その昔「品質保証担当」という職も務めていたため、神戸製鋼所の検査違反の報道でこの言葉が出てきた際はパッと目に入ってきたもの。
日産自動車にしろ、発覚/報道された以降も違反が続いていたとのこと。「けしからん!」というのが大方の見方とは思うが、そこにはやむにやまれぬ事情があるに違いない。(神鋼や日産の回し者ではありません、念のため)
製薬の世界でも、人のミスがあったり機械が不調だったり原料が入らなかったりと、なかなかうまく行かなくて困ることはある。その都度関係者集まって何とか対応をとっているところ。
そこには〈金儲け〉のため、という意識はなく、何とかいい製品を出して行こうという、言わば涙ぐましいものがある。よく漫画にあるような「ヘッヘッヘッ…」というような笑いは、ない。
決して許されるものではないが、色んな詐欺を働くヤカラたちも迷惑メールを発信している奴らも、うまく行くかどうかいつ捕まるかハラハラしながらやっているのだろうし、ヘラヘラ笑いながらやっているわけでもないのだろう。
最近は鳴りを潜めているが、ミサイルを飛ばす某K国の指導者だって、国家を守るため体制を守るため、一生懸命/真面目/真剣/必死にやっていのるに違いない。それはそれで、大変なんだろうと思う。
…また話が大きくなりました。(弁護しているわけではありません)
そうそう、現在僕は品質の責任者をやっているため、社内外問わず文書の最後にサインをすることも多い。
この年になって、若い子から「サイン下さい」と言われるとは思わなかった…とサインもらいに来た子たちによく冗談言っている。