指を切るかもしれないからって、包丁使うのをやめる話にはならない。
感電するかもしれないからって、電気の使用をやめる話にもならない。
副作用出るかもしれないからって、薬の服用をやめる話にもならない。
墜落するかもしれないからって、飛行機に乗るのをやめる話にもならない。
事故が起きるかもしれないからって、クルマの運転をやめる話にもならない。
感染防止を(ある程度)徹底したうえで、観客入れて大相撲なりプロ野球なり開かれているんだから、東京オリンピック/パラリンピックだって、できないことはないはず。
リスクをどう見積もるかだし経済損失やら賠償金やら難しい面もあるようだが、きっときっと感動的ないい場面がたくさんあるだろうし、それは金額に換算できない“priceless”と言えるんじゃないか。
死者が出たらどうするって、それは電気やクルマと同じこと…だと(身近に感染者のいない僕は)思うんだけどね。
いずれにしても判断難しい問題。「なーんだ、何とかできたじゃないか」となるか「ほーら、やっぱりやらない方が良かったね」となるか、あるいは「やっても良かったんじゃない」「やらなくて良かったね」となるか、現時点では誰にもわからないはず。
〔写真はYAHOO!より〕