久々に訪れた場所がすっかり様変わりしてしまっているのは、よくあること。
静岡市内の国道1号線を実に久しぶりに通った。柚木・長沼・古庄といった辺り、30年前は確か鉄工所なんかが並ぶ渋い場所だったのだが、東静岡駅が出来たり「MARK IS 静岡」なんて大型ショッピングセンターが立ったりして、おしゃれな一角になってしまった。
学生時分に住んでいた所も回ってみたけれども、家賃月1万円だった下宿は小ぎれいなアパートになっており、近くの川もきちんと整備されていた。
誰に了解を得なければいけないということは決してないけれども、変わっちまいやがって、というのが正直なところ。
これは、人でも同じことが言える。年取るのは仕方ないにしても、テレビや何かで昔の憧れのアイドルがすっかり老け込んでしまったのを目にしても、やはり同じように思う。まあこれはお互いさま。
ただ、これから何十年も生きていくとなると、まだまだいろいろと「変わっちまいやがって」と感じることは多いんだろうなあ。
とは言え、ここ数年間の街の絵なら、今はGoogleのストリートビューで見ることができるのは、救いと言えば救い。さすがに30年前は無理としても。
