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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

七輪でお餅

2014-01-19 13:14:11 | エッセイ
 
 田舎だから出来るんだけど、年末から年始にかけて、庭に七輪を持ち出してお餅を焼くことにしている。(毎年大掃除の日のお昼も、お餅)

 拾っておいた小枝なんかを炭と一緒に燃やし、炭に火が入ったところで網を乗せて、と。
 もちろん焼きたてアツアツのを食べるがいいんだけど、焼く係というのが断然面白い。網にくっ付いた焼け焦げが何といってもウマくて、割り箸でこさぎ取りつつ味わうのがいいんだよねー。
 それから、焼けた炭に醤油をちょっと垂らした時の香ばしさというのは、日本人なら誰しもうっとりするものであるに違いない。
 子供たちにもこの楽しさを味わってほしいものだが、「外寒いからヤダ」とか言ってやろうとしない。(それはそれで、僕自身焼く係を楽しんではいる)

 その七輪、夏場は夏場でソーセージなど焼きながらビール飲んで、さながら「ミニバーベキュー」といったことをやっている。暑っつい時、ウマいんだなこれが。
 季節限らず、炎や炭火を見ているだけで癒やされる面は確かにある。ただ煙やにおいの強いサンマなんかは、近所迷惑になるんでなかなか…。
 

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