超おすすめのショスタコーヴィチの名盤 CD(SACDハイブリット)です。
1・チェロ協奏曲第1番
2・ピアノ協奏曲第2番
3・ヴァイオリン協奏曲第1番
1: ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc) ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管
2: レナード・バーンスタイン(Pf/指揮) ニューヨーク・フィル
3: ダヴィド・オイストラフ(Vn) エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮) レニングラード・フィル
1と3は初演者による演奏ですが、もう黙るしかない超絶的な名演です。
1950年代後期のステレオ録音初期のものですが、すばらしい音です。鮮明でかつ聞きやすく、とても古い録音とは思えません。当時の録音水準の高さに驚かされます。
オイストラフの余裕感のある超絶技巧と艶やかなヴァイオリンには、感動を通り越して呆れるほどですし、ムラヴィンスキー・レニングラード・フィルの上手さと作曲者との一体性は言うまでもないこと。
ロストロポーヴィチも同様に凄い技巧と色気たっぷりのチェロです。オーマンディ・フィラデルフィア管のゴージャスな響きとピタリで、気持ちがよい。
バーンスタインは、弾むように軽やかで、かつ情熱的。オシャレな感覚で楽しく美しい。
いわゆる歴史的名演集ですが、美しい音で、とても新鮮に聞こえます。
フランス・パリ発の見事なCD(SACDハイブリット)です。何度聴いても、う~~ん、すばらしい。
武田康弘