千葉では小西さん(安倍首相を憲法問題で追いつめた若手)が当選してよかったですが、
東京は、期待の新星ー三宅洋平さんが入らず、とても残念です。
また、はじめから無理を承知で選挙に臨んだわたしの親友ー福嶋浩彦(鳥取・島根)は、安倍政権の危険性と新しい参加型の自治政治を訴えて、意味深い闘いでした。夏子夫人の死から1年半が立ち、沈んでいた当人の人生にも大きくプラスする選挙選だったと思います。鳥取、島根のみなさまに感謝です。どうもありがとうございました。
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自民党、公明党は予想通りの強さで、改憲を狙える議席に達しそう。
次の課題は、自民党の改憲案がいかに時代錯誤で、「個人」という概念を消す思想が近代市民社会の現実に合わないものであるかを明瞭に示すことです。
それは、思想ーフィロソフィの深い次元での闘いで、今までの日本にはなかった有意義な営みです。日本全体を人間味あふれる世界に変えることにそのまま繫がっています。
民主政=市民自治を進める改憲案を出すために、みなで憲法を勉強し、考え、新しい「日本市民憲法」の核心点を明確にし提示するのは、素敵なこと。創造的公共=公共的創造です。
政治があらたな時代に突入したのは、三宅洋平さんのような若くクリアーな平和主義者=共生主義者の演説でよく分かります。豊かな希望が生まれました。未来に向けて新しい政治文化を拓く闘いは見事で、勝ち負けを超えて燦然と輝いています。三宅さんに感謝です。どうもありがとう!!
国家主義ではなく、シチズンシップに則った民主政を生むのは、これからです。市民が主役という参加する民主政は、まだ国レベルでは実現したことがありませんので、息長く、楽しみながら、試行錯誤して、市民的公共世界=市民国家をつくり出しましょう。
みなさま、ぜひ共に!!
武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室・客員ー「日本国憲法の哲学的土台」を国会職員に講義)
武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室・客員ー「日本国憲法の哲学的土台」を国会職員に講義)