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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

カゼの治し方

2007-01-14 09:16:51 | 実用
 冷たくなる大寒(今年は1月20日)の頃から、カゼ(インフルエンザ)がはやり出します。そこできょうは、カゼを治す方法というのを紹介します。

1.ひき始めは葛根湯
 くしゃみや鼻水が出て、寒気でゾクゾクする時、いきなり普通の風邪薬(総合感冒薬)は飲まない方がいい。体が菌やウイルスに対し熱を出して抵抗しようとしている時期だから、無理に熱を下げてはいけない。逆に、熱を出してくれるような葛根湯(かっこんとう)や生姜湯(しょうがゆ)を飲んで、温かくして寝ているのがいい。背中がゾクゾクする時は、ホッカイロを使っても。これが1日くらい。
 なお漢方薬は、食間(食事と食事の間。例えば10時とか15時とか)に飲むのがいい。
2.本格的なカゼには総合感冒薬
 それでダメなら、高熱やセキが出て、体もだるくなる本格的なカゼになるのだが、そこで初めて総合感冒薬の出番となる。
 食後にきちんと飲んで、温かくしていること。
3.長引いた時は小青竜湯
 熱も下がってだるさもなくなったのに、なかなかゼロゼロがなくならない、という場合がある。気管支が軽い炎症を起こしている状態。そういう時は、肺や気管支を温める効果のある小青竜湯(しょうせいりゅうとう)がいい。これも食間に服用。

 ただし菌やウイルスによっては、いきなりノドに来て高熱が出る場合もあるので、その時は2番からになります。
 人それぞれ体質も違うし、他にもいい薬があるのかもしれませんが、僕の経験によると、この方法はなかなかいいはず。もちろん、ひどい場合は医者にかかることをお勧めします。
 それと、手洗いやうがいは、ノロウイルス対策に限らず予防として必要なこと。また、できるだけ口で息をしないこと。それから、洟はこまめにかむこと。

 ただ一番いいのは、カゼひく時はひくのがいい、と考えること。体が休みたがっているのだから、休ませたらいい。

 ところで、世の中にカゼというものがなくなったら、仕事をサボったりする口実の一つがなくなることになります。「いやー、ちょっとカゼ気味で」なんてこと、言えなくなってしまう。
 だから、カゼの特効薬なんてものはできない方がいい。いや、すでにどこかで完成はしたけれども、世に出されず隠されているのかも。

追伸
 この年末も、ウイルスにおなかをやられてしまいました(家族の中でやはり僕だけ)。大晦日から1週間、太田胃散とビフィズス菌製剤と、それからヨーグルトを食べては、酒飲んでました。トホホ・・・


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