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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

遊び心

2021-05-16 07:19:35 | エッセイ
 
 
(少々自慢めきますがご容赦を)
 製薬工場で品質の総責任者を長年やっているもんだから、堅いことばっかり言っているしやっているし、ここに書く内容もカタいものになっているんじゃないかと思う(「職業病」と言うのか)。とはいえ、生きていく上でいくばくかの〈遊び心〉は持っていた方がいいはず。でないとヤボになってしまうし身の周りギスギスしてしまうし、自分自身の健康も損ねてしまうような気がする。
 自分で言うのも何だがまあまあ重要なポストなので、難しいこと言い出せばキリないし、時には若い衆たちが〈忖度〉して動いてくれることもままある。
 だから余計、またこんな時代だからこそ〈遊び心〉は必要だなあ、と思う次第。真面目なだけでなく、ふざけてるだけでなく。マジメーに議論だけしているよりも、そんな中ちょっと冗談でも言って場を和ませるのって、いいと思う。(モテる男の条件の一つとして「余裕があること」というのがあって、それと一緒かも)

 ところで「この人は遊び心持ってるなあ」と思える有名人を、ちょっと挙げてみる。
  ・さだまさし(歌手):歌は至って真面目なんだけど『雨やどり』とか遊び心に溢れている。
  ・堤真一(俳優):この人が出ると力が抜けていい感じになる。
  ・中村憲剛(元サッカー選手):プレーはもちろん素晴らしいがゴールした後の「ゲッツ!」とか。
  ・ハラミちゃん(ピアニスト):ニコニコしながら超絶技巧をやってのけるのはスゴい。
 そして何と言っても、
  ・所ジョージ(タレント):丸ごと〈遊び心〉

 仕事で、例えば文書や作業のミスを見つけてしまった場合でも、その担当者に「ごめんね、いじめるつもりはないんだけど」とか「まあ実害はないんだけどね」とか言ってあげれば、リラックスしてやってもらえるんじゃないかと思う。
 〔写真は、どっかの国の掃除機の広告〕  

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