思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

MINIは終わったー BMW社のセンス低下

2008-12-13 | 日記
ついにMINIは、コンバーチブル(オープンカー)まで「新型」となり、インテリアは、大幅にデザインを悪化させてしまいました。

MINIのモデルチェンジは、製造コストを落とすことが主要課題であったと伝えられますが、
インテリアは、そのコストダウンの影響をもろに受け、従来のクラシック・モダンの上質な美しさが、ポップで単調なものとなり、各部材も工芸品のような味わいを失いました。

MINIから神秘が消えました。
カジュアルなのに高品位というなんとも【粋】なクルマは、ただの「BMW製の小型車」でしかなくなりました。
ドイツBMW社が、イギリスロ―パ―社がつくり上げた初代MINIのブランドイメージに挑戦し、21世紀の「伝説」を産み出そうという気概と緊張感ゆえの見事な成果は、それが予想をはるかに超えた「成功」となったことが災いして、アリキタリなものへと堕ちてしまったのです。

MINIは終わった、これが偽らざるわたしの気持ちです。
現行のMINIコンバチーブルを長く乗って、その後は電気自動車にしましょう。

☆写真は、現行のMINIコンバチーブル

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