今日、テレビ朝日で14時より90分間、「検証ー検察の大罪」が放映されました。
内容は、驚くべきもので、無罪を承知の上で、犯人に仕立て上げる検察官の異常な心理=現実が赤裸々に暴かれました。
大物を落とすことによる出世と快感。
ストーリーをつくり、脅迫的な取り調べで虚偽の自白に追い込む手口。
検察官に狙われたら最後、ウソの証拠をつくられて逮捕されてしまうという現実。
それらが、みな検察庁のもつ構造的な問題であることが、元検察官の懺悔と謝罪を通して浮き彫りにされました。
検察庁を監督すべき法務省が人事において検察官に支配されている現状は、民主主義の危機です。検察権力による独裁にストップをかけられるのは、主権者の代行者である国会のみです。国会議員の方々の奮起に期待します。これは超党派で取り組まなければならない極めて深刻な問題です。
武田康弘