と聞くと、

「はい。なんでですか? えっ?」と質問が返ってきました。

「う~ん、胸椎に歪みがあって、それが腰痛を起す原因になっていたようですよ」と言うと、

「仙腸関節じゃないんですか?」と聞いてきた。

「直接的には仙腸関節ですが、大元の原因が胸椎にあるわけです。だから、大元を治さなければ、いつまでも腰痛は続きますよ」と言うと、何かが爆発したように、

「そうなんです。私、ほんとにいろんな病院や治療院に行きましたよ。大きな病院でMRIも摂ったし、いろんな鍼灸院や整骨院にも行きましたよ。だけどいつも、腸骨の左右が捻れているから治すのは難しい、無理かも知れない、と言われました。先生、これって治るんですか?」と聞いてきました。

「治りますよ。今、簡単な調整だけで楽になったでしょう」と言うと、寝たままコクンと頷いていました。
それから、もう一度脊椎11番を調整して、その状態を維持させるために、かる~く鍼をしておきました。

次の治療は2週間後に予約を入れて帰っていただきました。
2週間後となると、「そんなに空いていいのですか」と言う患者さんも多いのですが、私の所はずっとそのサイクルを基本にしてきたので、2週間後で大丈夫なのです。
もちろん、その間に痛みが出たりすれば来てもらうようにしています。

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井穴と脊椎の関係を応用した脊椎診断法 (12月18日の臨床実践塾)

2016-12-12 15:45:07 | 診断即治療と虹彩学

脊椎への七星配置



井穴



七星論での脊椎診は、脊椎を七星に分類し、背部からの触診で胸椎何番とか、腰椎何番という診断法でした。
この場合は、触診に慣れた人でないと的確な診断はできませんでした。

そこで今回、脊椎と井穴(指先にあるツボ)の関係を利用して、新たな「脊椎診」になる方法を考えてみました。
前回の臨床実践塾で予告をしてありましたが、井穴を使うことで、問題のある脊椎と臓腑の診断ができるというわけです。

上のイラストは、七星論での脊椎への七星配置図ですが、これを見ていて、井穴を思い出しました。
各指先にある「井穴」は、臓腑と繋がっています。
則ち、井穴も七星に分けられるわけです。

脊椎も七星で分けてある。

井穴も七星に分けられる。

では、脊椎の七星と井穴の七星はどのように繋がるのか。

答は簡単です。
七星論を学んだ人はすぐわかると思いますが、身体各部に配置した七星は、全て繋がりがあるので、脊椎でも井穴でも繋がるわけです。

どのようにするかと言いますと、例えば腰痛の患者さんがいたとします。
その場合、腰椎の何番、あるいは胸椎の何番が歪んで腰痛を起しているかを検査する事ができれば、そこを狙って治療すればいいわけです。

治療方法で簡単なのが「骨格矯正鍼」で、骨格矯正鍼は基本的に「腰腿点」を使うのですが、明らかに腸が原因とわかる場合は、「合谷」でも腰椎は矯正されます。
勿論、合谷を指で解しても治せます。
つまり、経絡を使っても骨格矯正ができるというわけです。
難しいのは、的確に原因となっている臓腑の経絡を選ぶ事です。

そこで、その難しい経絡を選ぶのに、脊椎を動かして検討をつける方法を考えたのです。

脊椎の捻転と井穴を触ってやるのですが、文章では表現しにくいので、実践塾で実技をしながら解説します。

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外反母趾の治し方 (12月18日の臨床実践塾)

2016-12-11 12:31:35 | 診断即治療と虹彩学

もしも肝臓が傷んだら



この絵は持論の『経筋腱収縮牽引理論』で、これも詳しくは 『人体惑星試論奥義書』 に書いたものです。
解説はホームページの 「経筋腱収縮牽引理論による診断」 をご覧ください。

外反母趾で痛みが出るのは、足の親指の内側で、そこには経絡でいう「脾経」が通っていますので、脾経の病と思いがちです。
それは、「病は経絡上に現れる」という表現があるからだと思いますが、それは東洋医学的な考え方です。

症状が現れる場合は、現代医学的所見と東洋医学的所見があり、全てが現代医学的と考えたり、全てが東洋医学的を考えたりするのは、治療を長引かせたり、治せなかったりする可能性が高くなります。

ちょっと解剖を見てみましょう。


この母趾内転筋は、二頭筋で、二股に別れ、それぞれ縦アーチ、横アーチを作るのにも貢献しています。
そして母趾を内転する作用を基本として、母指が外転、外反するのを防いでいます。つまり、外反母趾を防ぐ働きをしているわけです。
この筋肉は深層筋ですので、直接の触診は不可能ですが、母指の内転方向に力を入れた場合に、足のアーチが形成され、縦方向及び横方向に膨らむ筋腹を確認することが出来ます。

お分かりになったでしょうか。

外反母趾が出るのは、解剖学的には母指内転筋が大きく関わっているのです。
しかも、その母指内転筋の位置を経絡で観ると、「肝経」になるのです。
ですから、脾経で治療するよりも肝経で治療した方がいいのです。

