戦後最大と言われる経済危機はまだ続いており、あのパナソニックやソニーも今期は何千億円もの赤字になるそうだ。たしか1兆円という利益を上げていたはずのトヨタも、5千億の損失とのこと。
静岡県も西部から中部にかけては自動車関連の会社も多く、僕の知り合いも週休3日とか4日とか言っている。「掃除やら整備ばかりですよ」なんて言っているが、それはそれで大変だろうと思う。
僕らの業界はさほど景気に影響されない代わり、こまごましたことに振り回されて、毎日が過ぎてゆく。忙しくてならないのだが、不謹慎ながら、週休3日とか4日とか、ある意味羨ましい気もする。
ところで、今年も人事の季節となった。官公庁あるいは会社に勤めている人であれば、そわそわする時期だろう。
地位が上がる人もいれば、ずーっとそのままという人もいるだろう。上がった人に対しては、やっかみもあるかも知れない。
でもでも、上の人間というのはやはりそれはそれで大変なのだろうと思う。地位が上がると給料も上がるのは、それだけ大変だから。「偉くなって、給料上がって、いいよなあ」というのは一面的な見方。
「あんな大変な仕事を引き受けるには、あれくらいの給料はもらわないと」というのが正しい見方だろうと思う。
も一つ言うと、ウチの会社でも世代交代というのか、いわゆる団塊の世代が定年退職の時期を迎え、今まで各部署をまとめてきた先輩たちがポストから外れつつある。その分こちらにもお鉢が回ってくることになるのだが、まあ大変大変。
ますます忙しくなりそうで、仕事とそれ以外と、オンとオフとの切り替えをうまくやらないとやって行けないだろうと思っている。
でも考えてみれば、総理大臣にしろ一般の大臣にしろ、アメリカの大統領にしろ、やはりそれはそれで大変であるに違いない。
企業の経営者だって、商店の主だって、芸能人だって、スポーツ選手だって監督だって、景気はともかく大変であることに違いはない。それと、いわゆるリストラする人される人も。
そういうのに比べたら、まだまだ何とかできるんじゃないか、と。
みんな、メゲずにやりましょう!
そうそう、行き詰った時は、山や海など、大自然の中に身を置くといいらしい。僕も疲れたら、やってみようか。