思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

?市民から市民へ ・ リング and ウエーヴ 武田康弘

2004-12-13 | 社会思想
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『市民―シチズンとは?』に対するワタヌキ氏のトラックバック、まことに的確だと思いました。

ほんものの教育―しっかり意味をつかめる頭と精神的な強さー自立の心を育てる教育―シチズンシップをもった市民を育てる教育をしなければ、民主制社会を維持し、発展させることは不可能です。個人的な「快」に留まる狭い精神では、個人も社会も共にエネルギーを失ってしまいます。

品位の低い即物主義―近視眼的な成果主義は、もとから人間を腐らせ、すべてを水泡に帰してしまうでしょう。いま何よりも必要なのは、大元、原理を知るー見据える営みです。

社会への複眼的でかつ批判的な視点をしっかりと持ち、育てることなしには、何事も始まりません。

自民党の天皇を元首にするという憲法改正案は、われわれの市民社会に対する挑戦―世界の良識に挑戦する犯罪行為です。こういう破廉恥な思想―国体思想をもとから絶たなければ、天皇主義で洗脳され、戦争で亡くなった方々の魂は永遠に救われません。( 『国のため?「国」とはなんでしょう』を参照して下さい )

市民から市民へ、市民=シチズンの良識のパワーで波を起こしましょう!輪を広げましょう!
『市民精神』の旗の下、エロース豊かな人間関係を広げていこうではありませんか。
21世紀に白樺運動ーリング and ウエーヴ
( 『エリート主義 VS 市民精神』を参照して下さい。)
2004.12.13






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