さて、なぜ、外反母趾になるのかと言うことですが、それは上のイラストやホームページの「経筋腱収縮牽引の原理」で説明するように、大元が肝臓にあると考えている分けです。
ですから、外反母趾が痛んでいるときに(痛んでいるときに治療院にわる方はあまりいませんが)、肝経や肝臓部への治療で痛みを治めることができるのです。

脾経では治められないのも特徴と言っていいと思います。
理由は、肝臓や腎臓は硬くなる臓器ですが、脾臓膵臓は緩む臓器だからです。
つまり、肝硬変とか腎硬化症というのはあるのですが、脾臓や膵臓にはそのような硬くなるイメージの病名はないはずです。

最近、久しぶりにクラニオセイクラル・オステオパシーの講習を受けてきましたが、そこで効果的は外反母趾の痛みの治め方のヒントを得て来ました。
指を当てておくだけです。(笑)

怒らないでくださいね。
ほんとのことですから。
こんなことで人の筋肉は動くのです。
それがオステオパシーの面白いところで、最近ではオステオパシーの手法を使った治療法が多くなってきました。

ただ、エネルギー療法と一緒で、「戻りやすい」という欠点はありますので、そこに鍼灸をプラスすることで再発率を下げていくわけです。
しかし、外反母趾の場合は、外部から行なう治療だけでは治せない可能性があります。

理由は「経筋腱収縮牽引」の原理で考えてみてください。

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トランプラリー継続、NYダウ142ドル高、6連騰、NY外為市場、米長期金利上昇、日米金利差拡大で1ドル=115.36円

2016-12-10 10:32:53 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「残業手当から発電所の排ガス規制に至るまで大規模な規制緩和が期待されるトランプ次期政権に米企業は大歓声を上げている」と9日付けWSJ紙電子版でNickTimiraos記者は書いた。一方、トランプ氏は8日、アイオワ州で開かれた集会で演説し「中国をルールに従って行動させるためには米中の緊張が高まる事もいとわない姿勢を見せた」と9日付けWSJ紙電子版でPeterNicholas記者は書いた。「トランプ氏は習近平国家主席に近いアイオワ州知事、テリー・ブランスタド氏を駐中国大使に指名して対中国強硬姿勢に探りを入れようとしている」と9日付けWSJ紙電子版でTe-PingChen記者が書いた。9日放送の中国CCTVで陸報道官は「ブランスタド氏の駐中国大使指名を歓迎する」と伝えた。

週末9日のNY市場ではトランプラリーが継続、NYダウは142ドル高、19,756ドルで取引を終えた。欧州株もイタリア株以外は続伸、NY市場は欧州株高の流れを引き継いだ。9日付WSJ紙電子版でSimonNixon記者は「ユーロ圏の最大の試練は、イタリアではない。ギリシャだ。」と書いた。米債券が売られ10年物米国債利回りが2.466%へ上昇、ドルが買われ、1ドル=115.36~44円、1ユーロ=121.66~77円で取引された。NY原油(WTI)はOPEC会議期待からバレル51.49ドル、NY金はオンス1,159.40ドルへ反落した。10日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」〈経済情報〉出演の三菱東京UFJ銀行、栗原浩史氏は「来週のFOMCでイエレン議長の米長期金利上昇の見解を注目と話した。

10日朝放送の韓国KBSは「韓国議会は9日、朴槿恵大統領の弾劾訴追案を賛成234,反対56,棄権2票で可決した。黄教安(ファン・ギョアン)首相が暫定的に国政に当たる。」と伝えた。テレビ画面には「朴は即刻辞めろ」と叫ぶ姿、「朴を刑務所へ送れ」などと口々に叫ぶデモ隊の様子を映していた。中国CCTVは「陸報道官はアメリカは台湾政策にもっと慎重にあるべきだと述べたあと『朴槿恵韓国大統領に対する弾劾決議が韓国議会で可決した。来年3月に大統領選挙が行われる見込みである。韓国のサード配備には中国は断固反対だ』と述べた」と伝えた。シンガポールCNAは「朴槿恵韓国大統領の弾劾決議が可決された結果大統領としての職務が停止した。1000人のデモ隊は喜びの声を上げた。朴大統領弾劾デモには韓国全体で1,700万人が参加した。朴大統領は弾劾決議のあと「事態を深刻に受け止めている」と謝罪した。」と伝えた。

10日朝放送の英BBCは「WADA(世界反ドーピング機関)の委託を受けてロシアの反ドーピング疑惑調査官のマクラーレン氏は「不正は2011~15年の間、1,000人以上の選手が関与していた」と伝えた。ドイツZDFは「マクラーレン氏は反ドーピング疑惑に国家が関わっていたと発表した。今回は二回目の発表であるが第一回目から目新しい内容はなかった。」と伝えた。国営ロシアテレビは「ロシアは反ドーピングに取り組んでいる。ロシア以外の国をなぜ調べないのか理解できない。」とロシアスポーツ連盟スポークスマンが語る様子を映した。バンデランテスは「コロンビア飛行機事故の捜査が開始された」と伝えた。(了)

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