先週3日の朝刊に、この春の大学卒業生の2割が就職も進学もできていなかった、という記事が載っていた。僕らの頃はどうだったか知らないが、若い衆も大変だな、と思う次第。
その朝日の記事によれば文系が相対的にその比率が高く、法・政治が3割弱。ツブしが利く、と言われていたものだが、状況が変わってきているようだ。
理系は専門的な分、進路も明確なのか。
ところで、大学の主な学部というのは次の10くらいだと思う。文系/理系、それぞれ並べてそのイメージを書くとこんなものだろうか。
医/法 さばく
薬/経済 おさめる
理/文 とく
工/国際 きずく
農/教育 そだてる
高校までの主要5学科について言えば、国語と数学と英語がベースにあって、その上に理科と社会が乗っかっている、というイメージだろうか。そして理科を究めると上記学部の理系になり、社会を究めると文系に。(もちろん国語を究める国文学科や数学を究める数学科というのもあるが)
そして英語はともかく、小学校・中学校では国語と数学をしっかりやるのがよろしかろうと思う。
ついでに言うと、問題解いていて、すぐに答を見たり人に聞いたりするのが、昔から嫌いだった。ずーっと自分で考えていたため、時間掛かって仕方なかったが。
子供に勉強を教えていると、よく「習ってないから分からない」ということを言われる。習っていないから勉強するんだ、習っていないことを知るのが楽しいんだ、と思うんだけどね。
社会に出れば習っていないこと、教わっていないことをやるはめになるのはよくあること。誰もやったことないのであれば、間違ったって構わない。むしろ新しいことに挑戦したということで、高く評価されるに違いない。
新しい国内ルールの海外への説明など、僕もよくそういう場に行かされるが、このような考えでやっているから、多少失敗したって何てこたあない。
さてさて、就職も進学もできない人たちは気の毒ながら、理系の方が進学率&就職率高いのは、理系出身の僕としては嬉しいところ。日本も〈経済大国〉であるより〈技術立国〉であるべきだろうと思っているし。