速効療法のつもりが3分ほどかかってしまった
昨日、朝一番に三重県から来られた患者さんがいました。
話によると、「7年ほど腰と足の痛みに悩まされている」とのことでした。
7年も同じ症状で苦しんでいたとは‥‥。
もちろん、いくつもの病院や治療院へ行かれたようでした。
診断の後、「大したことはない、すぐ治るわ」と、内心では考えていました。
そして、痛みのあるところから治療をしました。
「座骨神経痛」というのは、多分病院で言われたと思います。
「座骨神経痛」という言葉自体、曖昧な病名ですが、他の病名が付けられてない、ということは、レントゲンでも、CTやMRIでも診断が付かなかったということだと思います。
1分もあれば痛みは取れる、と考えていたのですが、鍼が4本も曲がるほど時間がかかってしまった。
おそらく3~4分はかかったと思います。
ただ、「年季の入った症状は、こういう変化が起こっているんだ」と思う事がありました。
そして、鍼の後、
「ベッドから降りて確認してみてくれませんか」と言うと、ベッドから降りて、床に立ち、
「ああ、全然違います。体が真っすぐになっています」と言っていました。
かなり嬉しそうで、
「今度いつ来ればいいですか?」と質問していた。
ここのところちょっと忙しいので、「来週も」と言われたら困るので、
「2週間後にどうですか?」と、2週間後の予約を促した。(^_^;)
で、2週間後に来る事になりました。
それにしても、表現は悪いのですが、「しぶとい症状」でした。
だから、痛みもかなりひどかったと思います。