劇団ひとりの映画『青天の霹靂』で、主人公(大泉洋)が40年前にタイムスリップする場面がある。昔のその街並みが出てきた時、「ああ懐かしいなあ」となった次第。
もちろん映画内の舞台・浅草の40年前のことは直接知らないけれども、当時の雰囲気はよく分かる。モウモウとしたタバコの煙、乙類だったか焼酎の匂い、汲み取り式便所の臭い、等々。パソコンもスマホもなく、今思えば何かと不便な時代だった……しかしもう二度と来ない。
ついでに言うと、親に押さえ付けられていた子供時代、大学受験で大変だった高校時代も、もう二度とないだけに、これまた懐かしいこと。
昭和で思い出されるものを、思い付くまま挙げてみる。
ひょっこりひょうたん島、サンダーバード、タイムトンネル、宇宙家族ロビンソン、ウルトラマン、アポロ月着陸、大阪万博、ダッコちゃん、フラフープ、メンコ、ブリキのおもちゃ、刑事コロンボ、カーペンターズ、ノストラダムス、井上陽水、ユリ・ゲラー、…。(昭和を生きた人であれば他にもたくさんあるはず)
そうそう、大分県の豊後高田市に「昭和の町」という所があるそうだ。ちょっと遠いけれども、一度行ってみたい。(冒頭の写真も当該HPより)
ところで今の“平成”も、きっとのちのち懐かしく思い出されるんだろうね。