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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

仕事はいろいろあれど

2015-04-05 17:40:25 | エッセイ
 またまたテレビの話題で恐縮ながら、大河ドラマ『花燃ゆ』で久坂玄瑞が医者の道を捨てて武士を目指すという場面があった。

  治:今の警察や軍隊に当たる武士は、戦あるいは治安に携わる。
  療:医者や薬師はもちろんこれに関わる。
  祈:僧侶や神父はこれに当たる。
  作:ビルや自動車や掃除機ほか、モノ作り。
  衣:衣料品、クリーニング店、アパレル、ファッション関係。
  食:食品会社、食堂、ファーストフード店、居酒屋も。
  住:住宅業者、畳屋、木材店。
  運:運転手、車掌、パイロット、キャビンアテンダント。
  教:教師、講師、教授。
  楽:テレビ、ネット、パチンコ、スポーツ選手。
 …ほかにもたくさん。ちなみに僕は、薬関係の仕事だから「療」かなあ。

 新年度、社会人になった人も多いだろうし、異動で職場が換わった人もいることだろう。
 世の中に「仕事」と言えるものは多々あれど、それぞれに社会に対しての役割がある。上に挙げたものはその一部であるが、何かしら世の中に役立っているに違いない。

 そうそう“employability”という言葉を最近知った。意味は「雇用され得る能力」であるが、要は「自分のウリ」である。どんな業界に入ろうがどんな会社に入ろうがどんな業務に付こうが、元気なり要領の良さだったり誠実さや資格・語学力だったり、自分なりのemployabilityを持っていさえすれば、ということらしい。
 




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