どういう流れだったか、高校生の娘と話をしているうち「ホルモンのせいで、女にはひと月のうち周期的に4つの気分がある」という内容になった。曰くそれは、幸福・不安定・明朗・攻撃的、なんだそうだ。
ひと月のうちに四季を迎えるようなものだと思ったが、そう言えば娘にしろ会社の若い子にしろ、きのう不機嫌だったのに今日はいやに上機嫌だというのはよくある。
甘い物は人を幸せにすると言う。おそらく、だけれども、女性は不安定含めた気分の波を抑えるため、甘い物を欲しがるのではないか。
一方、男はそれほど気分が変わるということはあまりない。女性と比べれば至極単調と言ってもいい。だからおそらく逆に、気分の変化を求めて酒を飲むのではないか。アルコールの力を借りてハイになったり、二日酔いで落ち込んだり…。
気分の変化が少ない分、指導者なり政治家に男が多いのはある意味自然なことなのかも知れない。
アメリカのヒラリー夫人が大統領を目指すそうだ。ガラスの天井を打ち砕いてもらいたいとも思うが、気分の波で世界を動かすことだけはご勘弁を。
…女は甘党、男は辛党、という話でした。もちろん一般論ながら。
〔写真は、メゾン・スヴニールというお店のHPより〕