現在、非道を極めるイスラエルによるガザ地区への空爆と地上軍による殺人と破壊が行われていますが、
ここで使用されているパトリオットミサイルは、アメリカからイスラエルに輸出されたものであるのは、どなたもご存知の通りです。
武器輸出にあたり、日本政府は厳格審査を掲げますが、これは形だけのもので、議事録を含めてすべて非公開です。
パトリオットミサイルの基幹部品のアメリカへの輸出は、あっさりOKとなりましたが、アメリカからイスラエルなど他国への輸出も日本政府は「関係ない」とのことです。日本が輸出するミサイルの基幹部品の生産ラインはアメリカにはなく、パトリオットミサイルの製造は、日本からの部品の提供が不可欠とのこと。
今朝の東京新聞には、世界各国に積極的に武器を売り歩く「死の商人」としての安倍首相の実態が書かれていますが、安倍晋三という一人の権力者によって、平和国家は終わりを迎えたようです。
わたしは、こういう日本はほんとうに嫌いです。嫌日本政府。
それにしても、違憲の政府は恐ろしい。内閣で決めれば、どんどん実際が変わり、すでに違憲OK。憲法など関係なしで行政が進みます。国権の最高機関のはずの国会は、飾りでしかないのです。内閣による独裁的国家への道は案外簡単に進むものだな~~、と変な感心。ヒトラーの手法とまさに同じですが、われわれは、現代の歴史の生き証人。
武田康弘