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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

ネイマール・メッシ・マラドーナ

2014-07-13 10:13:16 | サッカー
  
 ネイマールがいないとはいえ、ブラジルが7点も入れられるとは思わなかった。キャプテンでもある守備の要・チアゴシルバが出場停止だったのも災いしたか。(ブラジルサポーター可哀想…)
 あと2センチずれていたら下半身不随になっていたそうだが、そうならなくて本当に良かった(サッカーの神様に感謝)。人間的にもひと回り大きくなって、帰ってくることだろう。

 そう言えば、日本が初戦でコートジボアールに失点した時も、キャプテン・長谷部はベンチであった。
 失点してシュンとなった際、彼らみたいに手を叩きながら味方を鼓舞する選手は、やはりピッチ上には必要と思われる。いかにテクニックに優れていようと、チームプレーである以上はチームをまとめる術も心得た人間がいないと。
 これは何もスポーツに限らない。専門的に優れたメンバーが揃っていても、全体的に指揮する人間はやはり必要。専門家は時に「専門外のことは知らんよ」となってしまうし。
 ブラジルの選手たちが「わしゃ知らんよ」となったかどうかは、知らない。ただ、世界トップレベルのブラジルでさえガタガタになるのであれば、我らが日本代表が続けざまに2失点したのも無理からぬこと。(人間が共同で作業する限り、そういう落とし穴は付き物なのかも)

 3決でも、立ち直れないブラジルは敗れてしまった。4位という成績は立派なものだが、優勝を目標としていたブラジルとすれば、完敗2戦で終わったのは無念の極みだろう。選手に監督、そして国民のメンタル面も心配になる。

 さてこのひと月間、寝不足になりながらも充分楽しませてもらった。優勝はドイツが堅いところだが、メッシにもあのトロフィーを掲げてもらって、英雄マラドーナに並んでもらいたい。1990年イタリア大会のような悪質なファウルは、もうないはずだし。(悪質なファウルが当時なければ、マラドーナもあれほどグレたりはしなかったろうに)
 どちらが勝ったにしても、「やはりドイツ」「やはりメッシ」ということになるのだろうと思う。(そう言えばメッシって、爆笑問題の田中に似てるよね) 

 それにしても、W杯中継ではたっくさんの美女から笑顔や投げキッスを受けることができた。これはこれで、ありがたいこと。
 〔写真はNHKの sports onloneより〕

コメント
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