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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

涙々の一年

2011-12-18 12:09:47 | 時事
 
 今年もあと2週間、涙にくれた一年だった。

 一体これは何なんだろうと思った、どす黒い津波が田んぼや家を飲み込む場面や、がれきの中に立ち尽くす少女の写真など、3月の東日本大震災は強烈だった。被災者のその後の状況なんか聞くと、泣けて仕方ない日々が続いた。
 7月には女子サッカーのW杯で、日本代表が世界一。嬉しいと同時に、けなげに頑張る姿にこれまた涙したものだ。
 その間の6月には、厳しいながらも子煩悩だった父が永眠し、昔の親不孝などが思い出されてやはり泣けた。

 そのほか、気になったニュース記事を列記しておく。
・1月、米国アリゾナ州で下院議員を狙った銃乱射事件で犠牲になった9歳の少女が、2001年9月11日生まれで「希望の星」のメンバーであった。
・4月、コートジボアール大統領選の混乱のあおりを受け、エサを与えられない動物園の動物たちが次々と餓死しているということ。ガリガリに痩せたライオンの姿が痛々しかった。
・5月、岩手県大槌町の庭師が、自宅の庭に会えなくなった人と話をするための「風の電話ボックス」を造った。
・6月、実は病気のために太ってしまった元ブラジル代表・ロナウドの引退試合
・6月、世界報道写真展にて大賞となった「鼻と耳をそがれたアフガニスタン人女性」。タリバーンの命令で夫によってなされたものだが、手術で再生したらしいとも。
・8月、ファスナーの金具型をした遊覧船が、浜名湖にお目見えした。

 ところで、ジョン・レノンや尾崎豊が生きていたら、この大震災に際し、何か心に響く曲を作ってくれたかもしれない。
 


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