思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

エロースの音楽家 ロリン・マゼール死去、ああ、残念!

2014-07-15 | 学芸

5月の来日公演を楽しみにしていたのに、ドクターストップでキャンセル。

そうしたら、一昨日急死の報。

昨年も83歳なのに100回以上公演していたとのこと、ただ病気のためではなく、ドクターストップで来日できず、との知らせの意味が分かりました。

いま、昨年発売のCD(演奏は2011年)「マーラー交響曲3番」を聴いていますが、こんなに面白い3番はありません。艶・色気満載、彼の追悼にはこのエロース溢れるマーラーこそふさわしい。

偉大な個性、カラヤンのような覇権主義のカケラもない「マゼール節」は、やはり神童→天才のもつ面白さ。

秀才の秀の字もないのがとっても気持ちいい。

自由と個性とエロースの指揮者、残るは、ジョルジュ・プレートルのみ。もう90歳くらいかな?

 

武田康弘

 

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